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ベートーヴェン作曲のピアノ協奏曲第5番に関する質問です。

Wikipediaの「ヴァイオリン協奏曲(ベートーヴェン)」の記述を読むと
「ピアノ協奏曲第5番にはカデンツァはなく」
とありますが、同じくWikipediaの「カデンツァ」には
「協奏曲の作曲者自身が同じ楽譜の上にカデンツァを書き記す」
としてピアノ協奏曲第5番が例に挙げられています。

結局、ピアノ協奏曲第5番にはカデンツァは存在するのですか? しないのですか?

A 回答 (5件)

下の方とおんなじ解答になってしまい申し訳ありませんが、ショパンやリストなどと同じように作曲家によって書かれたカデンツァになっているのだと思います。



ベートーヴェンが協奏曲5番だけはカデンツァを自由に変えることは許さないぞと主張したかは分かりませんが普通はそのまま弾くので、カデンツァがないように感じるのかもしれませんね。
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No.3 ふたたび



もっと単純に考えると
「『カデンツァ』と指定された小節がない」
ということでしょうかね。
補足しておきます。
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「演奏者が自由に弾くカデンツァは存在しない」という意味でしょう。


ピアノ協奏曲で言えば、
ハイドンは自作のカデンツァを残していない。
モーツァルトは何曲かには自作を残している。
ベートーヴェンは1番と2番は自作なし、3番と4番はスコア上ではなく別出版。
5番で初めてスコアに書き入れてしまったワケです。
それだけ一つのコンセプトでまとめ上げたかったんでしょう。

おかげでそれ以後、ブラームスもシューマンもショパンもカデンツァは自分で書いてスコアに入れてしまうという伝統ができてしまい、即興演奏の面白さは失われてしまった。
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「皇帝」ですね。

古今のあらゆるピアノ協奏曲の中で頂点に君臨する最高峰の名曲だと思います。

作曲者による自作のカデンツァが最初から曲の中に書かれています。
第一楽章の冒頭と後半のコーダの前、第三楽章の終わりの部分です。

当時は慣例として演奏者自身が作ったカデンツァ(=本来の意味は終止形の和音。それをもとに即興で演奏し独奏者の腕を披露)を弾くのが多かったのですが、あえて作曲者自身が作ったものもあります。
「皇帝」の場合は、「カデンツァ風」で完全に曲の中に溶け込んでいます。ベートーヴェン自身、独立したカデンツァは不要との旨を書き記しています。

蛇足ですが、ベートーヴェンは唯一のヴァイオリン協奏曲をピアノ協奏曲に編曲しカデンツァまで書いています。オリジナルがよほど気に入っていたのでしょうね・・・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
カデンツァ自体は存在するようですね。

カデンツァは存在しないというのは、独立したカデンツァが存在しないという意味なのでしょうか。

お礼日時:2012/02/15 20:59

「皇帝」ですね。

古今のあらゆるピアノ協奏曲で頂点に君臨する最高峰の名曲だと思います。

作曲者による自作のカデンツァが最初から曲の中に書かれています。
第一楽章の冒頭と後半の再現部の前、第三楽章の終わりの部分です。

当時は慣例として演奏者自身が作ったカデンツァ(=本来の意味は終止形の和音。それをもとに即興で演奏し独奏者の腕を披露)を弾くのが多かったのですが、あえて作曲者自身が作ったものもあります。
「皇帝」の場合は、曲とは独立したカデンツァというより完全に曲の中に溶け込んでいます。

蛇足ですが、ベートーヴェンは唯一のヴァイオリン協奏曲をピアノ協奏曲に編曲しカデンツァまで書いています。オリジナルがよほど気に入っていたのでしょうね・・・
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