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「太平記」、「信長」、「武田信玄」などなど大規模な合戦ロケを敢行してた時代にくらべ、近年の大河ドラマは合戦シーンをスタジオで小規模に済ませたり、最悪の場合、ナレーションで流す事もあり、明らかに合戦シーンの扱いがショボくなっていると感じます。

「時宗」の蒙古襲来の上陸シーンなどは、元の沈没船発見といったNHKニュースでもイメージ映像として使われるほど見栄えの良いモノでしたし、ドラマの出来や面白さとはまた別に、合戦シーンにもそれ自体にファンがいると思っています。

合戦シーンを割愛しても面白い作品は多いですし、そもそも合戦シーンを想定してない方針の作品もあるのでしょうが、大河といえば、ド迫力の合戦ロケシーンも楽しみの要素と思っているので、さびしく思っています。

「葵徳川三代」あたりまでは最高でした。近年だと「風林火山」は健闘していたように思いますが、それでも縮小気味に感じます。
「利家とまつ」、「功名」、「天地人」あたりになってくるとガッカリ感が強いです。

「清盛」でも、正直、視聴者のニーズにも物語の盛り上がりにも適してるとは思えない海賊討伐のロケシーンに無駄に力を注いで燃え尽きたのか、それ以外の戦シーンは実にあっさりしたもので、非常にもったいないなあと思っています。歴史番組のイメージ映像として使い回されるような保元・平治の乱の映像作りに予算使ってほしかったです。


いわゆるホームドラマ路線、予算の減少、暴力描写への拒否反応などがあるのでしょうか?

A 回答 (5件)

なんといっても戦国時代は合戦ですよね。


この時代では「信長」、「武田信玄」「葵徳川三代」「秀吉」「風林火山」「天地人」見ました。

印象に残っているのは徳川の関が原です。

他の回答にもあるようにコストという現実はあるのでしょうが、
もう一つ、私が思うのに、
「馬」です。
押し寄せる騎馬隊が待ち構えた種子島で打たれてドドーンと何頭も武将を乗せたまま、派手に転ぶでしょう。
あれってどうやって撮影してるのかな、って馬好きの私は心配してるんです。
かわいそうとか言ってNHKに電話してくる視聴者、いるはずですよね。
そんなのも理由かなと思ってました。

私の不満。
これって歴史上の人物は最後に死ぬわけだし、歳取るからしょうがないと思うんですが、
「風林火山」なんて最後の10回ぐらい毎回泣いてたでしょう。ああまた泣いてるよ。って思いました。
セリフ回しがやたらと冗長になっておいおい泣いて、 あれがなんかイヤなんですよ。
「おおげさなんだよ」と言ってしまいます。
むしろ、初回から10回ぐらい、ハチャメチャに若くて生きのいい時代、が見ていて楽しいです。

秀吉が最後まで元気で馬鹿騒ぎが好きで、ラストシーンも夢のなかで太陽に向って走っていくシーンで、あれは良かったなあ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「馬」!大事ですよねー
敗残兵が屍をさらすシーンには、必ず主を失ってウロウロしたり、草をついばんでいる軍馬の描写ありますよね(笑)

落馬シーンとか馬ごと倒れるシーンなんか、熟練のスタントさんによる相当な習練が必要に思いますね。言われてみれば、馬の存在感も近作は希薄になってる気がしてきました。

>「風林火山」なんて最後の10回ぐらい
これは大いに同感です。ここ数年の戦国大河の中では「風林火山」は一番好きですが、クライマックスに向けて~川中島がホント残念でしたね。合戦シーンもロケを行ったのは拍手でしたけど、尻切れ感がありました。
物語半ばで、千葉真一さんが戦死する単独殺陣シーンはホント印象深かったですし、ローカルな戦をいくつも取り上げていた序盤~中盤は好きです(笑)

秀吉の「夢のまた夢」エンドは私も鮮烈に記憶しています!

ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/10 23:57

 そうですね。


 そしてその結果、製作者サイドの戦闘シーンへの理解がなくなり、昔の戦闘シーンを再現できなくなってきた、ということではないでしょうか。
 近年の大河でよく見るのは、馬上から刀を振り回すシーン。
 そんなのありえません。
 馬上といわず、戦場では槍が基本。
 わざわざ最初から刀なんて、槍と勝負したら負けることは明白で、直接戦わない指揮官でもなければありえません。
 合戦と一口に言っても、戦うのは個人と個人な訳ですから、一人一人の戦闘がリアルかつ重厚に描かれていれば見せ場には十分になりえます。
 合戦は時代劇の殺陣とは本来違うもののはずなのに、鎧を着ない、江戸時代のチャンバラのノリで描かれすぎではないでしょうか。
 刀で鎧に切りつけたって刃こぼれするだけ。
 騎馬だからって、槍を構えた雑兵の群れに突っ込めばあっさりやられるだけ。
 鎧の隙間に槍を突っ込む、下から上へ槍を突き上げて雑兵が騎兵を倒す、組み打ちになって首を狙いあうなど、リアルに描けばいくらでもできるはず。
 戦闘よりもキャストなど話題性作りに意識を向けるようになり、戦闘シーンはおろそかにされ、本来あったはずのそうした戦闘を再現する技術と志が失われてしまったのだと思います。
 武術指導や時代考証なんて項目が表示されますが、一体何を指導、何を考証しているのかと正気を疑います。
 ですがそういう現状にしてしまった、リアルさや重厚さよりも手軽な人気や分かりやすさを求めたのは我々視聴者自身なのかも知れず、そこは考えさせられるところです。

 本物志向の、個々人の戦闘術が堪能できる、重厚な作品を期待したいものです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>製作者サイドの戦闘シーンへの理解がなくなり、昔の戦闘シーンを再現できなくなってきた
このご指摘はファンとして憂鬱ですよね

製作側が合戦シーンを軽視していると、その内、往年のスタッフが去り、ノウハウが伝承されずに次のスタッフが技術的に再現できなくなってしまうという悪循環…心配ですし、確実に進行しているように思います。

>リアルさや重厚さよりも手軽な人気や分かりやすさを求めたのは我々視聴者自身なのかも知れず、
これも一理ありますね。反戦主義な女性主役のライトな大河が近年増えてるのもそういったニーズの現れと思います。


少し路線が違いますが、たしかに「武蔵」や「新撰組!」は、ドラマ部分での評判は置いておいて、剣豪モノを題材にしながら肝心要な剣劇描写には全く魅力がなかった印象があります。
殺陣を売りにして続編も作られた「柳生十兵衛 七番勝負」なんてありましたけど、大河でがんばってほしかったです。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/10 23:42

演出家にもよるんじゃないですか?



私も葵徳川三代については凄かった記憶があります
あれは作者のジェームス三木氏の意見がかなり反映されてるらしいです
戦国物の本質は戦なのだから そこをおろそかにしたらNHKの威信に関わる とジェームス氏は発言
局もその意向をくんで製作したようです



最近は予算の都合というものもありますが 脚色もひどすぎますね
こんな出来事なかっただろう と言うような事を平気で盛り込んできます
大河は創作ドラマではなく史実に基づいたものですから あまり逸脱するのもよくない


あとは主演がショボイ
無名の若手俳優や女優を使いすぎでつまらない
当然事務所サイドは合戦シーンで爆破とかだと怪我したら困るから演出を小さく…
というのもあるみたいです
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

>ジェームス三木氏の意見がかなり反映
初耳でしたが、さすがですねー
ヒット作である「独眼竜」「吉宗」と、すでに大河において大きな実績を出していたからこその影響力ですねえ

「葵三代」での関ヶ原は、以後10年以上経っても使いまわされるクオリティでしたし、細部までこだわった大河史上屈指の合戦シーンだと思います。

質問の趣旨とはズレますが、時代劇未経験で大河主役に抜擢されるのは私もあまり好きではないですね…

2014年に決まった黒田如水のV6岡田氏は、NHKドラマや邦画での時代劇経験も積んでますし、乗馬やアクションもこなせるので少し期待していますが、どうなるか…

お礼日時:2012/11/10 16:18

昔→人件費が安かった


バブル時代→人件費は高くなったがそれを上回る景気だった。
いま→人件費はそこそこだけど予算がしょぼい。エネルギーの節約運動などでそれに拍車がかかった。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

単純明快で納得です、
実際、バブル期のような景気のよい時代の大河の合戦シーンは派手でしたね
90年代の大河は、とにかく合戦シーンに凝っていた印象ですし、
市街戦、山岳戦、海戦までロケ撮影してた「太平記」はまさにバブリーな時代だからこその規模の作品ですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/10 16:00

 大河ドラマや映画の撮影に協力した経験から・・・・・



 今は「時間」「予算」がないのが主な理由でしょう。
 
 いくらデジタル処理が出来るといっても撮影場所は限られているのです。
 
 だから時代劇はいつでも似たような背景ですよね。

 馬・人・甲冑など、準備するのはすっごく大変で、20人くらいのを数百人にするのは技術だなって思います。

 殺陣もお粗末になってきていますしね。もう「大部屋」でエキストラではだめなのかなって思います。

 時代物はある程度やり尽くした感じもするので、仕方がないのかなって思ったりもしたり。
 昔の「衣装」は豪華絢爛だったし。今はあり得ない装束も見受けられ、もったいないなと思います。

 ただ、源平合戦については深く追えない部分もあるので、あの程度で仕方がないのかとも思います。

 暴力描写というのであれば、今の犯罪を追う「謎解き」が多いのも気になりますね。似たような物ばかり作ってる。
 戦争映画がつくられなくなったのも、そういう理由でしょう。

 誰も「イラク戦争」の映画を作ろうとはしないでしょう。

 
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

撮影に携わった方の意見は興味深かったです。

スケジュールの過密な人気俳優を野外に長時間拘束する上、危険をともなう乗馬や重い甲冑衣装を着てのアクション撮影はやはり難儀なのでしょうね

本能寺や桶狭間みたいな有名シーンともなれば、過去作との比較もされちゃうし、その都度、特徴出して作るのも大変そうですね(笑)

>ただ、源平合戦については深く追えない部分もあるので、あの程度で仕方がないのかとも思います
実際、戦の規模も戦国あたりとは違いますし、ご指摘ごもっともです。

ご回答ありごとうございました。

お礼日時:2012/11/10 15:47

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