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HClは分子性物質
NH4Clはイオン性物質と問題で出ているんですが違いがわかりません。


自分の中では

HClは H+ とCl-で分けれて
NH4Clも NH4+ と Cl-で分けれると思い どちらもイオン性物質かと
思ったらどうやら違うようなので見分け方を教えて下さい。

A 回答 (2件)

>HClは H+ とCl-で分けれて


NH4Clも NH4+ と Cl-で分けれると思い どちらもイオン性物質かと

分子性物質かイオン性物質であるかは純物質で考えています。
HClは水中でイオンに別れますが純物質ではイオンに別れて存在しているのではありません。H-Clという共有結合でできた分子です。電子式で希ガスの電子配置が実現することを確かめて下さい。もしイオン結合性の物質であればNaClと同じように多数の正、負のイオンが電気的な中性を保つような形で集まった塊で存在することになります。塩酸の入った瓶のふたを取ると刺激臭のある気体が出てきます。こういう気体の発生はイオン結合性物質では起こらないことです。

ときどき、NH4ClをNH4-Clとした表現を書いているサイトを見ることがあります。でもこの結合がこの表現の通りであればNから結合の手が5本出ていないといけないことになります。Nの周りにある結合に使われている電子の数は10個になってしまいます。

NH3+H2O⇔NH4^++OH^-
でイオンになっています。中和反応で塩を作るのですからイオンのまま(NH4^+)です。
NH4Clだけではなくて(NH4)2SO4でも同じです。
また、アンモニアでなくてアミノ基(  )-NH2の場合でも事情は同じです。(  )-NH3Clであればイオンです。
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この回答へのお礼

非常にわかり易かったです。
回答有難う御座いました

お礼日時:2012/11/17 10:39

NH4Clはちょっと特殊ですね。



高校レベルでは次の定義です。
・イオン結晶=金属と非金属の結合
・物資結晶=非金属同士の結合(共有結晶以外)

大学レベルでは次の通りです。
・イオン結合=電気陰性度の差が1.8(2.0)以上
・共有結合=電気陰性度の差が1.8(2.0)未満

HClは非金属同士なので分子結晶です。

NH4ClはNH4+とCl-のイオンで考えてください。
H+とCl-とどう違うかというと形状です。
HClは常温で気体です。
NH4Clは常温では白色の固体(イオン結晶)で、水に溶けます。

これは、H+よりもNH4+の方がイオンが大きくなって安定化したからです。
イオンは基本的に大きなイオンほど安定です。
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この回答へのお礼

回答有難う御座いました

お礼日時:2012/11/17 10:39

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