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多分ものすごく初歩的な質問なんですけど自転車の固定ギアとフリーギアの違いってなんですか?それぞれの特徴も教えていただけると助かります

A 回答 (2件)

それほど初歩的ではない気がしますよ。


普通に乗ってる方でしたら、固定ギアとかフリーギアなんて
専門用語は出てこないとおもいますし。

ここで言うギアとは、後輪に直結しているチェーンを掛ける
歯車(スプロケットまたはコグと言います)部分の機構の違いを表して
います。

さて、フリーギアは、普通の自転車であれば、どんな自転車でも
装備されている機構です。
普通の自転車を普通に漕いで走っている時、ペダルを止めて惰性で
走る事が出来ますが、これは、後輪についているギア内部に
一方向のみに動力を伝えるラチェット構造がありまして、その機構の
おかげで、ペダルを漕がなくても前へ進むことが出来ます。
惰性で走行しているときに「チチチ・・・」という音がしますが、これが
フリーギアの出す音な訳です。

対して固定ギアとは、もうお解かりかもしれませんが、後輪と完全に
固定されていて、先述のラチェットによる機構が無い物です。
惰性で走る事が出来ず、ペダルを止めて走行することが出来ません。
惰性で走ろうと思っても、ペダルが回ってしまうんですね。

フリーギアは、一般車をはじめ、ロードバイクやマウンテンバイク
など、一般的な自転車に装備されています。
後輪多段ギアであれば、間違いなくこちらです。

固定ギアは、トラックレーサー(競輪のそれです)、最近ではピスト車
BMXなどで採用されています。
こちらは、構造上、後輪の多段化は不可能で、シングルギアのみでしか
運用出来ません。

・・・と、こう書くと、固定ギアっていいイメージがしませんが、
固定ギアファンの方もたくさんいらっしゃいます。
先にも書いた通り、固定ギアは後輪に完全に固定されていて
正転も逆転も出来ます。(やろうと思えば後ろにも走れると言うこと)
トラックレーサーで顕著なのですが、トラックレーサーは走る以外の要素
を徹底的に排除していて、軽量化の為にブレーキも装備されていません。
では、どうやって止まるか?
答えは、「回っているペダルを逆に回して止まる」のです。(バックを踏む)
但し、トラックレーサー(ピストも含む)はブレーキを装備していない為に
法律上は公道は走れません。
しかし、自転車と一体になっている感覚などがウケて、構造上
少々危険は伴いますが、固定ギアファンも多いのです。
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この回答へのお礼

詳しい説明ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/05 07:32

ペダルを止めると車輪も回らなくなるのが固定ギヤで、ペダルを止めても車輪が回り続けるのがフリーギヤです。



固定ギヤの場合は、リアもフロントもギヤが一枚しかないため、自転車は横方向に対してコンパクトになります。
つまり、Qファクター(ペダルを踏む足の位置)を狭くしやすいためこぎやすくなります。
リアホイールもギヤが一枚しかないため狭く出来ますから自転車の全体の挙動が素直になりますし、ホイール自体、左右のフランジ(スポークを固定するハブの位置)も左右均等に出来ますからホイール組みに無理が無いです。
また、フリーが無い事で、踏み込んだ時にダイレクト感が強く、気持ちよく加速します。
欠点は、ギヤを多段化出来ないので、坂でしんどいです。
上り坂はもちろんですが、一番しんどいのは下り坂ですね。
カーブでも足を止められませんから、かなり速度を落とさないと、自転車を傾けた時に地面にペダルが当たって転倒してしまいます。
多段化できずギヤが軽く出来ないので、加速が悪く、スピードの伸びも無く、高速を維持するにはかなりのスキルや体力が必要です。

フリーギヤの場合、足を止めても自転車は進むので、走行中でも疲れたら足を止めて休む事が出来ます。これは下り坂でものすごく楽ですね。
ブレーキング時も、固定ギヤと違って、足を止めてブレーキングする事が可能なので、安定感があり、不安無く止まる事が出来ます。
多段化が可能で、最小限の力で高速を維持する事が出来ます。
多段のフリーギヤの自転車が一般的なので、固定ギヤの自転車より重量的に軽い事が多いです。


つまり結論として、自転車の原始的な楽しみを実感できるのが固定ギヤのもので、それを改良し、すくない力を効率よく使うように作られているのがフリーギヤの自転車ですね。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明、ありがとうございます!

お礼日時:2011/07/05 17:10

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