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粘土鉱物をXRDで測定しました。
ピークの位置(2θ)が何の物質を表しているのか知りたいです。
今調べている限りでは 2dsinθ=nλを用いるということくらいです。
2θをλに変換して既知のデータと照合するという記述やdを格子定数に直すという記述がありましたが、

2θをλに直す方法
dを格子定数に直す方法がわかりません

かなりの初心者で勉強不足なのですが誰か教えてください。

A 回答 (3件)

何が既知なのかわからないと答えが難しいです。



dは格子常数に依存する面間隔です。dは結晶面にも依存します。
dは結晶学の面間隔を調べてください。  エックス線回折ですね。
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No1の方が回答されている通り、現在はXRDデータから物質の同定する場合、専用のソフト(定性分析、物質同定)とICDDのデータベースソフトを使用しています。


ソフト無しで同定する場合、これらのソフトが無かった時代の手動検索をするしかありません、これは結構大変な作業になります。

手順としては、
1、ピークの角度をd値に変換する(Webに変換ツールがあるのでそれが利用できます、2θ-d変換で検索してください)
2、各ピークの強度を相対強度に変換する。
3、ハナワルトインデックスブックで強度の強い3本のピーク(3強線)のd値と相対強度が一致するものを探す。
このハナワルト索引書が無いとどうにもなりません、図書館やXRDお持ちの方から借りる必要あります。
4、該当する物質が見つかったらそのファイルナンバーを、ICDD(ASTM)カードで探して全ピークのd値と強度が一致しているか確認する。
ICDDカードは紙で出来たカードの物と、CD-ROMのソフトになったものがあります。
おそらく大学の図書館等にあると思いますし、XRDで定性されている方はお持ちです。

純物質なら上記方法で同定出来ますが、サンプルが混合物だった場合は大変です。
見つけた3強線が同じ物質のピークで無い場合同定で来ませんので、3強線を選びなおして探すを繰り返して総当りで探さないといけません。
まずはSiやSiO2、Al2O3などの純物質を測定して、上記方法を練習してみてはいかがでしょうか?
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XRDはかなりの専門家でもデータベースに2θ値のグラフをぶち込んで物質の同定をしています。


解析する必要はあまり無いですね。
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