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角交換の将棋の序盤から
▲7六歩 △8四歩 ▲2六歩 △8五歩 ▲7七角 △3四歩
▲6八銀 △3二金 ▲2五歩 △7七角成 ▲同 銀 △2二銀
7手目:6八銀としていますが、角換わりでは8八銀とするものだと聞いたことがあります。
角にひもをつけるのにあたり、8八でなければならない理由を教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

こんにちは。



とりあえず思い当たるのは、
6八銀と指した直後、後手が「裏切って」4四歩と突いて角道を止めて矢倉を目指したら、先手の角が立ち往生しますね。
銀が8八にいれば、6八角と引いて先手もすんなり矢倉にできます。
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この回答へのお礼

そうか、相手が角を交換してくるとは限りませんね。
8八は交換してこない場合の想定の範囲内なんですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/18 07:51

角換わりに進むのなら7手目は▲6八銀でも▲8八銀でも同じです。

ただし▲6八銀の場合は、8手目▽4四歩が成立します。▲2五歩▽3三角▲3八銀▽5二金右▲2七銀▽4三金▲2六銀▽2二銀▲1六歩▽4二角▲1五銀▽3三銀と先手が急戦棒銀でもぴったり受かってしまいます。つまり後手はすんなり矢倉に組み換えることが可能なのです。それに対し先手は矢倉には組み替えにくいので雁木にでもするしかない。
しかし雁木にすると▲2五歩▽3三角▲4八銀▽5二金右▲5六歩▽5四歩▲5七銀右▽4三金▲6六歩▽4二角▲6七銀▽3二銀▲7八金▽3三銀で後手にだけ8筋の歩を切られることになりますし、後手は▽4二玉▽3二玉▽4二金上の順で角の打ち込みに強い片矢倉に組むこともできます。
7手目▲6八銀は一見手広いようですが、後手に余計な選択権を与えてしまうし3手目▲2六歩が中途半端になるので、いまさら振り飛車にもできない中途半端な手なのです。

では7手目▲8八銀に8手目▽4四歩だとどうなのか。
▲2五歩▽3三角▲5六歩▽5四歩▲6八角▽2二銀▲7七銀▽4二角▲2四歩▽同歩▲同角▽同角▲同飛の順で先手にだけ飛車先歩交換を許してしまいます。
▽5七角の打ち込みで馬ができるようですが、▲2八飛▽8四角成▲4三角(または▲1五角)で後手不利です。この変化で明らかなように▽4四歩は4三の空間を作って角の打ち込みを生じさせる不要不急の一手になってしまうということなのです。すなわち7手目▲8八銀には8手目▽4四歩は不成立で後手としては素直に角換わりに応じるほかなく矢倉に変化することはできません。
▽5四歩と受けずに▽2二銀とすれば▲6八角▽4二角▲7七銀▽3三銀でなんとか矢倉にはできますが、すかさず▲5五歩と位を取られ先手に5筋位取り矢倉を許してしまうと後手が苦しいです。

先手が3手目に▲2六歩としたのは角換わりか横歩取り指向です。矢倉指向なら3手目は▲6八銀の筈だからです。とすれば先手は相矢倉を苦手としている可能性も期待できます。私が後手を持つなら7手目▲6八銀に対しては8手目▽4四歩と応じて矢倉に組む方向で戦いたいです。

相居飛車の序盤は一手一手が重い意味があります。全ての角換わり系の棋書が上記の裏の変化を説明してあるとは思えませんが、▲6八銀と▲8八銀には大きな違いがあるとお分かりいただけたでしょうか。
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この回答へのお礼

7手目▲6八銀(中途半端な手)が、3手目▲2六歩を中途半端な手にしてしまうとは驚きです。
6八銀と8八銀の大きな違い、よくわかりました。
懇切丁寧なご説明、ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/19 07:19

 44歩と止められた時、今日は矢倉でと思った時は88銀、右四間と思った時は68銀と以前は指していました。

今は矢倉勉強中なので、88銀です。(2番さんの回答参考にさせていただきます。)
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この回答へのお礼

44歩と止められたときというのは何手目のことなのでしょうか?
88銀か68銀にするかは44歩の前に決めなければならないのですが・・
ありがとうございました。
2011-08-25 5:53

お礼日時:2011/08/25 05:52

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