昨日見た夢を教えて下さい

皆様こんにちは。またまたお世話になります(礼)。

当方、小口径フルレンジをこよなく愛する自作マニアなのでありますが、
今回は全く別世界の愚問にて失礼致します。

表題の皇帝陛下パラゴン、実は当方いままで、一度もその音を聴いた
ことがありません(恥ずかしながら)。

聴いてしまうと絶対に欲しくなると考え、敢えて自重しておる面もある次第
ですが(基本的に買えませんけど。苦笑)、しかしながらこちら、正直申し
上げまして、どのような音の世界なのでしょうか?

誠に曖昧模糊とした質問で申し訳ないのですけれど、お聴きになった
ことのある皆様、その際お感じになったご印象を、ありのままお教え頂け
ませんでしょうか。

当方個人的には、歌い手さんの身長のサイズ(さすがに口のサイズを
求めるのは、パラゴンの構造上、反則と思われますので。苦笑)、それと
スイートスポットのリスニングエリアサイズ等に幾分の興味がございます。

しかしそのようなことはあくまで個別の一部分に過ぎないお話ですので、
まずは皆様ご自身の率直なご印象、これを賜れれば誠に幸いであります。

オーディオにおいては、現物の音を自身の耳で確かめるのがまずもって
基本でありますが、当方にとりましてはこういった名品、これに関するお話
を皆様からお聞きして、あれこれ想像するのもまた楽しみの一つであり
ます(これまた最高であります)。

皆様、お手数ですが、お暇な際にでも、何卒よろしくお願い申し上げます!

A 回答 (9件)

懐かしいですね。


アドバイスじゃなくて「お話」を求められているので思い出話を記してみます。
40年以上前にそちら系でバイトして音を聞いたことと組立て解体?を手伝ったことがあります。
パラゴンは窓を開けたときに聞こえてくる音と言ったら近いかも知れません。
他の人が既に述べられていますが、スイートスポットを求めるものではありません。
方向感や音の定位を聞くモニター的スピーカーではなく、オペラハウスの貴賓席で王侯貴族が聞くような音を求めたものであろうと思われます。
↑のような書き方をすると価格に納得がゆき触手が動くでしょう(笑)。
生演奏の音作りに長く係わっていると、オーディオマニアが求める定位や方向などが重要なファクターでは無くなります。言うまでもなく定位や方向に感動するのではないからですね。
では、音楽の感動をより伝え易くするために定位や方向が気にならなくしたらどうだろうか。聞く人は位置取りや姿勢に縛られなくなるのではないか?
私が、時々『スピーカーを離さなければならないという観念に縛られないで、左右を並べて真ん中に置いて聞いてみたらどうですか。』とオーディオマニアではなく音楽マニアにアドバイスするのも若いときにパラゴンと出会ったことが影響しているかもしれません。
オーディオ的に優秀とは思いませんが、スタッフとして隅っこに居るとパラゴンだけがまともな音楽に聞こえるんですね。
その試聴会で圧倒的人気を博したのは山水のシングルコーンバスレフ型ブックセルフLE8Tでした。
実は、レストランのフロアを借り切ってのLE8Tの発売イベントでオリンパスとパラゴン合わせての試聴会だった訳です。
集まったのはオーディオマニアばかり。目論見どおりLE8Tはその場だけでもかなりの予約が有りました。
当時滅多に拝めない家が建つほど高価なスピーカーが堪能できてお小遣いまで貰えた良い経験でした。

この回答への補足

John_Papa様、お世話になっております。補足の場をお借りし、再度御礼であります。

畏れ多くも地元の先輩にお骨折り頂き、近県のとあるオーナー様のお宅にて、JBL D44000、拝聴叶いました(笑)。

お世話になりました皆様への気兼ねにて否定的感想を遠慮と言うことではなく、正直なところの印象、まさに長年にわたってオーディオマニアの皆様を魅了するだけの、独創世界の音という印象でありました。こちら、個々の嗜好がこの音に合致する場合は、間違いなく唯一無二の存在となるスピーカーシステムと思われます。

しかし当方のキャリア及び能力においては、やはり自分の部屋で、自分の装置で、最低半年は聴いてみないと、同機の深いところまでは把握できない印象であります(数時間の触れ合いでは、当方の耳レベルにおいては本当の理解、まずもって無理であります。苦笑)。

ただ、今後の自作スピーカーにおいて活用できそうな、こまごまとした部分については、その詳細おおむねリサーチ成功でありました(笑)。

今回の当方愚問、単なる興味本位の内容ながら、皆々様からは格別のご配慮を頂戴。当方、改めまして、皆々様のお気遣いに、心よりの御礼を申し上げる次第であります(深く礼)。

今回同機を聴かせて頂きまして思ったことは、最近当方が考えているハイエンドオーディオの世界(あれこれ細かいことは一切無用の感、とにかく聴いていて楽しい音というイメージです。あくまで個人的なイメージです)、これはむしろ装置の試行錯誤を諸々繰り返すよりも、あっさりパラゴンを導入してしまう形、そのほうがより実現の近道になるのではないか?との印象も致した次第です(苦笑)。

ただ当方の場合は、やはり8cmフルレンジの奏でる音、これが自分にとっての揺るぎなき至高であります。またこちら、さらに上の領域を目指して頑張りたく思います(礼)。

ご回答賜りました皆々様、それぞれのお話しにおいて、当方また本当に勉強させて頂きました。今回の体験におきましては、John_Papa様よりのお話し、このご印象と観点等々が、ただいまの当方に欠けている一番の了見の狭さと感じた次第でありました(苦笑)。

yosifuji20様、777oichan様、yamame17gou様、poteti800様、iBook-2001様、nokata様、HALTWO様、10F20様、そしてJohn_Papa様、また今後とも青二才当方へのご指導ご助言、何卒よろしくお願い申し上げる次第であります(礼)。

改めまして皆々様、ご回答、誠に誠にありがとうございました!!

補足日時:2011/07/25 03:00
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この回答へのお礼

John_Papa様、ご回答、心より御礼申し上げます!

これまた深いご経験からの濃密なるお話、当方平身低頭で拝見させて
頂きました。

こちら他のカテゴリにおきましては、日々深刻なお悩みをご相談の方
も多い中、当方の様なお気楽極楽は誠にもって申し訳ない限りであり
ますが、しかし今回John_Papa様より頂戴しましたお話し、こういった
ご経験談を賜ります楽しみは、どうにもやめられない次第であります
(苦笑)。

John_Papa様、またよろしければ当方愚問、様々ご助言頂戴致したく
何卒よろしくお願い申し上げます(礼)。

いや、しかし、本当に興味深いお話しの連続であります。

John_Papa様、まずもって当方はパラゴンの購入などは無理であります
が(苦笑)、こちら当方本来の守備範囲である自作系の域におきまして
も、誠に有益な様々のお話しであります。

「窓を開けたときに聞こえてくる音」

「オペラハウスの貴賓席で王侯貴族が聞くような音」

このお話しは実に面白く、また深く感じました。

実は以前に当方、

「細かなことは棚上げにして、音楽を楽しむのが最も幸せなことです」

というお言葉に、思わずウ~ムと唸った次第でありましたが(今回もご慈
愛賜りました大先輩Y様の、とあるご回答で拝見致しました)、いやはや
John_Papa様のこのお言葉も、これはパラゴンを評する枠に留まらない素
晴らしいお話しと感じました。

実はJohn_Papa様、過去に当方も「部屋の外から窓を開けて聞こえてくる
ような音」の自作スピーカーを狙ったことがございます(苦笑)。

結局、最終的な使いこなしの段になって、こちら窓を数センチ単位で開け
閉めしてどうこう言っているような調整に走ってしまい、見事に初期の目
的を取り違えてしまったお馬鹿がありました(これが楽しいので逆に困っ
てしまうのですが。苦笑)。

この辺り、全くもって再度考えさせられた次第であります。

また本題につきましてのパラゴンも、オペラハウス貴賓席での感、まさに
納得の音の表現でありました。

スピーカーの配置につきましては当方もあれこれ試して参りましたが(とい
うより遊んで参りました)、なるほど場合によっての左右近接配置、本機と
の出会いにおける経験等のお話を伺いますと、見事に一本の糸で繋がる
素晴らしいお話しでありますね。

いやいや、やはり先輩方の様々なご経験談というものは、本当に多々参考
になりますです(再認識であります。ありがとうございます)。

ちなみにJohn_Papa様、お話にあります試聴会、今現在からみますと実に
凄いラインナップでありますね(笑)。

当方、ドラえもんにタイムマシンを借りてそちらにお邪魔致したい気持ちで
あります(凄いトリオであります)。

John_Papa様の様々なお話し伺いまして、あらためてパラゴン、摩訶不思議
なスピーカーと感じた次第であります。

誠に貴重なお話の数々、John_Papa様、あらためて御礼申し上げます(礼)。

重ねて御礼、ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/09 05:05

パラゴンって、どんなかったっけ…?。

本物かどうかもさだかでないし…。
と言うわけで、人から聞いた話しなどで…御容赦下さいませ。
…しかし、なんかギャップを感じる…。

パラゴンのイメージとしては、50年代ジャズのレコードをマッキンでゆったり鳴らして楽しむ…みたいですね。
軽くて歯切れの良い中低音に、シンバルの厚みなどを耳ざわりなく再現する高音、それらの音を組み立て式のキャビネットの響きが包み込む…どこか、タンノイにも通じる音だったのかなと言う気がします。
今でもショップやジャズ喫茶で、パラゴンを聴ける所が少なからずある様です。興味がおありでしたら、一度音を確かめてご覧になっては?。中には、METROGONの聴ける所もある様ですし。僕も、もう一度ちゃんと聴きたいとは思っているのですが中々ヒマが…。

数年前のステレオ誌(2008年12月号)で、江川先生がパラゴンについてこう述懐されています。
「その商品に憧れていたものの、いざ手元に置いて使ってみると、かつての憧れを満たすような働きはしてくれなかった。結果として使い切れなかったと言うか、つまりその個性を活かすことができなかったのだ。」

10F20のエッジについては、…さわらぬ神に祟りなし。

開口部については、初期の階段タイプとその後の砂防堤タイプの良いとこ取りを狙って色々試したものです。しかし、結局何も無しの開放感が気に入って、今の所何も無し。

MDFは、ハセヒロの重ねて作るバックロード・ホーンのあまりの音の汚さにひっくり返って以来、ノーです。まあ、ハセヒロが汚いと言っても、ボンドだけでくっつけた長岡式B・Hと同じ程度ではあったのですが。(タイトボンドでも同じ)
MDFのスロープにコルクのシートを貼ると濁りが少なくなると思います。

無洗米あきたこまちは数年前味が変わった気がして、現在はこしひかりなどを食しています。こしひかりやささにしきは、試されましたか?。(ジョーダンです。虫がわくぜよ)

壁が弱い場合、レースのカーテンを2~3重にしてヒダヒダができる様に吊すと効果のある場合があります。無響室のイメージです。ヒダヒダの内側に、フェルトを洗濯挟みでとめるとより効果的。

ツインタワーは、FT600とFT96Hです。F-404と勘違いでしょう?。残念ながらF-404は聴いておりません。

圧縮は、音源のデータが少なければほとんど圧縮はかからないはず。超高音のブラインドテストでは、200秒以上必要とされています。まあ、サンプルのごく一部分より、いつも聴く曲の全体がどう聴こえるかが重要だと思うのですけど。
ゲームとしては、楽しいと思いますけどネ。
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この回答へのお礼

10F20様、ご回答、誠にありがとうございます!

長岡道をひた走る我々にとりましては、まさに「なんかギャップを
感じる」フィールドへのご回答、感謝感謝であります!

いやはや、そうなのでありますよ(苦笑)。

JBL D44000、まずもって我々の方向性とは、完全に対岸の世界であり
ます。

ところが逆に言えば、同門の方から、この価値観の異なるシステムへ
のお話しやご意見を頂戴できる、これが最高の幸福と感じる次第で
あります(苦笑)。

10F20様よりのご回答、まさに当方、この幸福が実現であります
(感謝の極みであります)。

10F20様、ご回答、改めまして、深く御礼申し上げる次第です(礼)。

しかしなるほど、10F20様も、「一度ちゃんと聴きたい」という感を
お持ちなのでありますね(当方、妙に納得であります)。

明らかにパラゴン、我々の守備範囲外の品でありますが、やはり一
度は腰を据えて味わってみたいですよネ。

こちら、まさに10F20様の仰る通りであります。近々、その音、確
かめて参ります(おかげさまで予備知識、もうバッチリであります)。

また江川先生のお話、こちらも実に深いところであります。

先生のご探究心の高さ、当方も本当に敬服致しております。おそら
くはメカニカルアースも含めてのご興味、これらも内包してのご導入
であったと思われる次第です。

しかし先生のお話しと申しますのは、いつ何時でも常に率直なご意
見の連続でありますので、10F20様が記載下さったこの談、これは
まさに先生がお感じになった、偽らざるご心境そのものと思いました。

10F20様、考えてみますとこちら、当方が今回ご回答賜りました、
大先輩お一方のお話しにもある意味共通致しております。

うーむ・・・やはり本機は、ちょっと味見程度というのが、改めて一番
美味しいのではと考えた次第でした。

ちなみに繰り返しになりますが、当方同機の購入は絶対に無理であり
ますので(笑)、また様々な糧の一つとして、楽しく聴いて参りたく思い
ます。

10F20様、今回は異質なところにおいてのご足労、誠に相済みません
でした(苦笑)。

しかしながらお陰様で、これまた同機への様々な観点、視野がグーッ
と拡がった次第であります。

10F20様、重ねて御礼、ありがとうございました!


 追伸

というわけでありまして、やはり同門10F20様へのお礼と致しまし
ては、やはり脱線が必須であります(苦笑)。

有難くも今回、また様々ご助言賜りましたので、こちら再度御礼致
したく存じます。

 ・F20系エッジ

どうやら10F20様の愛機は、まだエッジ原形維持のご様子でありま
すね(羨ましい)。

当方は既にクラック及び一部欠損状態であります(泣)。こちら江川
先生に学んだ手法にて、また復活目指します。取り敢えずは無難に
鹿革とGクリヤー、これにてトライしてみます。

 ・BH開口部処理

現状、まさに10F20様らしい形と思いました(納得。笑)。これも実際、
様々な細工、巡り巡るとシンプルisベストが終着かもしれませんですね。

 ・MDF及びハセヒロBH

10F20様ならではの一刀両断、ありがとうございました(笑)。佐々木
小次郎の燕返しを思い出しましたよ(あまりのバッサリに、当方参った
でありました。苦笑)。

しかし実際、素材としてのMDFは、仰る通りの印象と思います。当方的
には、数日間放置したスカスカの甘食パン(ちょっと最近ではマイナー
な食べ物ですが)、これに近い味わいの音響素材と考えております。

まずもって加工が本当に楽ですから、取り敢えず当方もこの点において
重宝致しております。

またハセヒロさんのBHにつきましては、当方小心者ですので、ノーコメ
ントの逃亡とさせて頂きたく存じます(礼。ニヤリ)。

しかし、ハセヒロさんのキット、最低限の工具で組めるというのは、実に
素晴らしいことと思います。精度も非常に高いようですし、加えて様々
発展改良も可能なようですね。

近年ではハセヒロさん、コーリアンのボードも販売されているようですが、
可能であればこちらをスピーカー本体の素材として、また企画して頂き
たいものであります。

さすがにパーツ全ては不可能かもしれませんが、せめてオプションバッ
フル等々、また期待しておる次第です(同社さんでは8mm厚コーリアンの
ようですので、二枚重ね又はプラス他素材での板厚確保等々)。

またコルクシートのお話、ありがとうございます。ただいまは薄いフェルト
ですが、またこちら、試させて頂きます(早速今晩。ニヤリ)。

 ・お米&お米

これはもうこの辺りで止めますか(爆笑)。まさにお話しの通り。虫が
問題であります(苦笑)。

 ・室内音響

こちらも、相変わらず模索と試行の繰り返しですネ。なるほど、これ
は面白そうです。これもまたネタ帳に書き込ませて頂きます(礼)。

重ねてのご配慮、本当にすみませんです(ありがとうございます)。

 ・ツインタワー

ちゃらんぽらん癖の当方、こちらでも定期的に見事な大ボケをかま
しておりますが、相変わらず治りませんです(失礼しました。苦笑)。

F-404とF-405がいつの間にか混同、しかもユニットの種類とコン
デンサー容量も混同、全く失礼致しました(再度苦笑)。

 ・ブラインドテスト

当方自身は圧縮音源というものに全く縁がないオーディオスタイルで
ありますが、それ故に興味津々、実に面白いという感でありますね。

また本件ご質問者様、おそらく当方が「あの頃に戻りたいなぁ」という
世代の方と思われますが、やはりご自身が興味や疑問を持ったこと
に関し様々検証してみる、また何らかの行動に移す、これに当方は深
く共感致しております。

また当方も楽しませて頂いていると同時に、結果としていろいろな勉強
の機会にもなりました。

こちら、当方自身は実に有意義な体験をさせて頂いたものと感謝致して
おります。

また10F20様、当方は愛用のFE83系をマルチウェイのミッドに使用する
ことも多いのですが、これらにおいては大抵ネットワーク無しであります。

長岡先生のシステムにもありました、小型密閉のバックキャビでfoc以下
をストンと落とす、この手法を多用しております。

これにおいては必ず吸音材が必要となりますので、こちら様々試して
参りましたが、実際今回のブラインドテスト、先のケースにおける吸音
材の試行とかなり似ている印象なのですよ(コンパネ等での小型密閉
仮箱で、随時切り替え試聴です)。

ある程度のサイズのハコにおける吸音材のカット&トライとはまた異な
り、絶対量が少ない形での吸音材選択ですから、これも非常に面白い
作業と感じております。

今回のブラインドテストと当方のこれらの試行、実務のレベルでこの
二つはかなりよく似た感ですので、当方違和感なく楽しんでいるという
状況であります(笑)。

ということでありまして、またもや脱線の方が中心となってしまいま
したが(苦笑)、10F20様、また同門のよしみと致しまして、今後とも
何卒よろしくお願い申し上げる次第であります(礼)。

10F20様、再度の様々なご配慮、誠にありがとうございました!!

お礼日時:2011/07/11 06:48

tyo0911 さん、お久しです(^_^)/



Paragon は ALTEC A7 と共に日本でもアメリカでも聴いたことがあります。

日本で聴いたのは喫茶店で、Paragon は McIntosh、A7 は US Marantz のプリ/パワー・アンプ、レコード・プレーヤーは共に Thorens のシステムに Shure V15 カートリッジを使っていましたが、正直言って感動はしませんでした。

一応、数十人は入れる店なのですが、それでも「狭いのかな?こじんまりと鳴っているな」という感じで、スピーカーが可哀想に思ったものです。

アメリカで聴いた Paragon は CD プレーヤー、プリ/パワー・アンプ共に Mark Levinson、ただし部屋は何十畳あるのやら・・・2 階桟敷にオーディオ・セットがあるのですが、ここだけでも 30 畳以上あるようなところで、しかもこれがマンションの一室というトンデモナイ豪華なマンションなのですが・・・でも、やっぱり、定位とか解像度といったオーディオ的な感動とは無縁の音でした。

JBL モニター・スピーカーにイメージされる音とも違っていて、古くて暖かい、映画館の音みたいでしたね(笑)。

アメリカで聴いた A7 は日本で言えば車の修理工場みたいなオーディオ・ルームで、やはり Mark Levinson で統一されていましたが、正直な感想は「ああ、シネマックス・ドルビー・サラウンド映画館の P.A. だな(笑)」でした。

どちらもパワーはトンデモナク入るもので、日本では考えられない「鼓膜を痛めそうな気がするのでスピーカーから数m 以内に近付きたくない」音量で初めて御機嫌に鳴ってくれるようなスピーカーでした。・・・ホーン音と言うより「この超重量級スピーカーが箱鳴りしている(笑)!」という感じの音量です。

私は Disco で使われていた Bose 803 の音は嫌いだったのに、Bose M901CSIV は近所の人に「お宅の学生さん、チェロ、上手になったわね」と間違われたほどの音に惚れ込んでしまって愛機とし、20 畳余りの部屋で Super Tweeter に加えた Emit-k を 2 度も火を噴かせてダメにしたほど (ということは連続 15W 以上) のパワーを入れていたのですが、それでも M901CSIV の側に立っても平気でしたから Paragon や A7 を御機嫌に鳴らせる音圧って VU (rms) メータのピークで 110dB/m-SPL を軽く超えるのではないかと思います。

Paragon も A7 も Sweet Spot などないのでは・・・こじんまりと鳴らせば定位域があるのでしょうが、本領を発揮するのは 100dB/m-SPL 以上みたいな音量域ですので、Paragon は中央アーチ部分から放射状に広がる (ステレオとは異なる) 立体音場になりますし、A7 はどれだけ広ければ Sweet Spot が生まれるのやら(笑) ですね。

でも 100dB/m-SPL 以上で鳴らす Paragon の音は音の塊に圧倒されるような圧力感がありましたので、(確認したわけではないのですが) 楽器やオペラ歌手の声みたいに「側鳴り・遠鳴り」を再現できるかもしれないという気がしました・・・どなたか体育館かどこかで実験してみて欲しいですね(笑)。
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この回答へのお礼

HALTWO様、いつもお世話になっております(すみません)!

己の無知一切お構い無し、愚問連発の当方に対しまして、本当に
あたたかいご慈悲の数々、改めて深く御礼申し上げます(礼)。

HALTWO様、当方にとりましては揺るぎなき「お師匠」様のお一方
であります!

毎回毎回ご厚意に甘える形で誠に申し訳ないのですが、また今後
とも、何卒様々のご助言、よろしくお願い致します(深く礼)。

実はHALTWO様、当方「超高速サブウーファー」なる相変わらずの
お馬鹿な質問を予定しておりましたが、例によってのちゃらんぽらん
ぶりで(苦笑)、またもや変化球の愚問と相成ってしまいました。

具体的には、ウーファー系の振動板を、何とか反応よく駆動してみよ
うという愚案でして、ヒントとなったのは下のシステムであります。

http://20cheaddatebase.web.fc2.com/OTTO/OTTOinde …

またもやマイナーな品で大変申し訳ないのですが(苦笑)、こちらの
1987年発売サンヨーSX-Z3000、一枚の平面振動板を前後の磁気
回路で二重駆動するという、これまたマニアックな製品であります。

これを一発、サブウーファー形態で、自作しようと思った次第であり
まして(苦笑)・・・

しかし、まさにこれこそ、実際にトライしてみないと何ら解する事は
不可能ですので、また一度諸々画策してみます(おそらく来春頃かと)。

HALTWO様、また当方愚問の折には、「もうやめておきなさい」との
お話しでも結構ですので(苦笑)、様々膨大なご知識の一端、改めて
ご助言賜れれば誠に幸いであります(礼)。

しかしながらパラゴンにおきましては、まさに彼の地を本来前提とし
た音造りと思われる、米国でのご印象。これは非常に興味深く拝見
させて頂きました。

そうでありますね、やはりあちらのような広い空間のお部屋、これが
最適であることは間違いないのでしょうね。

お話にあります音のご印象、当方なりの解釈と致しますと「あっけら
かん」といった様子ではないかと推察致しますが、こちら我が国での
同機を比較頂いたことで、その旨よく理解できたように思えました。

床面積の広さだけでなく、天井の高さ、空間容積の違い、これも同機
の音を大きく左右するのでありましょうね。こちら、まずもって大型の
システムでは軒並み共通でありますが、同機においては特に顕著で
あるものと思われました。

加えて、これは当方などが申し上げるまでもありませんが、外国製の
ピアノ等におきましても、日本の気候における音の変貌ぶり。これも
あらゆるところで様々なお話を伺っております。

パラゴンのようなシステム、気候的には間違いなく我が国の環境は、
残念ながら不適と思われる次第であります。

開放的かつ陽性の音、これはあちらの環境において、ほぼ苦労なし
に手に入る特権でありますね(苦笑)。

またお師匠お二方共通のお話しに、JBLモニター系との差異がござ
いました。

おそらく直接放射と間接放射(反射)、これに対するそれぞれ個人
の嗜好が、同機の評価において巷でかなりの違いが出る要因と、
改めて感じた次第でありました。

ちなみにHALTWO様、パラゴンに関しては当方全く知識がございま
せんので、このような愚問で好き勝手な想像を重ねておる次第です
が、しかしA7につきましては、多少その音を体感させて頂いており
ます。

そのような次第でありますから、逆にこちら、当方などはA7に対し、
到底何か申し上げられる立場でないことよく自覚しております
(以前にコピーを知人と二人で大改造、結果見事に・・・でした)。

本来はパラゴンも同様でありますが、やはりA7、当方尊敬の一品で
あります。

またスイートスポットという概念、重ねまして、自分の頭の固さ、全
く情けないお話しであります(苦笑)。

いけませんですね。どうしても普段の価値観で物を考えてします。

こちら、また皆様から勉強させて頂きました(礼)。

同機におきましては、楽しみ方の一つとして、そういった聴き方(一
部美味しいリスニングポイント)も存在するという形と思いました。

しかしHALTWO様、このシステムで筐体振動的音量・・・ちょっと
想像がつかない音量ですね(怖いですネ)。

まさに異次元世界の箱鳴り、これはこれで味わってみたい(苦笑)
願望に駆られました。

いやはやHALTWO様、今回もまた、いろいろなご経験からのお話、
本当に楽しく拝見させて頂きました(ありがとうございます)。

当方こちらにおきましては、飽きることなく皆々様のご質問ご回答を
興味深く読ませて頂いておりますが(最近では、宇宙人を見つけた
場合、どこに届け出ればよいのか等々のお話しも、よく読んでおり
ます)、しかしHALTWO様の様々なご知識と申しますのは、本当に
当方、言葉もないレベルの高さであります(凄すぎます)。

おそらく当方、一生費やしても、HALTWO様の何十分の一、いや
何百分の一ほども、脳を豊かにすることは不可能であります。

大変ご迷惑お掛け致しますが、またそのご知識、当方にいろいろと
ご教授賜れれば、誠に光栄であります。

あらためまして、今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます(礼)。

しかしながら当方、HALTWO様の洗練されたユーモアセンスに対し、
このフィールドのみにおいてはお笑い関連のセンス、辛うじて伍する
ことが可能ではないかと考えております(ニヤリ)。

また数々のずっこけネタ(死語)、これを含みつつ(といいますか、
これをHALTWO様へのお礼としまして)、また脱線連発の御礼を
致したく存じます。

HALTWO様、今回も様々なお話、誠に感謝の極みであります。

重ねて御礼、ありがとうございました(礼)!

お礼日時:2011/07/11 01:06

いろいろな場所で何度か聴いています。


何度聞いても不思議な音ですね。

オールホーンにもかかわらず意外と聴きやすいのには驚かされます。(意外とです)
でも家庭に持ち込んだら聴けたもんじゃないと思います。
かなりうるさいです。
音質はオーディオとは遠いところにあります。

いくらホーン好きの方でもこうも音のまとまりがなくてはなんかいじりたくなりますよね。
しかし、いじってはいけない芸術品です。
たぶんそう言うもんなんでしょうね。

やはり飾り物としての価値が絶大ですので・・・・。

http://www.auduo-1.com/newgoods/I-J/JBL/Paragon/ …

これは結構レプリカが多いので本物と思って聴かれる方や購入される方もいらっしゃるようです。
見分方の簡単な方法は足の造りでも判断できます。
本物は脚が猫足のようにエキセントリックになっていますがレプリカはまっすのが多いようです。

本物なら1台ほしいところですね。
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この回答へのお礼

nokata様、いつもお世話になっております(礼)!

本当に、度々申し訳ありませんです(苦笑)。

ご回答、改めまして、深く御礼申し上げる次第であります!

実はnokata様、冒頭から脱線して誠に申し訳ないのですが(苦笑)、
先日地元のオーディオ仲間のお若い方から、エッジレス構造に関
する質問を受けました。

その際当方、以前にnokata様より賜りましたお話、こちらを読んで下
さいと伝えたのですが、その当人、翌日には「思い切り納得しました」
とのことでありました。

おそらくこちら、当方が説明致しますと、一時間掛っても理解を得られ
ないものと思います(これまでが、様々いつもそうでして)。

それに比して、nokata様のピンポイント凝縮のご解説、やはりさすがの
ご説明と改めて再認識でありました(当方の能力では、到底不可能な
ご解説であります。苦笑)。

そして今回もまた同様の感でありまして、まさに現物を目の前にした
イメージのお話しで誠に参考になりました(ありがとうございます)。

なるほど、パラゴンは、紛れもなくホーンのシステムであります。

構造図を拝見しますと、ハコとしての剛性はそれなりに確保されて
いる印象でありますが、しかし音道構成の部材の板厚、それとキャビ
ネット全体で考えた場合の表面積等々、まさに仰る通りと感じました
(ましてや、使用ユニットのサイズを考えると、実に納得です)。

我が国における標準的な家庭室内環境においては、確かにnokata様
お話しの鳴り方になるものと思いました。

また音響装置であると同時に、芸術品であり装飾品。こちらもやはり、
皆々様共通のご認識でありますですね(再度納得であります)。

ちなみにnokata様、浅学当方では、もうレプリカでも何でもどうぞどうぞ
の感であります(苦笑)。

なるほど、この点につきましても、また様々異なる部分が多いのでしょう
ね。

しかしレプリカが多く存在するということは、当然ではありますが本機
自体の価値の高さを端的に示しておりますですね。

基本的に当方は購入など絶対無理ですが、nokata様ご自身から

 「本物なら1台ほしいところ」

とのお話を伺いますと、ちゃらんぽらんの当方としては少々真面目に
欲しくなってしまう気持ちもして参りました(苦笑)。

当方これまで、nokata様より頂戴した様々なご助言で、自身のオーデ
ィオライフはまた確実にステップアップの手応えを感じております。

正直申し上げまして、自作スピーカーという世界におきましては、基本
的な底辺人口の少なさにより、現実に即した参考となるお話をなかなか
得られないのが実際であります(もちろん実践が第一ではありますが)。

当方、nokata様のご助言、まさに多々有益に活用させて頂いておる次第。

あらためてnokata様には、心より感謝感謝であります!

お陰様で今回も、本機に関する情報、また当方知識が身に付きました。

nokata様、並びに皆々様から頂戴した知識をもとに、実際の聴取機会に
おいてはこれがいかにも同機をよく知っているがごとき振舞いで(爆笑)、
したり顔にてその音を確かめたく存じます(しかし実際には、あれこれ
落ち着きのない動きを始めるのは目に見えておりますが。苦笑)。

nokata様、我儘申し上げますが、今後ともまた、様々ご助言のほど、
何卒何卒よろしくお願い申し上げる次第であります。

重ねて御礼、nokata様、ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/10 04:21

はじめまして♪


(毎回、書き出しがワンパターンで、、ごめんなさい。)

本物は大学生の時代に、秋葉へ行って聴いた事があります。
それ以前から、中学、高校の頃から憧れていたんですが、期待ばかり大きかったためか、ガッカリした記憶が有ります。
今でこそ、本当に小口径フルレンジが扱い易くて気に入っていますが、中学高校時代は出来るだけ大きい方向で考えていました。

実際に、安物ユニットですが、30cmバックロードを2台並べ、フロント側を密閉左右一体化して、中域ホーンは4”フルレンジ、高域は小型ホーンと言う真似物を造った経験も有ります。

当時の記憶では、当たり前ですが、真似だけのヘンテコ自作と比べるまでもなくスゴイサウンドでしたが、小中学生の頃に知人宅で聴かせていただけた、JBL4320や4343、4350の方がもっと良いと感じたと記憶しています。

一応、私が学生時代に試聴させていただいたお店では、「一部の大人だけがワカル、個性的なスピーカー」と言われ、普通に聴いていたら、「正面の2m未満で座布団に座って聴くと、別な世界」とアドバイスされました。
アドバイスに従って、正面に接近し、しゃがみ込んで15分も聴いていたら、足がしびれて、、、(苦笑)

本当に古いSP時代のジャズ等は、かなり濃厚な味が有ったように思いますが、それだけのために、、と言う感覚でしたでしょうかねぇ。

もう一度聴いてみたいか? と言えば、ドコカに有れば聴いてみたいと言う程度で、残念ながら所有欲は有りません。

個性的な外観なので、若い時の失敗作は解体していますが、御質問を拝見してテレビ台に成る程度の横幅90cm程でまたチャレンジしてみたいかなぁって(^o^)

ほんのチョットだけ大人思考で、オールホーンは考えず、低音は密閉で、中域以上を湾曲板に反射する「正面」だけのシステムとして、なんとかなるかなぁ~。 って(笑)

tyo0911 様へ、「可能性が有るなら、何でも試してみなくちゃ、、、、確率論で人類補完なんて、、、」←ミサト風でイメージ出来ますかねぇ?(こんな台詞 無かったと思いますが)
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この回答へのお礼

これはお師匠iBook-2001様、ご足労恐れ入ります!

今回も当方愚問へのご回答、誠に感謝感謝であります(礼)。

ちなみにお師匠、全日本FE83振興協会(会員三名)の当方と致しまし
ては、よろしければぜひとも名誉会員様、お受け頂ければ誠に幸いで
あります(いかがでしょうか。ニヤリ)。

誠に勝手ながら、ひとつ何卒お考えのほど、よろしくお願い申し上げる
次第であります(会員特典は皆無でありますが。苦笑)。

しかしながらiBook-2001様のお話におきましては、パラゴンと自作系の
連動も、これまた想像通りでありました(笑)。

安価なユニットとのお話しでありますが、そのユニット構成によるアン
サンブル型BHといいますのは、これは実際なかなか大変であります。

当方も同系品、図面だけは何枚も引いたものの(PC導入以前でしたので、
全て方眼紙であります。苦笑)、結局何も具体化できませんでした。

このあたり「見る前に飛べ」をかねてよりご実践、当方も反省しきりで
あります。

また本機に関してのご印象も、誠にありがとうございます。

同社大型モニターとの対比等、実は当方の周辺でも、全く同じご意見の
皆様が多くおられるのでありますよ(しかも皆様、古強者様ばかりであり
ます)。

「一部の大人だけがワカル、個性的なスピーカー」、こちらまさにマニア
の心理をくすぐる殺し文句でありますね(笑)。

当方もおそらくこの台詞を聞かされますと、iBook-2001様と全く同じ、
足のシビレにみまわれたものと想像致しました(罪なスピーカーであり
ます)。

iBook-2001様のお話における、本機への総体的なご印象。やはり今回
ご回答を頂戴致しました皆々様と、根底の部分において間違いなく共通
でありますですね(これまた納得でありました)。

JBL D44000、音場再生というよりは、音場醸成に長けたシステムと、
当方勝手に解釈致した次第であります(あくまで当方個人の勝手な結論
であります)。

しかしながらお師匠、ご発想のテレビ台としての応用構想は、実に楽しく
ありますね!

長岡先生がお亡くなりになって以降、テレビの主役は今や薄型であります。

支持ベース部のサイズを考えても、一昔前のテレビとは明らかに省スペー
スであります。

先生が様々なテレビ置台兼用のシステムを発表されていた頃とは、また
状況がかなり異なりますので、これも非常に面白い分野と感じました。

こちら、当方には到底パラゴン応用の設計は叶いませんので(苦笑)、単純
に奥行きの浅い、長岡式「凱旋門」改などを、ひとつ脳内イメージしてみたく
存じます(よくよく考えれば、使用ユニットに関しても、防磁型云々の制約が
外れましたものね。これはチャンスでありますネ)。

いやはやiBook-2001様、今回も多々有益なお話、心より御礼申し上げる
次第であります。

またこれら、しっかりと活用させて頂く所存であります(礼)。

またお師匠、全日本FE83振興協会、葛城ミサト嬢のようなきれいどころは
皆無でありますが(男三人)、何卒ひとつ、またの機会まで、ご考慮頂きます
よう、よろしくお願い申し上げます(規約上一切の勧誘は違反行為であります
が、あくまで名目のみのお話しでありますので、何卒ご容赦を。苦笑)。

iBook-2001様、重ねて御礼、ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/09 07:53

いわゆるピュアオーディオとは違ったジャンルのスピーカーと言えます。


10~15畳の洋間でさりげなく鳴らすのが最も良い活用法といえます。
ですので
SPと対決するがごとく眉間にしわ寄せで一音もこぼさずに聞き採ってやる、
そんな聴き方をするSPではないです。

リスニングエリアはあってないようなものです。
強いて言えば中央の湾曲部分から1~2m離れただけの至近距離です。
人によっては50センチがベストと言われれるかも。
センター定位はそこそこ、ステレオイ感はいまいち。
これは構造的にも仕方がないところです。

ゴージャスな木工工芸品から音が出せます、
これだけで満足出来る人には至高の逸品でしょう。
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この回答へのお礼

poteti800様、ご回答、誠に恐縮であります!

いやはや、具体的様々なお話し、感謝感謝であります(礼)。

当方、早速左門メモに書き込ませて頂きました(古い。苦笑)。

実際の聴取機会におきましては、まずこの位置からそろりと湯船に
浸りたく存じます(笑)。

しかしながらあらためてpoteti800様のお話を伺いまして、全く繰り
返しで申し訳ないのですが、まさに「なるほど」であります。

先日ご回答頂戴致しました諸先輩方のお話しにありますご感想、家具
調度品としての高級音響装置という印象が、やはり本来もっとも適する
評価と納得致しました。

「10~15畳の洋間でさりげなく鳴らす」、これがまさしく何とも良い塩梅
の雰囲気なのでありましょうね。

可能であれば、こういったご環境のパラゴン、一度ぜひ賞味させて頂き
たいものであります。

全くもって当方、根が単純ですので、小口径フルレンジにおける普段
の聴取感覚を一部課してしまった次第でありますが、やはりパラゴン、
そういったスタイルとは一線を画する趣きなのですネ(苦笑)。

しかしながら同機のユーザー様のお話にもありましたが、近接聴取、
これもまた楽しいシステムのようでございますね。

懐が深いというか、何とも不思議なスピーカーと、あらためて認識致し
た次第であります。

またpoteti800様のお話にありますセンター定位とステレオイメージ、
こちらを伺っておりまして当方ふと思ったのですが、もしかすると
このパラゴン、二台使いでステレオ化致しますと、またとんでもなく
面白い世界が広がるのではと思ってしまいました。

あまりに非現実的ですので誠に「お馬鹿な」妄想でありますが(苦笑)、
とにもかくにも、近年のスピーカーシステムにはない、独特の魅力的
を持つ品であることは間違いなしと感じました。

poteti800様、正直申し上げまして、このシステムは、やはりブルジョ
ア階級(また古い表現ですみません)の皆々様が、過去も現在も最も
オーナー様として相応しいと感じた次第であります。

実は以前に当方、こちらにおきましてタンノイ・アーデンをご愛用の大
先輩からご助言を頂戴致しました。

アーデンとパラゴンではまたクラスが異なる世界ではありますが、まず
もってオーナー様のご人格やご生活ぶり、その諸々がそれに応じた音を
醸し出す根幹であると、ご回答者様のお言葉を拝見して再認識した気が
致しました。

当方などは到底購入は不可能でありますので、取り敢えず聴いてみた
いという感覚のみでありますが、むしろその方が、一オーディオマニアと
しては純粋に楽しいのでは?とも思えます。

しかし、もしかすると、自作マニアと致しましては、ちょっとしたサイズ
の縮小版。こちらは下手をすると、手を付けてしまいそうな気も致します
です(汗)。

http://www.hifido.jp/KWparagon/G1/J/0-10/C10-515 …

パラゴン系にトライされた自作マニアの方、これまで様々拝見させて頂き
ましたが、こちらの皆様は本当にチャレンジ精神の塊と、当方こころより
敬服致す次第であります(加えて思わず苦笑)。

個々具体的なお話、poteti800様、誠にありがとうございました(礼)。

またお手数お掛け致すことと存じますが、今後とも何卒、よろしく
お願い申し上げます!


 追伸

poteti800様、以前にロクハン関連の当方愚問でご助言頂きましたシステム
でありますが、製作の友人、DB-8改、見事完成であります(ニヤリ)。

BHに比較致しますとエージング期間も軽めですので、ただいま日に日に
良い塩梅へ、順調に向かっている模様です。

仰る通り人身御供のつもりが、なかなか新ユニットを見事に使いこなして
おりまして、当方思わず「こりゃ参った」でありました(苦笑)。

今回の組み合わせ、相性はまずもって無難のようであります。

しかしながら自作スピーカーにおきましては、やはり本人様の熱意、これ
が間違いなく大きなウエイトを占めるものと、あらためて認識致した次第
でありました(自身では、意外と気が付かない部分でもありました)。

poteti800様、重ねて御礼、ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/08 23:06

既出の如く実際には工芸的特徴のフラグシップ製品で音響的には残念な思いをしました。




実際にはOLYMPUSの良さ、まともさがJBL Soundsそのものでした。
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この回答へのお礼

yamame17gou様、ご回答、お手数お掛け致します!

凝縮された中身のお言葉だけに、yamame17gou様ご自身のお考えが
非常によく伝わって参りました(ありがとうございます)。

同機に関する様々な記述においては、やはりご愛用の方のお話が主
たる位置を占めておる次第でありますが(オーナー様でいらっしゃい
ますから当然といえば当然でありますが)、そのためか結果的に同機
に対する否定的評価が前面に出てこないのもまた事実であります
(本機の気難しさに関するお話はよく拝見致しますけれど、これも
 また大いなる愛情表現の裏返しかと。苦笑)。

yamame17gou様のお話、こちらもオリンパスを対比頂いたことで、
浅学当方も音のイメージが非常によく理解できた印象でありました。

「百聞は一見にしかず」でありますが、当方としては皆様の様々な
ご経験談、こちらが内包する多角的な視点と客観評価も誠にもって
貴重な参考資料であります。

いずれは一度この耳でパラゴンの音を楽しみたく思いますけれど、おそ
らくそのすべてを一時で把握することは到底無理でありますので、また
皆様のお話しを多々参考としながら、その際に極めて有効に時間の活
用が行えるよう、諸々画策致したく存じます(ニヤリであります)。

yamame17gou様、当方なども、一度は筋金入りのJBLマニア様の音、
ぜひぜひ聴いてみたく思いますですね。

当方の周辺環境においては、面の威力でドーンと来る極太芯のサウンド、
いずれも他社さんのシステムをお使いの方が中心なのですよ(普通は
4344等のオーナー様辺りがおられても不思議はないのですが、なぜか
皆様他社製品のオーナー様ばかりでありまして。苦笑)。

パラゴンも含めて、JBL各サウンドの奥深さ、また味わえれば大変幸せ
であります。

yamame17gou様、貴重なお話し、実に参考になりました(礼)。

重ねて御礼、ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/08 07:54

もう40年前になりますが聴いた事があります。

当時は余程のマニアかお金持ちしか所有しない私達には雲の上の存在にも思えました。其の頃はジャズに嵌まって授業が終わるとジャズ喫茶に日参する日々でした。40か60Lのスピーカーをコーンが飛び出すのではないかと思うくらいの爆音で聞いていた耳には「異次元」の音でしたね。お化粧をばっちりして着飾った女性ではなく、素肌が綺麗で高貴な感じで神々しい感じさえしましたが、本当の魅力と言うか素晴らしさは其の時の自分には解らなかったのかと今思えば悔しいような寂しい感じもします。勿体無い気もします。自作や視聴などで耳が多少お利巧になった今聴いてみると真の良さがわかるでしょうか?
確認にサイトを覗いてみましたが、やはり唯一無二のスピーカーというより楽器、芸術品なのかなと思いました。
貴方様は既にご覧だとは思いますが参考までに、、、、http://fukuroo3.com/paragon1.html
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この回答へのお礼

777oichan様、ご回答、心より御礼申し上げます!

これまた長いキャリアの大先輩からのご配慮、誠にかたじけなく存
じます(礼)。

当方こちらの場におきましては、諸先輩方の様々なお話を伺うのが
何物にも代えがたい最高の楽しみであります。

777oichan様、また今後とも若造当方へのご助言、我儘ながら何卒
よろしくお願い申し上げる次第であります。

実は777oichan様、今朝方当方この質問を送らせて頂いたのち、地元
におけるオーディオの大先輩からもお電話を頂戴致しました。

先輩曰く、「○○くん、パラゴンはそういう聴き方のシステムじゃあ
ないヨ。それにどうせ例えるなら、きれいどころの女性として扱って
ほしいネ」とのお話しでありました(汗)。

777oichan様のお話しにあります比喩表現、こちらまさに「爆音」系の
サウンドも関連引用頂いたことで、当方のガサツな感性でも思わず
納得であります。

同機のユーザー様のお話では、こういったイメージ表現を様々拝見致
しておりましたが、やはり今回のように直接のご回答でお話賜ります
と、その得心の度合いも格段に異なる次第でありました。

777oichan様、確かに同機ご愛用の皆々様をネット上で拝見致しまして
も、その惚れ込みは本当に凄いものがありますですね(笑)。

こちら、ツボにはまると、たかだか8cmのフルレンジにすらのめり込ん
でしまう人間もおる次第でありますから(当方であります。苦笑)、まし
てやパラゴンクラスの名機となりますと尚更であります。

まさに、「なるほど」でありました。

しかしながら777oichan様、お話し賜りましたように、時節等々の兼ね
合い、これは諸先輩方もやはり様々ご苦心がお有りなのでありますね。

まさしくこちらも、当方あらためてその難しさをご教授頂いた感であり
ます。なるべく当方も、可能な範囲でいろいろな音に親しむ機会が持て
るよう、また頑張ってみたく存じます。

パラゴンに関する見方、おかげさまで当方また新たな視点を頂戴致しま
した。

777oichan様、貴重なお話、再度深く御礼であります。

ご回答、誠にありがとうございました!


 追伸

777oichan様、当方も今回、同機の様々なお写真を再度興味深く拝見さ
せて頂いたのですが、仰る通り芸術品としての造形は本当に素晴らしい
品とあらためて感じ入った次第でした。

また私事で恐縮なのですが、当方先日の愚問におきまして、室内音響に
関するご助言をこれまた本当に多くの皆様から頂戴致しました。

こちらにおきまして、オーディオ装置と楽器の共存環境、これにおける
様々な効能効果を学ばせて頂いたのですが、おそらく今回のパラゴン、
これもスピーカー単体の音だけではなく、部屋全体への波及効果も音響
体として相当あるのではと思えた次第です。

もちろん、同機自体が響きを積極的に活用した方向性の造りとは思われ
ますが、それに加えての「楽器」的な心地よさを部屋にもたらす側面、
これも何かしらの可能性を感じた次第でありました。

ハーツフィールド等のコーナーホーン効果とはまた違う音響的意図、もし
こういった計算も込みでのスピーカーならば、これは本当に凄いシステム
と思われます。

想像過多は当方の悪癖の一つなのですが(苦笑)、こちらまた、当方なり
に勉強してみたく思います(あくまで冷静に学びたく思います)。

777oichan様、再度御礼、ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/08 01:29

昔まだサンスイが元気だったころにショールームで聞きました。

その後その製品がある店に販売されてその店でも聞いたことがあります。

昔のはなしなので鮮明には思い出しませんが、でも驚くほどの感激ではなかったですね。
もちろんあのデザインと工作は見事です。でもそれは家具や工芸品としてという意味です。

音のほうは今から考えるとあの金額を出すのならば同じかもっと良いものもあるような気がしています。
あの構造では本当に重低音は無理ですね。ホーンの中高音も当時ならばたとえばオンケンやGOTOーUNITの方が同じような金額で高性能でないかと思います。(最も両製品とも普通のショップで入手は困難ですが)

あのような形の製品はあの後も出ていないのでそういう意味では伝説の名機なのかもしれませんが、半分は高価なブランド志向に近いのかなという気がします。もちろん安物のスピーカーよりはかなり良いとは思いますよ。当たり前の話ですが。
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この回答へのお礼

大先輩yosifuji20様、いつもお世話になっております!

早速のご回答、誠に誠に恐れ入ります(本当にありがたくあります)。

実は最近当方、性格としてはモニター系に近い旧作のスピーカーを
あれこれ改良しておるのですが、ふと「モニター系とは対極の音と
いえば・・・」といった思考が頭に浮かんだ次第であります。

当方などはJBLさんのシステム(及びユニット)と全くご縁がありません
ので、これらを語る資格など到底ございませんが(苦笑)、かねてより
様々なトコロでお噂を伺っております同機、こちらに関しまして皆々様
のお話をぜひとも賜りたく、今回質問させて頂いた次第であります。

yosifuji20様のお話、いやはや今回もまた、当方「なるほど」の連続で
ありました。

当方の場合、既製品のシステムにおきましては、どうしても構造や動作
へまず先に目が行ってしまう悪癖がございます(哀しいかな、こちらいつ
まで経っても治りません。苦笑)。

しかしことパラゴンに関しては、巷での一部神憑り的な評価を見聞き
致しておりますと、単純に物理的な見方だけでは判断致しかねる部分
が様々ございました(内部構造等の図面はよく拝見していたのですが)。

しかし今回、大先輩のお話を拝見致しまして、当方の無知による信仰
的な見方、その旨幾分は冷静に判断が可能になった感が致します。

今後もし同機の音を聴く機会がありましたら、こういった中性的精神
状態と客観的思考は誠に有益であります。

あくまで道具としてのスピーカー、その観点で、一度パラゴンを聴く
幸せに恵まれればと思う次第であります。

とは申しましても、やはり大先輩が仰る通り、家具工芸品としての魅力
も本当に素晴らしく感じますので、おそらく当方現物を目の前にした途端、
目尻が下がりっぱなしのデレデレ状態になるものと推察致します(苦笑)。

大先輩yosifuji20様、今回も当方、多々勉強させて頂きました(礼)。

日頃よりのあたたかいご配慮、改めて深く御礼申し上げます。

重ねて御礼、誠にありがとうございました!


 追伸

しかしながら先輩、当方他のカテゴリにおきましては、ご回答へのお礼
が比較的簡潔に(?)まとまるのでありますが、やはりオーディオ枠の
質問となりますと、本当についついあれこれとお話が長くなってしまう
次第であります(しかも支離滅裂の内容で誠に申し訳ありません。苦笑)。

yosifuji20様をはじめとする諸先輩のお話、当方にとりましてはまさに
最高の指南書教科書であります。

先輩、今後ともお手数お掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げる
次第であります(深く礼)!

お礼日時:2011/07/08 00:26

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