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コンプトン効果が可視光線でも成立しているならいわゆる色覚における意義は大きいと思います。脳における現象は別にして光を当てられた対象物体から網膜上に達する光の波長で対象物の色を完全に説明できるのでしょうか。

A 回答 (2件)

色覚は,基本的には分子構造レベルの励起のようですから,コンプトン効果のように古典的な弾性散乱に対応するモデルは考えにくいと思います。

コンプトン効果の影響は連続的ですが,光子のエネルギーを受け取る分子の励起は,純粋に量子力学的で「とびとび」の現象です。3つの錐体細胞の光検出分子の励起の数の大小によって,脳で合成される色覚があたかも連続的であるように知覚されるのだと思いますが,その検出のしくみは基本的に「デジタル」であるといってよいと思います。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=71223
http://www.realtime.bio.titech.ac.jp/study/rhodo …

この回答への補足

私の疑問は単純で「赤色」に見える物体に、例えば紫外線が照射されても「赤く」見えるようなことがあるのだろうかということでした。

補足日時:2011/01/14 10:13
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この回答へのお礼

ご教示ありがとうございます。補足を書きましたので何か教えていただければ幸いです。

お礼日時:2011/01/14 10:15

「コンプトン効果」も何も関係なく, 「脳における現象」を別にして「対象物の色」を説明することは不可能だと思う.

この回答への補足

網膜上に到達する、その色覚を与える波長をもった光は光源から出てくる、より短い波長成分がそれぞれ関与して作られると考えてよいかという意味でした。

補足日時:2011/01/13 13:25
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