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新聞及び週刊誌の発行部数はどうやって決めてるのですか?

A 回答 (2件)

創刊してから10年20年経っている新聞、雑誌は、長年の発行を続けているうちに今の部数に落ち着いたわけです。


質問者の質問は創刊時の部数ですかね。
簡単に言うと、類誌、紙との比較で決めます。
まったく世の中になかった雑誌というのを出したとしても、おおよその似通った雑誌、新聞との比較で決めます。
A誌と似たような読者を想定して、例えば類誌が50万部出ているとすると、新刊誌は、販売部の綿密な調査、検討を経ておおよその部数を決めます。そこに宣伝、新刊効果、または関係者の期待を込めて、部数調節が加えられ80万部でスタートしよう、ということになります。
そして創刊。創刊号は比較的売れます。
この例え雑誌も創刊号は70万部売れたとします。
売上率88%!すごいです。ほぼ完売です。
すると2号めはさらに部数を積みます。社の力にもよりますが100万部発行というのも考えられます。
押せ押せムードを店頭で作るためです。
しかし逆に創刊号が30万部しか売れなかったら…
当然2号めは部数減らしますが、創刊5号くらいまでは店頭で新雑誌の名前を覚えてもらうために、あまり部数は減らしません。
2号めも同数か減らしても3万か5万部。
そうして毎号調整してゆき、約1年後にはほぼ正しい、というか適切な発行部数に落ち着きます。
類誌を凌駕して、類誌の読者を奪えるか、類誌の壁に跳ね返されるか…です。
共存共栄という結果もあります。
つまり新規の読者を獲得したわけです。
部数は、書店からの返品数(つまり実売数)などを常に情報として入手する販売部が実質は決定しています。
返品率がおおよそ25%以下になるようにして適切部数を決めるのが標準的です。(その雑誌の入り広告料にもよります。つまり売れてなくても広告が入ってくる雑誌は多少の実売数ダウンしても部数はキープします)
健康な雑誌は返品率は15%前後です。
10%以下になってくると部数を乗せます。
最近はほとんどの雑誌は返品率の増加により部数ダウンしています。
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ABCといって,新聞や雑誌などの発行部数を第3者がチェックするシステムがあります。


ここで毎月,新聞社・出版社,新聞販売店,書店などの伝票データをチェックして,「ABC部数」として発表しています。
ABCとは「Audit Bureau of Circulations」(発行部数公査機構,と訳されることが多いですね)の略で,日本のほかにもアメリカをはじめ,世界三十数か国にあります。

わが国では「日本ABC協会」という組織があり,2003年10月現在,新聞76紙,雑誌133誌,専門紙誌25紙誌,フリーペーパー189紙誌の,合わせて423紙誌がこのシステムに参加しているそうです。

参加している新聞・雑誌の一覧など,詳しくは参考URLのページを。(会員一覧というところにリストがあります)
主立った新聞はたいてい加わっています。

なお,ここに加わっていない新聞・雑誌の部数は,「自社公称部数」と呼ばれ,それぞれの社が「○○部売れてますよ」ということにして発表しているものですが,第3者のチェックがありませんので,水増しされていても分かりません。

そんなところで回答になったでしょうか。

参考URL:http://www.jabc.or.jp/
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