No.1
- 回答日時:
「光る風」
「喜劇・新思想大系」
「ガキでか」
山上たつひこ
「男一匹ガキ大将」
本宮ひろ志
「ハレンチ学園」
永井豪
「カムイ伝」
白土三平
「あしたのジョー」
ちばてつや
「男おいどん」
松本零士
「白いトロイカ」
水野英子
ご回答ありがとうございます。
恥ずかしながら 傑作の誉れ高い「光る風」はまだ読んでいません。読みたくなりました。
こまわりくんの「八丈島のキョン」がなつかしいです。クレヨンしんちゃんの
お尻と象さんの原型はここにあったのですね。
本宮ひろ志、永井豪 ともに荒唐無稽なまでの破壊力をもった作風でした。
名人白土三平の最高傑作はこれですよね。以前スガルの島が映画化された
ときになつかしくて単行本を買いなおして読みました。
あしたのジョーも映画化で記憶がよみがえりました。
男おいどんは、まさに我が青春譜。さるまたけこそ培養できませんでしたが
あの頃は、珈琲代とバス代だけあれば未来の夢に希望を託して生きていけました。
なんか、生きてるだけでちょとだけワクワクしていられた次代。
「白いトロイカ」水野英子は知りませんでした。
昭和の漫画家の大御所といえばやはりトキワ荘の流れを汲む人たちが多いですね。
今後定年後に備えて少しずつ買い集めたくなりました。
ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
上村一夫「同棲時代」
長谷川法世「博多っ子純情」
はるき悦巳「じゃりン子チエ」
「漫画アクション」は購読はしていなかったが、行きつけの中華屋や食堂で毎号欠かさず読んでいたニャ。
また別の漫画雑誌かも知れないが、白木卓「かいぶす先生」や作者は忘れたが「駄馬コマンコスキー」のようなナンセンス・ギャグ漫画も好きだったニャ。
ご回答ありがとうございます。
なぜか中華屋においてある漫画は漫画アクションでしたね。チャーハン食べながら
ページをめくったことを思い出しました。
同棲時代は、今の世代が読むと暗すぎて吐くのだそうです。当時の学生は
あの作品をまねて彼女と同棲し、漫画を読んで妊娠を何より恐れていましたね。
博多っ子純情は、ラグビーになると燃える目が怖かったです。
じゃりんこチエは奇妙な味わいのある漫画ですよね。娘から名前をよびすてにされる
父親が情けなくてよかった。
白木卓は「ハチマキおじさん」を覚えています。エッチなことをしでかしてとほほな顔で
こちを向くキャラを思い出しました。白木卓 今も活躍していい個性なのに54歳で亡くなって
いますね。
ひとつのきっかけで記憶が鮮明によみがえりました
ありがとうございます。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
1970年代、それも後半は、マンガによる表現の幅が物凄く
広がった、一種のルネッサンス期なんですよね。ですので、
成人漫画だけでなく、他のジャンルでも凄い作品がたくさん
あります。
私が「凄い」と思ったのは(一部1980年代前半も入ります
けど)
綿の国星
http://www.amazon.co.jp/dp/4592880617/
おしゃべり階段
http://www.amazon.co.jp/dp/4086172186/
地球へ…
http://www.amazon.co.jp/dp/4122022398/
軽井沢シンドローム
http://www.amazon.co.jp/dp/4091804713/
どれもAmazonで中古(新品)が買える、と言うのが凄いところ。
書評はAmazonに譲りますが、どれも結構「それまでにない」
表現をした作品だった事は確かだと思いますよ。
ご回答ありがとうございます。
この中で、私が知っているのは地球(テラ)へ・・ですね。
これは、竹宮恵子の才能があますところなく発揮された傑作だと思います。
あと「軽井沢シンドローム」
シリアスな漫画なのに突然主人公たちが3頭身にかわってギャグを飛ばす
全般に臭いまでのお洒落感がただよっているのですが、それを三頭身ギャグが
うまく中和させてくれてイヤミのない作品に仕上がっていましたね。
なんだか、1986年にTBS系列・金曜午後9時に放送されたドラマ「男女7人夏物語」の
原型みたいな感じもしますね。
ありがとうございました。
テラへ・・はまた読んでみたくなりました。ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
congratsさん、こんにちは。
1976年 この年は私に大きな衝撃をもたらした作品が二本スタートした年です。
『風と木の詩』 竹宮惠子
『アタゴオル物語』 ますむらひろし
前者は少女漫画で直接的な表現のあるBL、後者はシラケ世代のファンタジー。漫画の可能性を広げた作品・・・大げさかな・・・の登場に驚きました。
あと、手塚世代としましては、70年代といえば
『ブラックジャック』『きりひと讃歌』ですかね。
なつかしい質問、ありがとうです。私の書棚にはアタゴオル物語とアタゴオル玉手箱がシェイクスピアや寺山修二の隣に置かれています(笑)
ご回答ありがとうございます。
そうですかBLに先鞭をつけたのが竹宮恵子だとは知りませんでした。そういえば、だいぶ前
天王洲銀河劇場で上演されたユニセックス風のSFファンタジーがどことなく「地球へ」を下敷きに
描かれた気がしたのはあながち無関係でもなかったのですね。美少年俳優がいっぱいでてきて
産卵のために月に返るとかいう話は、ちょっと抵抗があって大変でしたけど。
ますむらひろし、懐かしい。宮沢賢治の童話の挿絵にふさわしい作風の人ですよね。狐や猫が出てくる。
ヒデヨシという主人公の名だけ覚えていました。
手塚治虫は、60年代末期に成年漫画のトレンドにうまく乗れずに、「地球を呑む」(ビッグコミックの月刊時代の看板作品になるはずだった)が頓挫した感じだったですね。その後視点を変えて再度ビッグコミックで挑んだ社会派ドラマ『きりひと賛歌』大人が読める漫画の世界を「お色気」とは全く違った社会派としての作風で返り咲いた。少年誌で『ブラックジャック』を70年代のはじめから終わりまで連載。
当時の劇画ブームに対して、漫画としての可能性の広さを示したものといえそうですね。
いや、軽い気持ちで質問したら本当に凄い転換期の時代だったことが皆様のおかげでよくわかりました。
あるがとうございます。
No.5
- 回答日時:
記憶に残る「訳の分からないマンガ」もありました(ストーリーものではありません)。
「朝日ジャーナル」
・佐々木 マキ
・石森 章太郎「サイボーグ009」 (こども向けのストーリー漫画とは別物)
「ガロ」
・林 静一
朝日ジャーナルの2つは意味不明でしたが(後日、石森はそれを認めています)、ガロの林は独特の雰囲気があり好きでした。
ついでに書くと、ガロで、水木しげる「墓場の鬼太郎」がありました(こちらは面白かった記憶あり)。
ご回答ありがとうございます。林静一のレトロな色香ただよう絵は漫画と呼ぶにはもったいないですね。
ロッテの小梅ちゃんのCMにも使われていたのを思い出しました。時代を抜けた個性をもった絵師ですよね。
ストーリーもコマ割りも個性的でした。
サイボーグは確かお色気たっぷりの原作パロディだったような記憶が
墓場の鬼太郎は読んでました。床屋のガロのバックナンバーがおいてあって拾い読みした記憶があります。
もっとホラー味が強く、そのわりにキャラがギャグ風なのが不思議な違和感があって記憶に残っています。
いろいろ記憶をよみがえらせていただきありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
No.5 です。
補足があります。| 朝日ジャーナルの2つは意味不明でしたが(後日、石森はそれを認めています)、
と書きましたが、「石森は、自分の作品については、それを認めています」という意味です。
ついでになりますが、新たに、記憶に残る作品を書かせていただきます。
「ビッグコミックオリジナル」
・柿沼宏、篠原とおる「夜光虫」
なかなか面白い作品でしたが、社会的に受け入れられないストーリーのものを掲載してしまい、突然、連載が終わりました。
再びご回答さりがとうございます。
篠原とおるは、絵の達者な作家でしたね。
その前の「さそり」は映画化されてヒットしました。
私は夜光虫のほうは記憶にないのですみません。
「さそり」も女囚が主人公で原作付とはいいながら
なかなか意欲的なテーマで面白かったのを覚えています。
ありがとうございます。
No.7
- 回答日時:
こんばんは。
70年代は永井豪が大好きでした。
特にデビルマンとバイオレンスジャック(少年マガジン連載時のものに限る)。
あと短編でも真夜中の戦士、ススムちゃん大ショック等 秀作が多かったと思います。
それ以外ですと水野英子のファイヤー。
当時バカにしていた少女マンガを見直すきっかけとなった作品です。
ご回答ありがとうございます。
そうですか、永井豪が根強い人気を誇っていたのですね。
デビルマンがあそこまでヒットするとは当時思っていませんでした。
ハレンチ学園のおふざけイメージが強くて敬遠していました
漫画書店でもういちど手にとって読んでみる必要があるかも
ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
エースをねらえ
テニスはしなかったし、アニメも見なかったですが連載を楽しみにしていました。
友達と登場人物の男子で誰派かで盛り上がってました。
私は千葉さんでした。
ご回答ありがとうございます
この時代の少女漫画の代表作のひとつですよね
女子テニスの人気向上の原動力となったのは間違いなし。
少女漫画は男のキャラクターの描きわけができていない作品が
多かったですが、この作品あたりから男の顔も描きわけるように
なっていったのでしょうか。
後の時代でガラスの仮面という「絵はつまらないけどストーリーが
秀逸」な少女漫画もでてくるわけで、エースをねらえはストーリーで
ひっぱるタイプなのか、絵もよかったのかが気になります。
ありがとうございました。
No.9
- 回答日時:
青年漫画ではありませんが・・・。
“がきデカ”と並んで好きだったギャグ漫画が、内崎まさとし氏の『らんぽう』です。
鴨川つばめ氏の『マカロニほうれん荘』は更に大好きでしたね。
あすなひろし氏と言えば『青い空を、白い雲がかけてった』を思い出しますが、これは70年代ではないかもしれません。 同じ青春もので『750ライダー』も記憶に残ります。
当時は上記作品に代表される“少年チャンピオン”を愛読していました。
手塚治虫氏の作品もよく載ってましたし・・・。
チャンピオン以外だとジャンプの『1,2のアッホ!!』が好きでした。
作者はコンタロウ氏でしたっけ・・・?
70年代・80年代の漫画には、プロの実力が遺憾なく発揮されていた個性的な作品が多数ありましたね。
ご回答ありがとうございます。
鴨川つばめ『マカロニほうれん荘』オネエ系のキャラは当時としては強烈なインパクト。
らんぽうの破天荒ぶりと競うものがありました。
あすなひろしは、主役(時としてでてくるのはわき役)の男が大男。鼻がひしゃげていて
悲しそうな眼をしているのです。女性は颯爽としていて格好いい。
地に足がつかない不安感を抱えた男たちの心情をよそにきれいなワンピースに麦わら帽子を
かぶった女性が丘の上に立っている。そういうシーンは、ぼくらの青春の理想の一コマみたいな。
いまでいうと、吉高百合子と生田斗真演し映画化された「僕たちがいた」の後編がかなりその
空気に近いかも。
あすなひろしの漫画はもっと読みたかったです。
いろいろなエピソードを教えていただきありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
こんばんは
あすなひろし・・・懐かしいですね。
私が憶えているのは、「青い空を白い雲がかけていった」
こんなタイトルのマンガが少年チャンピオンにあったような。
70年代だと、ちょうど小学生で少年ジャンプと出会った頃です。
・リングにかけろ(車田正美)
・すすめ!パイレーツ(江口寿史)
ですかね。
こち亀が連載開始したのもこの頃ですね。
そして70年代を締めくくるのは、ちょうと79年に創刊したコロコロコミック。
その中でも
・ゲームセンターあらし(すがやみつる)
・轟け!一番(のむらしんぼ)
・大長編ドラえもん(藤子不二雄)
ですね。
特に「轟け!一番」は、おそらく歴史上唯一の
塾でのテストを舞台に、ライバルとバトルしたマンガでしょう。
約1年をかけて大長編のドラえもんが連載され始めたのもこの頃です。
「のび太の恐竜」など、子供にはワクワクしっぱなしの
まさに夢とロマンあふれる傑作ばかりでした。
ご回答ありがとうございます。
そうですか、70年代末期から、漫画の舞台もかわっていったのですね。そういえば、私の好きな作品にビッグ錠の釘師さぶやん、とか包丁人味平とかが確か70年代末期で、その後のクッキングパパやおいしんぼなど
職人系漫画につながっていったのかもしれません。
スポーツとか探偵とかスナイパーみたいな特殊な職業の主人公から、サラリーマン金太郎など身近なヒーロー
へ移り変わる萌芽がこの時代の後半にあったのでしょうか。
ありがとうございます。
それと、その時代の代表作を読んで育ったという思い出を語ることができること自体幸せなことかもしれませんね。
ありがとうございました。
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