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いつもお世話になっております。
先日演奏家の知人と話をしていて、疑問に思ったことがあり質問させて頂きます。

知人は音大卒で講師をしながら演奏活動もしています。名前でお客様を呼べるレベルではないため、出演者を募集している音楽事務所の演奏会にチケットノルマを払って出演するということです。

質問したいのは以下のことです。

(1)その事務所だけなのかわかりかねますが、HPや会報の募集欄でチケットノルマが掲載されていない。
(2)ジョイントコンサートで、当日行ってみると、同じ時間だけ演奏するのに、チケットノルマが人によって違う。
(3)その事務所が主催で招いた海外演奏家の共演者としての募集をしておいて、共演者にチケットノルマが9割負担。にも拘らず、事務所の方でチケットが1割より売れても、事務所の儲けにしてしまう。

上記3点です。

(1)は、チケットノルマが公に掲載されていないというのは、その人によってノルマ数を自由に変えられるし、ノルマ代(事務所側の収入)をどうにでもできますよね。これって脱税とかできてしまいますよね。そのために書いていないのでしょうか?

(2)は、知人が言っていたのですが、自分はチケット50枚なのに対し、他の方は30枚だったり、たまにノルマなしで逆に出演料をもらっている人もいたとか・・・。これは有名無名等によるものでしょうか?なんとも不平等で不愉快な感じですが。

(3)これが一番驚いたのですが、事務所が主催して海外から呼んだのであれば、例え、募集で集めた共演者であっても、その演奏会の座席分半分は事務所が負担なのではないのでしょうか?しかもメインはあくまでその海外演奏家。共演者はあくまで共演者です。なのに、なぜ共演者が座席9割分もの費用を負担しなければならないのでしょうか?知人は百万ちょっとだったそうです(でも頑張ってチケットを売ってなんとか半分位にしたらしいですが…でも50万…)。音楽事務所というのは、演奏家の音楽活動をサポートするのが仕事ではないのでしょうか?演奏会の企画を立てるだけ立てて、ろくに宣伝の努力もしないで(無料の掲載欄にのせるだけのようです)、表向き凄い演奏会・会場をアピールしているが、結局、共演者に全負担を負わせ、事務所が損をしないようにするシステム。これはどうなのでしょう?チケットノルマを9割も共演者にかけたのなら、それが売れるように事務所で働きかけるなどすればまだ親切ですが、共演者自身で裁くだけで、事務所で売れた分は全て事務所のもの。ぼったくりに近い気がします。

音楽事務所ってみんなそういうものなのでしょうか?どうにも、無名演奏家の足元を見ているようで、知人が騙されているようで気になります。脱税も…。
クラシックの演奏会の方でこのような事務所は普通なのでしょうか?
詳しい方がいましたら、また同じように思われて事のある方がいらしたら、ぜひご意見を伺いたく存じます。

長々、申し訳ございません。
どうぞ宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

 私はその業界の人間ではないので適格ではないと思いますが、答がないようなのでひとこと。



 業界の如何にかかわらず、ビジネスとしての話であれば、「普通はこうだ」というものがあったとしても、全ては個別の「契約」で決まることと思います。
 契約条件は、需要と供給の関係で決まります。
 不利であれ有利であれ、双方が合意してサインすれば、その取り決めが有効になるわけです。
 それが、音楽に限らず、プロの世界というものです。

(1)について
 契約の条件が、その人の実力や経歴・実績に依存するなら、会報や募集要綱に一律の条件は書かないでしょう。会報や募集要項に書かれた最低線の条件を満たした上で、「詳細条件は個別交渉で」ということでは?

(2)について
 上に書いたように、その人の実力や経歴・実績に応じて、契約条件が異なるのはある意味当然でしょう。さらに交渉術も関係するでしょう。
 特に音楽関係では、師匠が誰か、どこの学校出身か、コンクールの成績、演奏実績、共演者の実績、といったいわゆる「履歴書」が非常に大切なようです。これは、交渉材料ですよね。
 さらに主催者側の立場で考えてみれば、募集に応じてきた人はある程度主催者に有利な条件で交渉できますが、募集人数が不足で主催者が出演を依頼した人は、出演者側に有利な条件を提示せざるを得ないはずです。

(3)について
 これも同じですね。海外から来た有名演奏家と共演することが「経歴」「実績」に有利、という出演者側のメリットがあれば、不利な条件でも応募することはあり得ます。主催者がそう判断すれば、そういう主催者に有利な条件を提示することもあると思います。
 それが「不条理」と思ったら、応募しないか、契約時点で断ればよい話です。
 出演料を稼ぐという目的と、将来の出演料交渉を有利にするための経験・実績作り、自分の実力のアピールといった目的とのバランスで、出演する側も交渉するのでは?
 それが、ビジネスというものです。契約してから不平を言うのは、プロとして失格でしょう。
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この回答へのお礼

ご丁寧にご回答ありがとうございました。
要は、実力・実績があればこのような疑問は抱かないということですね。

お礼日時:2011/11/02 03:18

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