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原子力発電所を今後も利用していくと仮定した場合、より安全に稼働させていくためには何が必要なのでしょうか?具体的な対策から政府・電力会社・国民の意識まで回答の種類は選びません。

A 回答 (11件中1~10件)

まずは国民全体の知識の向上・教育が必要です。



今回の事態をみるとあまりにも稚拙な知識での判断や風評が目立ちます。
これは被爆国としての過去が影響して核アレルギー化しているようにも思えますが,それ以前にもっと基本的な知識レベルを持つように幼少期からの教育をしっかりするべきだと思います。
これは原子力発電に限った話ではなく,エネルギー問題全体に関わる事項についてです。
エネルギーに関して非常に大きな課題を抱えている国であるはずにも関わらず,このウェブや報道では恥ずかしくなるような低レベルな意見がまかり通っているのが現状であり嘆かわしい限りです。

安全に稼動させていくためには,勿論今回の事態を反省し自らに驕ることなく謙虚な姿勢で安全設計を見直す必要が在るでしょうけど,そういった人材を生み出すべくもっと基本的なところから技術者を育てるべきでしょう。

技術大国日本が朽ちてきているのが実状です。

上っ面だけのサービス業や紙幣などをいじってそのおこぼれに預かるような人種が幅を利かす世の中ではなく,もっと本来の技術者や設計者が優遇される世の中になってこそ,知識レベルの向上や安全レベルの向上,エネルギー施策の安定が図られるものと思います。

賢いがゆえに悪知恵ばかり働く人間が国家を握るような日本のままではきっと同じことが繰り返されるでしょう。

何が必要か・・・それは原点を振り返る意味での「教育」です。
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設計した技術者が耐用年数30年ちゅってるものをなんで商人や役人が40年オーケーなんて決めんのじゃ?



こんな設計者を無視した商売根性で老朽化設備を運転してもらっちゃあ困る。

飛行機だって40年前の機体だったら、幾ら「整備はちゃんとしてます」ってたって怖いでしょうが。
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いろいろありますが、1つ挙げるとしたら、政府・電力会社・国民レベルでの、チェルノブイリの被害者との、より積極的な交流と情報交換です。



あれほどまでに有名な人災でしたが、被害者(必ずしも「被災者」のみではない)の生の声を、励ましであれ忠告であれ、日本の人たちがこんなにも目にし、耳にするのは、今回が初めてではないかと思います。
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原発を止めるしかないですよ。


隕石落下によって大事故が起こるように作ってあるんだから、稼動させ続けさせる訳には行かないでしょう。
とは言っても、10年後には稼動する原子炉は今の数分の一以下になっているでしょうから、特段反対などせずとも原発廃絶の方向に向います。

早急に別系統の発電能力を高めないと電力供給に支障が出るであろうし、日本の今の状況を見れば代替発電の増強は火力を除けば上手く行かないだろうし、よって将来の日本経済の↓の方向です。
これは既に決定されている事であり、だから原発を残そう… というわけにはならないのです。

例えば関東地方、例えば大阪地方のような、電力の単純消費地帯において原発がドウノコウノと言うのは単なる理念理想、机上の空論、空念仏のようなもので、何の意味もありません。
鍵を握るのが原発の地元、、例えば半径20Kmとかのその辺の地域の人々です。
これらの人々にとって原発が有るのがお得なのか、無いのがお得なのか、それだけが全てであり、「どのようにしたら安全に運転できるか?」なんてのは笑い話にしかなりません。

「安全じゃないから」、、どうしたら安全になるか考えよう! って話しじゃないですかww
話になりませんよ。
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今回の教訓から、稼動面では、


過去に動いた、動いていないにかかわらず、断層から一定距離には作らない。
津波がかぶらない高台に設置する。
以上2点を満たさない原発は廃炉にする。

稼動以外には、燃料廃棄物をどうするか?
今回で分かったように、崩壊熱は、何万年も続きます。
どう処理するか、六ヶ所村はすでに満杯。仕方がないから、原子炉建屋のプールに保管していますが、
これが足りなくなったら、どうするんでしょうか?
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原子力に頼らない発電方式に移行していくこと。

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回答にならないかもしれませんが、まず、福島原発を収束させなければなりません。

もし、今後、M8級の余震が福島県沖で発生し、再度、大津波に襲われた場合、日本はTHE ENDです。

未だに、日本は綱渡りの状態である、という緊張感が必要なのではないでしょうか。

地震の予知について、いつ、どの程度の地震が、どの程度の頻度で、起きるか、全く分からない以上、M3以上の地震が年間に5000回も起きる地震国の日本では、原発は捨てた方がいいと思います。想定外のことが起きれば、小さい島国でしかない日本は、未来永劫、全滅してしまいます。
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今後も利用していく。

と仮定しているのだから。
原発が抱えている放射能というリスクに対しての未然防止と障害対策をちゃんとすることが必要ですね。

補足ですが。
エネルギー効率を考えた場合、例えば火力発電所などはアラブから油を買って燃やして電気にするのだから、燃やす油は100%電気に変えたいわけです。でも結局は電気エネルギー以外にも熱エネルギーになってしまって・・。車のエンジンなんかもガソリンから動力エネルギーになるのは20~30%位です。
経済効果を考えたら、お金払って買った油は全て電気に変えたいわけです。
これを突き詰めてゆくと、やはりエネルギー効率からは原子力になっていくと思います。
経済無視して運営する考えもありますが、そうなると原発不要です。

問題として、原発には放射能があると思います。
車だと排気ガスが喘息やアレルギーの元といわれているわけで、排ガス規制によって随分と改善されてきましたが、まだ充分じゃありません。で、これは外に出さない。いわゆる未然防止にあたるわけです。
原発も色々やってますが、同じく充分ではありません。

障害対策となると被曝に対する対策のひとつに、医学療法があると思います。
原子力発電も徹底した未然防止策に加えて、障害発生時の医学療法の進歩が必要かと思われます。

日本は、広島・長崎被爆から始まり「もんじゅ」なども経験し、ノウハウはかなりあると思われますが、残念ながらマスコミはじめ医療の視点で語られている内容はほとんどありません。
ロシアではワクチンの話もありますが・・。
この分野の医療対策は日本しかできないと思っています。
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政府は、原子というものの危険を知らないのか、いや知っているのに言わないだけだと思いますが、今後何万年という長い間放射能汚染と向き合っていかなければならない。

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#3で回答した者ですが、念のために補足しますと、「できるだけ早急に原子力発電所を廃止するという想定も含めて、原子力発電所を今後も利用していくと仮定した場合」と解釈して回答しました。

現在、与野党、異口同音、その点に関しては(少なくとも建前上は)一致しているようなので。いずれにせよ、今すぐに原発の稼働を止めることは安全上できませんので。
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