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電気の勉強を始めたばかりの初心者です。
お忙しい所恐れ入りますが、ご教授頂きたく、よろしくお願い致しま
す。

単相3線式で100Vを取る場合、非接地線のいづれか一方と、接地線の
2線で閉回路を構成していると思うのですが、柱上トランスの2次側
から引込み線を経由して電気を受電して利用している場合、分電盤と
かは省略したとして、


(1)トランス2次側 → 引込線 → 非接地線 → 負荷 → 接地線
 → 引込線 → トランス2次側



(2)トランス2次側 → 引込線 → 接地線 → 負荷 → 非接地線
 → 引込線 → トランス2次側


を一定周期(周波数)で繰り返していると考えてよいのでしょうか?


仮にこのイメージで良かったと仮定した場合、上の内容を自分で書い
ておきながら否定する様で恐縮ですが、以下の2つの事ががしっくり
きません。


1.非接地線が対地電圧100Vの回路の時、(2)が実現不可ではないか?

  理由は、『接地線が対地電圧0Vである為、電位差で上位にある
  非接地線に電気が流れるというのはありえないのでは?』と考え
  た為です。


2.非接地線が対地電圧-100Vの回路の時、(1)が実現不可ではないか?

  理由は、『接地線が対地電圧0Vである為、電位差で上位にある
  接地線に電気が流れるというのはありえないのでは?』と考えた
  為です。


自分の考えがどこか破綻していて、うまく個々の内容を紐つけられて
いないとは思うのですが、それが何処なのかが判らず、苦慮しており
ます。


初歩的な質問で恐縮ですが、ご回答の程、宜しくお願い致します。

A 回答 (17件中11~17件)

> 但し、電源線の電圧が正の場合は合致すると思うのですが、負の


> 場合は、どうなるのでしょうか?
> 理論上は0Vから負の電圧値であれば高電位から下電位という構成
> にはなると思いますが、大地から電気が流れてくるという事はあ
> りませんよね。
大地から流れると考えると判りにくくなります。
電源の中性極から大地に向けて流れ出ると考えます。

中性極は大地に接続されていますので、電位差を考えた場合の基準
となる電圧 0Vです。
電源線がマイナスの周期では、0Vから電源線(マイナス極)へ向けて
電流が流れると考えれば良いでしょう。
ただし、検電器の場合の流れる電流は極く小さな微小電流です。

例えば海底から海岸を見ることと同じです。マイナス極から0Vを見
ますと0Vの方が電圧が高いことになります。
この場合の図を貼り付けましたで参考にして下さい。
矢印の方向を順に確認して下さい。
「単相3線式で引込みした際の屋内配線での電」の回答画像7
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この回答へのお礼

>大地から流れると考えると判りにくくなります。
>電源の中性極から大地に向けて流れ出ると考えます。
>
>電源線がマイナスの周期では、0Vから電源線(マイナス極)へ向けて
>電流が流れると考えれば良いでしょう。

 私も『0V(高電位)から負の電圧値(下電位)に流れる』と
 理解はしているつもりですのでfujiyama32様の説明内容
 と一致していて一安心なのですが、『大地から電気が流
 れてくるという事』という点につきましては、半分は合って
 いると解釈してよいのでしょうか?

 要は大地から電気が沸いてくる訳ではなく、中性極から
 接地線を通って地中を経由して足底まで繋がって理論上
 の閉回路が出来上がっているイメージでしょうか?

お礼日時:2012/05/14 02:26

> と記載して頂いておりますが、中性線側の刃に検電器を当てても


> 点灯しない理由は、中性線が対地電圧0Vで、検電器を通して人体
> を経由して大地に繋がったとしても、大地は電圧0Vだから電位差
> なしで、電気が流れないという理屈でよいでしょうか?
その通りです。

> 逆に、電源線(非接地側)の刃に検電器を当てると点灯する理由は、
> 電源線から検電器を通して人体を経由して大地に繋がった場合、
> 大地は電圧0Vだから電位差がある為、高電位から下電位に電気が
> 流れるという理屈でよいのででしょうか?
その通りです。
人体には高抵抗の抵抗分と微小な静電容量(浮遊容量等といいます。)
があります。
また、足底は床に接しています。床は基礎経由大地の上に建てられ
ています。
この部分を詳細に考えますと浮遊容量や高々抵抗分があると解釈で
きます。
検電器の電極間の静電容量(*1)に人体の浮遊容量と足底から大地間の
漂遊容量が直列になりますので、電源線の電圧と中性極(N)との電位
差(*2)により微小な電流が流れます。
この微小な電流によりネオン管が点灯します。

(*1)検電器の中には高抵抗の抵抗器とネオン管が組み込まれています。
ネオン管は2枚の電極の間にネオンが封入されています。
電極が相対していますので、これも極く微小なコンデンサを形成して
いると解釈できます。)

(*2)図解を書きましたので貼り付けます。参考にして下さい。
図の電源線の配線で+√2×AC200Vと書きましたが、ある瞬時の時刻の
状態を示しています。
電源側の配線から0Vから+AC282V更に0Vまでの周期(プラスの期間)は
図の矢印の方向に電流が流れると考えます。

(注)マイナスの周期の図は、次の回答に貼り付けます。
「単相3線式で引込みした際の屋内配線での電」の回答画像6
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この回答へのお礼

お忙しい所丁寧なイラスト付きでご回答頂き、
ありがとうございます。

基本的な考え方に間違いがなさそうですので、
安心しました。

一つ質問なのですが、添付して頂いたイラスト
に二つの電圧波形が描かれているのですが、
これはどういう意味を表しますでしょうか?

お礼日時:2012/05/14 02:15

右半分を貼り付けました。


両方も照らし合わせて、理解を深めて下さい。
なお、参考になるサイトを調べてありましたら、貼り付けるように
したいと思います。
「単相3線式で引込みした際の屋内配線での電」の回答画像5
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この回答へのお礼

大きくてよく見えます!!
本当にありがとうございました。

これを見てみて思ったのですが、やはり中性線(接地側)にも電気は
流れるんですよね。
前に『中性線は対地電圧0Vだから、電気は流れない』と書いてる
書物かサイトがあったので、今回の質問内容の様な疑問が出てきた
次第です。


因みにfujiyama32様がNo.2で記載して頂いております、『<1>中性線
と接地線』の項にて、

家庭の中性線をトランスまでたどっていくと中性極(N)に接続されて
いるので、家庭の中性線も接地された事になり、このため家庭のコン
セントの中性線側の刃に検電器を当てても点灯しない。
またコンセントのもう片方の刃に検電器を当てると赤く点灯する事に
なる。

と記載して頂いておりますが、中性線側の刃に検電器を当てても点灯
しない理由は、中性線が対地電圧0Vで、検電器を通して人体を経由
して大地に繋がったとしても、大地は電圧0Vだから電位差なしで、
電気が流れないという理屈でよいでしょうか?


逆に、電源線(非接地側)の刃に検電器を当てると点灯する理由は、
電源線から検電器を通して人体を経由して大地に繋がった場合、
大地は電圧0Vだから電位差がある為、高電位から下電位に電気が
流れるという理屈でよいのででしょうか?
但し、電源線の電圧が正の場合は合致すると思うのですが、負の
場合は、どうなるのでしょうか?
理論上は0Vから負の電圧値であれば高電位から下電位という構成
にはなると思いますが、大地から電気が流れてくるという事はあ
りませんよね。


どうなのでしょう。
また根本的に考え方が誤ってますでしょうか?

お礼日時:2012/05/11 02:51

接続図を2分割して左半分を貼り付けました。


まだ、多少大きくなったと思いますが、参考にしてください。
「単相3線式で引込みした際の屋内配線での電」の回答画像4
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ANo.2です。

間違った図を貼り付けたようです。
修正した接続図を貼り付けましたので、この方の図を参考にして下さい。
「単相3線式で引込みした際の屋内配線での電」の回答画像3

この回答への補足

回答ありがとうございます。

とても有難そうな接続図という雰囲気は分かるのですが、
少々小さくて見づらい状況です…
もしサイトなどに掲載されておりましたら、URLを教えては
頂けませんでしょうか?

補足日時:2012/05/09 00:06
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電力会社の電源変圧器と家庭の配線の関係を図解しましたので参考


にして下さい。

電気の流れについては矢印付きの線を良く見て下さい。
なお、単相三線式の受電する場合で、一部の機器などは省略して
書いてあります。

<1>中性線と接地線
質問者と接地線と書かれていますが、実際は中性線と言う配線です。
この配線は図の通り、電力会社の(柱上)変圧器まで、たどっていき
ますと中性極(N)に接続されています。
さらに変圧器の中性極(N)は接地されていますので、家庭の中性線も
接地されたことになります。

このため、家庭のコンセントの中性線側(いわゆる接地側)の刃に
検電器(ネオン管)にて当てても、点灯しないことになります。
この結果、この刃の極のことを"接地側の配線だ"と言ってます。

家庭のコンセントのもう片方の刃に検電器を当てますと赤く点灯す
ることになり、いわゆる"電源側の配線"になります。

<2>対地電圧の測定
対地電圧を正しく測定するには家庭での接地線の測定端子と"電源側"
の端子との間にテスターを接続して測定する必要があります。
一般家庭でも接地極付きのコンセントが設備されていますので、この
接地極と"電源側"の刃(穴)との間を計ります。
「単相3線式で引込みした際の屋内配線での電」の回答画像2
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>(1)トランス2次側 → 引込線 → 非接地線 → 負荷 → 接地線


> → 引込線 → トランス2次側
>と
>(2)トランス2次側 → 引込線 → 接地線 → 負荷 → 非接地線
> → 引込線 → トランス2次側
>を一定周期(周波数)で繰り返していると考えてよいのでしょうか?

はい,そうです。関東なら20ms毎,関西なら16.7ms毎に(1)(2)を繰り返します。


>1.非接地線が対地電圧100Vの回路の時、(2)が実現不可ではないか?
> 理由『接地線が対地電圧0Vである為、電位差で上位にある
>  非接地線に電気が流れるというのはありえないのでは?』
>2.非接地線が対地電圧-100Vの回路の時、(1)が実現不可ではないか?
> 理由『接地線が対地電圧0Vである為、電位差で上位にある
>  接地線に電気が流れるというのはありえないのでは?』

誤解の主な理由は,
「単相三線式は,中央の接地線(対地電圧0V)1本を挟んで,
 2本の非接地線(対地電圧+100Vと-100V)で配線する」
といった説明文を読んで,+100V,-100Vの意味を取り違えたからではないでしょうか。

すなわち,
+100V側の非接地線の対地電圧は,+141sin(ωt)という瞬時値をもつ位相0の交流電圧,
-100V側の非接地線の対地電圧は,-141sin(ωt)という瞬時値をもつ位相180゜の交流電圧
を表しています。

+100V側の非接地線の電圧の瞬時値は,+141Vから-141Vまで,20ms(16.7ms)周期で変化します。
同じく,-100V側の非設置線の電圧の瞬時値も,-141Vから+141Vまで20ms(16.7ms)周期で変化します。

電圧の瞬時値が正の間は,
>(1)トランス2次側 → 引込線 → 非接地線 → 負荷 → 接地線
> → 引込線 → トランス2次側
の電流が流れ,

電圧の瞬時値が負になると
>(2)トランス2次側 → 引込線 → 接地線 → 負荷 → 非接地線
> → 引込線 → トランス2次側
の電流が流れます。


電気工事士試験にチャレンジされるのでしょうか?
単相三線式とかは,電気工学の中でもやや専門的な内容です。
そこに来る前に,電気回路,交流理論などの基礎を,勉強された方がよさそうです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>電気工事士試験にチャレンジされるのでしょうか?

 はい。
 とりあえずは2種からチャレンジしようと思ってます。

>電気回路,交流理論などの基礎を,勉強された方がよさそうです。

 電気とは?から読んできて、電気回路や交流理論の上辺
 くらいは理解したつもりでしたが、ただの”つもり”だったの
 かもしれません。

お忙しい所ご回答頂き、ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/09 00:19

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