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逆接と逆説の違いを教えてください。
よろしくお願いします!

A 回答 (2件)

簡単に言ってしまうと、接続の「接」と、説明の「説」の違いです。



「逆接」は、2つの文章の「接続」のコトです。
前の文章に対し、肯定的に接続する文章は「順接」と言い、否定的に接続する場合を「逆接」と言います。

順接文:今日は天気が良いので、明日も晴れるだろう。
    今日は天気が良い。だから明日も晴れるだろう。

逆接文:今日は天気が良いが、明日は雨だろう。
    今日は天気が良い。しかし明日は雨だろう。


「逆説」は間違ってる様な切り口で、実はある事柄の真理の一部を言い当てている様な説のコトです。
「パラドックス」とも言われます。
「ある種の矛盾」と言っても良いかも知れません。

判りやすいのは、例えば「反面教師」などですかね?
とんでもない悪党などを、「見習わない様に」と言う意味で、「反面」の「教師」と表現しているワケですね。

「急がば回れ」「負けるが勝ち」「損して得を取る」など、一見すれば矛盾している様でしょ?
でも「確かにそう言うコトも有るよなぁ」と思える様なものが、逆説的な表現です。

この「パラドックス」は、昔から沢山の言葉遊びがありますヨ。

「君は尻尾を無くしたコトは無いだろ?だから君には尻尾があるってコトだ!」って言われると、一瞬、悩みませんか?

他にも、「当たらない矢」とか「亀に追い付けない兎」って言うのも有りますヨ。

 AからBに矢を射るとして。
 AからBへ行くまでに、中間点に到達します。
 中間点からBに行くまでにも、その中間点に到達します。
 その中間点からBに行くまでにも、その中間点に到達します。
 その中間点からBに行くまでにも・・・・

いつまで経っても矢はBには到着しません。

 兎が亀を追いかけます。
 兎が亀のところまで追い付くと、亀もいくらかは進んでます。
 亀がいくらか進んだトコまで兎が追えば、また亀はいくらか進んでます。

やっぱりいつまで経っても、兎は亀に追い付きません。

オリジナルは「ゼノンの逆説」と言う最も有名なパラドックスで、「アキレスと亀」って言います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2011/06/12 00:18

逆接 = ある条件に対して予期される結果の現れないことを示す表現形式です。

条件と結果との間に食い違いのあることを示すものであり、例文を挙げれば「二時間待った。しかし、彼は来なかった」「努力したが、だめだった」

逆説 = 通常に反する形で、事の真相を表そうとする言説。例文は「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」「逆説の日本史(本の名前)


ある条件に対し予期しなかった事が起きた事が「逆接」。通常の考えに逆らい、事の真相を明らかにしようとする行為が「逆説」です。だから「逆接」は相手が引き起こすもの。「逆説」は自分で引き出すもの。明らかに相反する言葉です。
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