ちょっと先の未来クイズ第4問

現在ペンタK20D使用中です。手持ちレンズはタムロン17~35mm広角、18~250mmズーム、シグマ75~300mm、です。旅行時に複数レンズの携行が大変でズームレンズを購入したものです。
軽便さから現在はズーム一辺倒になっています。しかし写真の上がりに何となく物足りなさを感じています。多用する標準焦点の撮影とレンズの明るさに利点から、f1.4ー50mm単焦点のレンズに興味をもって比較検討中です。
ズームレンズの55mmを使用しての写真と、単焦点レンズの写真の質についてなかなか納得出来兼ねています。
道楽とはいえ効果的な利点があれば追加購入したいのですが、単純にズームレンズの55mm撮影と、単焦点の優劣が判りません。
ベテラン諸氏のご意見と助言いただければ幸いと質問をしました。
宜しくおねがいします。

A 回答 (4件)

私もK-7に18~250mm付けっぱなしです。



私は、以前、同一条件で撮影、プリントし、比較したことがあります。
私の場合、、、
FA35mmF2とDA18~250mmとDA16~45mmの35mm時をA4サイズプリント。
DA18~250mmとシグマAPO70~300mmの250mm時をA4サイズプリント。

A4サイズにプリントし、どのレンズで撮影したか分からないように、Blind(目隠し)Test。

A4サイズのプリントで明確な優劣差を見つけることは出来ませんでした。
ハッキリ申しまして、これは使えないと思う悪像プリントはありません。
コンピュータのモニター画面で、200%などで確認すれば、レンズ毎に、それぞれ違いがあるのですが、肝心のプリントでの違いは分かりません。
近年のコンピュータ設計によるズームレンズの優秀性を再認識した次第です。

以前、鉄道写真家の広田泉さんがキヤノン40D?50D?にタムロン18~270mmを一本だけで撮影されていました。
プロ写真家が高倍率ズームなど使うのだろうかと疑問を感じ、少し、話を伺ったところ、機材が多くなると、重くなるので、フットワークが悪くなる。
歩き回るのが億劫になる。
デジ一に高倍率ズーム一本の、自由に動き回れるスタイルが気に入っているのだそうです。

最初から、被写体や撮影ポイントが決まっている場合は、合わせて機材を準備する。
特に、決めていない場合は、身軽さが一番重要なのだと仰っていました。

FA50mmF1.4は、設計が大変古く、解放では超軟調。(ソフトフォーカスレンズのよう)
絞るほど、キリッと立ち上がってくる、これぞ昭和って感じのレンズです。
絞りによるクセ(像変化)が強いので、実写の上での購入をオススメします。
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この回答へのお礼

回答御礼申し上げます。
レンズの癖をつかんで使い切るよう今後も勉強させてもらう積りです。
お手数おかけしました。

お礼日時:2011/06/13 15:04

お持ちの高倍率ズームレンズとの差は、なんといっても開放f値が小さいことによる被写界深度のコントロール幅が広がることでしょう。


すなわち、表現力の幅も広がるということです。
絞りを開ければ被写界深度がおもいっきり浅くなります。開放だとカミソリピントです。もちろん絞れは被写界深度は深くなります。
50mmレンズはこの被写界深度の差が分かりやすいため、入門レンズとして昔から重宝されているわけです。
ちなみにNo.2さんの被写界深度の説明は逆です。

もし18-250mmも50mm F/1.4も、f11まで絞って遠景を撮影すれば、殆ど差は出ません。
ですが、写真というものは絞って遠景を撮影するだけではないですよね?
時には近づいて、主体を引き立たせ、背景をぼかす撮影だってあります。
そういったときに、ズームレンズでは中途半端にしかぼかせない状況でも、開放f値の小さい明るいレンズなら、さらに絞りを開けてぼかすことも可能です。

また50mmレンズは昔から標準レンズとして完成された光学系を採用しています。
ボケた部分のボケ味は美しく、ピントの合った部分の解像感は高倍率ズームレンズでは味わえないものです。
ボケ味も、光学系が複雑なズームレンズはあまりきれいなボケが出せません。複雑なレンズ構成でふわっとしたボケではなく、固いボケだったり二線ボケだったりと、単焦点レンズとは比較になりません。ボケ量だけではなく、ボケの性質そのものが違うのです。
50mm F/1.4だと、昔からのシンプルな光学系で、ボケ味も素直です。


写真を上達したいなら、表現の幅を広げたいなら、明るい単焦点レンズは持っておいて損はないですよ。

また、同じ50mmなら、マクロレンズという選択肢もあります。
ペンタックス純正ではD FA MACRO 50mmF2.8がありますね。開放f値は普通の50mmより暗くなるものの、マクロレンズは普通のレンズでは撮影できない近接撮影も可能な上、標準レンズとして遠景撮影も可能、解像感も素晴らしく、昔からマクロレンズに外れなしなんて言われるくらい、レンズの性能は高いです。
実際の撮影では、F1.4のレンズでも被写界深度が浅くなりすぎるため、絞り開放で使うケースは殆ど無く、むしろF2.8程度に絞ることが多いです。
そう考えると、マクロレンズも良い選択肢だと思いますよ。花の撮影が楽しくなります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
懇切丁寧な説明と易しく理論的に説明して頂き、眼から鱗が落ちました。
撮影の狙いとレンズのスペックを理解して初めて良い写真が撮れるという、当たり前のことを忘れてしまっていました。
写真教室などでも最近は理屈抜きの数撮れ式が多く、難しい理屈の多い教室が少なくついつい機材のスペックを十分に使い切ることに疎くなっていたこと反省しました。
F値の数字と同時に単焦点の使い方、マクロのお勧めに心動かされました。
本当に有難うございました。今後ともよろしくお願いします。
そして新しい機材を加えて写真を楽しみたいと思います。
心より御教示に感謝申し上げます。

お礼日時:2011/06/13 14:21

やはり 単焦点レンズは 明るさ以外に 画質の違いは 有ります。



ズームレンズとは レンズ枚数が違い 半分程度 レンズには 微妙な濁りみたいなものが有るので
枚数が少ない方が 優位  大口径レンズは 重たく 機能性に欠けますが レンズを精度良く作り込め
画質的に優位 反面コストが上がります。
安価なズームレンズは コストを掛けず に作っているので それなりの画質です。

50mm単焦点は 単焦点レンズで もっとも買い易い 価格帯のレンズです 一度 お試しで
購入する事を お勧めします。中古が 有れば 中古がお勧め ZOOMと違い 故障しずらいのが
単焦点の優位点でもあり 購入前に 良くチェックすれば 問題はないでしょう。

単焦点レンズは 被写界深度が深くなります f値が明るいのも 被写界深度が 深く
手前の 被写体をくっくり浮き立たせ 背景を ぼかせます。
被写体との距離と 絞り値の 操作で 表現出来る範囲が 広がります。
ZOOMレンズは これが 出来にくいです(被写界深度が浅い)

自分は、ポートレート中心で 85mm、200mmの単焦点を使用しています。
室内撮影 ストロボ撮影時も 明るいレンズは優位です。

レンズは 基本純正です 
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この回答へのお礼

ご教示ありがとうございます。
当方、門前の小僧ならぬ、生兵法的な素人写真ばかり、基本を踏まえていないので数撮っても駄作の山になるばかりの手合いと反省も。やはりレンズのスペックをより理解するように少し勉強もします。
安易な質問にもご親切な回答いただき感謝します。

お礼日時:2011/06/13 14:03

そんなもん、同じシャッター速度と絞りで普通に使うなら、ぱっと見ではほとんど差が無いですよ。

差が出るのは「より絞りを開いた時」「画像周辺に光点があるなど、レンズ収差が目立つ絵の時」くらいです。

まあ、Pentaxには定評のあるLimitedの固定焦点レンズがあるので、その辺はこーゆー記事でも。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2005/01 …
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2006/07 …
http://kakaku.com/item/10504510366/

単焦点レンズを使えばきれいな写真が撮れるって訳じゃないです。要は手持ちのレンズをどう使いこなすかで「弘法筆を選ばず」とも言いますしね。
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この回答へのお礼

ご回答感謝します。
TVとAVで数うちゃ当たるの論法で遮二無二撮しまくってきました。
ご回答者皆さまの深い知識までは至らずとも、レンズの光学的なスペックも理論も少し勉強しなければ進歩がないようです。
レンズの選択と併せ少し勉強することにします。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/13 14:10

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