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アルカリ、マンガン、リチウム電池のそれぞれと比較した違いをわかりやすくご説明いただけないでしょうか?

A 回答 (2件)

まずアルカリ電池とマンガン電池はかなり近い性質を持っていますが、アルカリ電池のほうが大電流の放電ができます。

これは大きな負荷がかかる機器に向いているということですので、デジタルカメラやモーターを使った機器などに向いています。マンガン乾電池はアルカリ電池に比べると大きな電流を取り出すことはできませんが、使用を中断すると一時的に落ちた電圧が回復するという特性があるので、リモコンや目覚まし時計などに向いています。

アルカリ電池が高性能電池でマンガン電池が普及版のような扱い方がされていますが、先にあげたリモコンなどではマンガン乾電池の方が長持ちする場合もあります。断続的に小さな電流を使う場合は、アルカリ乾電池では電池寿命近くになって電圧がいったん下がってしまうと、電圧が回復することはほとんど期待できないのですが、マンガン乾電池ではしばらく休ませると電圧が回復していく特性があるため、リモコンや、目覚まし時計(アラームのときの電流はある程度大きいが普段は非常に小さな電力であるため、アラームのなっていないときに電圧が回復する)などはアルカリ電池よりも向いているといえるでしょう。

リチウム電池については他の2つの電池とは基本的に電圧が異なる(一部のリチウム電池では通常の乾電池と同じ1.5Vのものもあるが、多くは3.0Vまたは3.6V)ため、乾電池の代わりに使用することはできませんが、小型軽量で非常に大きな電力が取り出せる優れた電池です。また、自己放電(使わないで置いておいても、電池が消耗してしまう現象)が非常に少なく10年程度放置した後でも80%以上の容量を残しているものがほとんどです。このため長時間には渡り安定した電圧を供給する必要があり小型軽量が要求される腕時計や、小型軽量で大容量を要求される携帯機器の電源などに多用されています。また、使い切る直前まで電圧があまり落ちないのも特徴です。

リチウム電池には乾電池のような使いきりのタイプと充電ができるリチウムイオン電池がありますが、こちらは電圧が3.3V~4.2V(内部の反応物質の違いにより電圧が異なる)であり、乾電池とはやはり電圧が異なるので専用の機器での使用が前提になります。一番身近にあるものでは携帯電話でしょう。リチウム電池以前の充電池としてはNiMH(ニッケル水素電池)が多用されていましたが、同じ大きさであればリチウム電池のほうが容量が大きく軽いためと、NiMHなどでは問題になるメモリー効果がほとんどないために、現在はり積む電池の使用を前提として設計する場合のほうが多いでしょう。ただしリチウム電池は使用するリチウムやコバルトが高価であるため価格が高いことと、不用意に分解したり大きな衝撃を与えて内部が破損した場合などに発火する可能性があるという問題もあります。また、充電する際の電圧管理がシビアで高精度な充電回路が必要です。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすく納得しました。長文での回答ありがとうございます。マンガンの電圧が回復することなど知りませんでしたし、それぞれ使い分けされている理由がわかりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2012/02/27 21:09

アルカリ電池は、アルカリマンガン電池が正式な名前で、マンガン電池おなじ1次電池で充電できません。


リチュウム電池は1次電池と2次電池が有ります。
以下のURLを参考にしてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3% …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB% …

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81% …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ただ、一次電池とか二次電池とかもさっぱりわからないレベルです。(^^;

お礼日時:2012/02/27 21:00

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