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ターボジェットエンジンの圧縮機やタービンなどの付け根にある軸がありますが
その軸はどのようにして支えられているのですか?

A 回答 (2件)

タービンやコンプレッサーと対になるステーター側にベアリングがあり、そこで支持しています。

ベアリングとしては回転することでオイルを封じ込める働きをするオイルスリンガーではさまれた、極めて平滑度の高い軸受けと軸の間に高圧のオイルを圧送し軸をオイルの中に浮かせて回す方式や、2重3重になったニードルベアリングなどで支えています。この際オイルは軸受けの冷却もかねていて、実際潤滑に必要な量の何倍もの量を流して軸受けやオイルが異常な高温にならないようにしていますし、場合によってはベアリングの回りに燃料を流して燃料でも冷却しているものもあります。

非常に大きな力が掛かった状態で高速回転するので、温度の管理ができないと金属部品のちょっとした膨張や収縮による寸法の狂いで軸受けが破損してしまう場合もあるので、とても高い精度で管理されています。
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先の方の回答と重複しますが、ベアリングで支持されています。

ベアリングには主に2種類あり、
コンプレッサー及びタービンローター推力を支える部分にはボールベアリング、熱膨張に因る
逃げを考慮しなくてはならない部分にはローラーベアリングが使われます。

ピストンエンジンの潤滑目的の主たるものが摩擦軽減なのに対し、ガスタービンエンジンの潤滑
の主目的は、このベアリングの冷却です。このため、ガスタービンエンジンはピストンエンジンと
異なり、各クリアランスが所定になる温度まで暖機する必要がありません。また、このオイルは
航空機用ガスタービンの場合は燃料との熱交換器(fuel-oil cooler、fuel heater)によって
燃料で冷却される方法が一般にとられています。回転部分はこのオイルで冷却・潤滑されますし、
振動軽減のために圧送されたオイルをベアリングアウターレース回りに送り、これにより60~80%
程度の減衰効果を得ています。
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この回答へのお礼

教えていただきありがとうございます。
とても、役立てそううです。

お礼日時:2011/02/11 23:51

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