クラリネットのリード ルピックについて

高校1年、クラリネット歴４年です。
今バンドレンのＶ１２を使用しています（マウスピースは５ＲＶ）
そこまで不満がこのＶ１２にあるわけではないのですが５６ルピックもなかなか良いという話をききました。
わたしは、明るいピュアな音よりも深い暖かい音を目指しています（両方できれば吹けるようになりたいです）

できればＶ１２も５６ルピックも吹いたことがある方にお答えしていただきたいです。
どちらのリードがより深くて暖かみのある音質だと思われますか？

No.1 ベストアンサー 回答者： Yorkminster 回答日時： 2011/02/20 01:01

クラ歴15年弱です。

一時期V12を使っていましたが、品薄のためにRICO（Grand Concert赤、後にグレー）に乗り換え、Peter Leuthnerに浮気して、最近はRue Lupicです。仕掛けは、マウスピースがM30、リガチャは石森の総銀製（猫に小判）、楽器はR-13を使っています。

さて、リードを変えて音色が変わるか。結論的にいえば、「銘柄だけでは決まらない」と思います。上手い人たちやプロの先生方も含めて、リードだけが音色を決めている訳ではなさそうです。

極端なことをいうと、楽器の音というのは「その人の音」なんです。自分の思い描いている「良い音」があって、楽器本体も、マウスピースも、リガチャも、リードも、それを実現するための手段の1つに過ぎません。

ですから、「V12のほうが深い音が出せる人」もいるし、「Rue Lupicのほうがまろやかな音が出せる人」もいて当然です。あるいは、私みたいにPeter Leuthnerとか、Alexander Willscherとかを使っている人もいます。プロの先生方も、「リードだけは決め手がない」と仰います。言い換えれば、「リードの銘柄を変えたぐらいで理想の音が出せるほど、楽器は単純ではない」ということです。

むしろ、「どちらのほうがコントロールしやすいか、無理なく吹けるか」のほうが大事です。個人差があるので、どちらが良いとは言えませんが、「自分に合ったリードで吹く」ことが理想の音に近づく第一歩です。

高校生だとリード代も負担が重いと思いますが、ある程度時間の取れるときにいろいろ試してみたほうが良いですよ。自分に何が合うかは、実際に吹いてみないと分かりませんから。他のクラの人と共同購入すれば、1人当たりの負担を減らしていろいろ試せます。

この回答へのお礼

ありがとうございました！！

お礼日時：2011/02/20 21:52