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手紙のやり取りをする小説を探しています。
全部がその内容でなくても構いません、また、小説だけでなくエッセイなどでもいいのですが、
何かおすすめの書簡小説はありませんか?

A 回答 (5件)

『チャリング・クロス街84番地―書物を愛する人のための本』 (中公文庫) [文庫]


ヘレーン・ハンフ (編集), 江藤 淳 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/dp/4122011639

NYに住む女性とロンドンの古書店の担当者との間での本の購入に関する手紙のやり取りから始まる物語です。
しっとりとした趣きのある作品だと思います。
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書簡小説ではなくて、一部がメールの小説ですが、有川浩「レインツリーの国」がおすすめです。

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「書簡」と名のつく文学にはふたつあるように思います。

ひとつは「書簡文学(書簡集)』と、もうひとつは「書簡体文学」と言われるものです。

「書簡文学(書簡集)」は実際の書簡を交互に配列しながら文学の形をなすもので、たとえば辻邦生・水村美苗の『手紙、栞を添えて』などがあります。一方「書簡体文学」は物語の形式を書簡風に描いているもので、宮本輝の『錦繍』などがあげられると思います。どちらのほうをお読みになりたいのかわかりませんので思いついたものを紹介してみます。

★書簡文学(書簡集)

   ギンズバーク  『麻薬書簡』
   アベラール     『アラベールとエロイーズ』

★書簡体文学

   ウェブスター  『あしながおじさん』
   ゲーテ      『ウェルテルの悩み』
   ラクロ      『危険な関係』
   ドストエフスキー 『貧しき人びと』

そのほかにもまだまだあると思います。なかでもおもしろく読めたのは『危険な関係』です。
200年以上も前の小説ですが、今読んでも色あせていないですし、とくに修道院長夫人の心理描写は秀逸だと思いました。
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ある意味書簡かな・・・という交換日記が登場する物語。


中田永一『吉祥寺の朝比奈くん』の中に収録されている「交換日記はじめました!」
http://www.amazon.co.jp/%E5%90%89%E7%A5%A5%E5%AF …
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「往復書簡」 (湊 かなえ)


  高校教師の敦史は、小学校時代の恩師の依頼で、彼女のかつての教え子6人に会いに行く。6人と先生は20年前の不幸な事故で繋がっていた。それぞれの空白を手紙で報告する敦史だったが、6人目となかなか会うことができない(「20年後の宿題」)。過去の「事件」の真相が、手紙のやりとりで明かされる。感動と驚きに満ちた、書簡形式の連作ミステリ。


「手紙」 ( 東野 圭吾)
  武島直貴の兄・剛志は、弟を大学に入れてやりたいという一心から、盗みに入った屋敷で、思いもかけず人を殺めてしまう。判決は、懲役15年。それ以来、直貴のもとへ月に1度、獄中から手紙を送る剛志。一方で、進学、恋人、就職と、つかもうとした人生の幸福すべてが「強盗殺人犯の弟」というレッテルによって、その手をすり抜けていく直貴。日を追うごとに、剛志からの手紙は無視され、捨てられ、やがて…。


「ナミヤ雑貨店の奇蹟」 (東野 圭吾)
  あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。しかしその正体は……。物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。すべての人に捧げる、心ふるわす物語。


「手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~ 」 (喜多川 泰)
  就職活動に出遅れ、将来を思い悩む大学四年生の「僕」は、とあるカフェで奇妙な広告と出会う。その名も『手紙屋』。10通の手紙をやりとりすれば、夢を実現させてくれるというのだが…。


「手紙屋 蛍雪篇~私の受験勉強を変えた十通の手紙~ 」 (喜多川 泰)
  何のために勉強するんだろう?何のために大学に行くんだろう?進路に悩む女子高生、和花が「手紙屋」から学んだ、勉強の本当の意味とその面白さ。


「十二人の手紙 」 ( 井上 ひさし)
  キャバレーのホステスになった修道女の身も心もボロボロの手紙、上京して主人の毒牙にかかった家出少女が弟に送る手紙など、手紙だけが物語る笑いと哀しみがいっぱいの人生ドラマ。
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