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お世話になっております。

先日ブルーレイレコーダー(DIGA BWT510)で映画などをサラウンドを楽しみたいと思い、
SONYのDS7500を購入しました。
この商品自体には大変満足しており、購入してよかったと思っているのですが、
1点気になる事柄がでてきました。

当初、サラウンドヘッドホンの事を「ヘッドホン内にスピーカーが多く搭載されている」
ものであると認識していたのですが、実際には通常のヘッドホンと同じであり、
擬似的にサラウンドを表現している事がわかりました。

裏を返せば、通常のヘッドホンでもプロセッサ(DP-RF7500)を経由すれば
サラウンドを表現できるのではないかと考えるようになりました。
イヤホンではありますが、10pro等を所持している為、もしそちらが利用できば
更に音響周りをパワーアップさせることができるのでは?と目論んでいます。

■■■皆様にご質問したいことは3つです。
1.プロセッサー経由で有線イヤホン/ヘッドホンを指すことはできるのか?
2.その場合、サラウンド効果を適用することは可能なのか?
3.可能な場合、必要な機材はなにか?

■■■現在の構成図
DIGA >> (HDMI) >> プロセッサ DP-RF7500 >> ワイヤレスヘッドホン
※映像はHDMIでモニタにつないでいます。

確証はないのですが、以下の構成で行けないだろうかと考えています。
DIGA >> (HDMI) >> プロセッサ DP-RF7500 >> (光ケーブル?) >> DAP(iBasso D12等) >> 有線イヤホン/ヘッドホン
※ただし、この構成だとDAPを通した段階でサラウンド効果が消えてしまうのでは?
という懸念があります。

上記、オーディオ機器関係にお詳しい方がいらっしゃいましたら、
ご教授いただけると幸いです。

A 回答 (2件)

その商品は正確にはバーチャルサラウンドヘッドホンですね。

サラウンドヘッドホンは、一般に5.1chスピーカー内蔵ヘッドホンなどが該当し、Virtual認証を受けた品には普通はありません。

本題です。
一言でいえば、出来ません。これは、ライセンスの都合もありますね。

これでは寂しいので理由も付けます。

バーチャルサラウンドヘッドホンで優れた定位音場技術を持つもの、特にDolby VirtualやDolby Home Theaterなどの技術であれば、基本的にその認証を受けたスピーカーシステムが必要になるのが普通のはずです。このロゴを得る場合は、どのヘッドホンでもどのスピーカーでもOKとはならないのですよ。
しかもヘッドホンの場合、その定位を得るために密閉度や音圧に関しても比較的厳しい基準があります。それを、クリアしたものに関して、Virtual認証を得ることができます。

ドルビーラボの基準ではVirtual Headphoneが最上の仮想サラウンド技術となります。他の高いスピーカーやヘッドホンならもっといいのではと思うかもしれませんが、それらではまず意図した音は出ないはずです。2chヘッドホンとしては低音や高音などが最適でも、Dolbyの求める基準において、HRTFに最適なものとなっていませんから、定位をうまく取れないのです。(HRTFでは音の遅延と鼓膜に到達するまでの反射を使って耳に届く速度を変化させることで、音が背後にもあるように感じさせます)


さらに、ソニーの場合は、機種によってジャイロセンサー技術もヘッドホンシステムに組み込んでおり、ヘッドトラッキングテクノロジとしてブランド化しています。これは、視聴者が向いている方向が変化すると、音もそれに合わせて移動してくれる仕組みがあるのです*。
即ち、ヘッドホンは専用品であり普通の品物とは違うのです。該当の商品には搭載されていませんけどね。

*正確には据え置きスピーカーであれば、体の向きが変わっても、音は同じところから出るという常識に基づき、ヘッドホンの場合も据え置きスピーカーのように、位置があまり変わらないように聞こえる(ヘッドホン内の音の方向を変化させる)仕組みを持っているということ。これがあるから、ソニーのバーチャルヘッドホンが売れるともいえます。


ちなみに、どのヘッドホンでもOKなのは、Dolby Headphoneと呼ばれる技術やSRS Headphone、DTS Virtual、各社が開発しているHRTF理論を応用したヘッドホン技術やバーチャルスピーカー技術になります。これらは、HRTFのパラメーターをある程度利用者が弄ることが出来たり、ソフトウェアでの制御も可能な軽い設計であるため、パソコンのDVD再生ソフトなどにも使われています。
ただ、定位感は低く、360度ぐるぐる回るような音にはなりません。また、暫く聞き続けて音の変化になれる必要や、音の質をイコライザで少しだます性質を持っているケースがあるため、気に入るほどよい迫力が出るとは限りません。(どんなに高級なヘッドホンを使っても、音のゆがみと定位のなさに嘆くケースもあります)

いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

今朝質問し、お昼過ぎに確認したらこんなにも詳細なご回答をいただけており感動しておりますw

ハイエンドヘッドホンなどが使えないのは残念ですが、バーチャルサラウンドに特化した、ステレオ再生オンリーとは全く異なる思想でプロダクトが作られている事をよく理解することができました。
HRTFなどの用語も知ることができた為、非常に勉強になりました。質問してよかったです。

DS7500自体には不満はないので、今後もこの機種でサラウンド音声を楽しんでいこうと思います。どうもありがとうございました!

お礼日時:2012/08/16 16:58

メーカーHPの仕様を見ればすぐわかることですが、有線のヘッドフォン端子はありません。


増設用のヘッドフォンMDR-RF7500のみが対応しています。

ですから、1.の時点でアウトです。

ちなみに、私はPC用USBオーディオプロセッサとして、かれこれ10年以上たつヤマハのDP-U50を使用していますが、このUSBオーディオはつないだスピーカーやヘッドフォンでバーチャルサラウンドが可能です。ごく普通のヘッドフォンでバーチャルサラウンドになります。

また、手持ちのパイオニアのAVアンプも、ヘッドフォンをつなげるとバーチャルサラウンドになります。

PCのソフトでも、PowerDVDなどでも、バージョンによりますがバーチャルサラウンドが設定可能ですよ。
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この回答へのお礼

こんなにも早くご回答を頂けた事に、驚きと感謝です!
今回は現状手に入るものから選びましたが、このような機種もあるのですね。
PowerDVDは以前使用していましたが、音場?の広がりは感じられましたが、
四方から音が飛んでくる感覚がなかったため、利用をやめてしまいました…

ご回答ありがとうございました!

お礼日時:2012/08/16 16:42

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