プロが教えるわが家の防犯対策術!

社内のパソコン管理全般、という担当になっている者です。
この度、我が社にてAutodesk社のInventor 2013を導入する事になりました。
そこで私に、このソフトが満足に動くPCかWorkstationを用意しろという通達が下り、
まずはグラボのスペックがどれくらい必要なのかAutodeskのホームページを見に行ったのですが、
「Inventor 2011以降はDirect3Dをサポートし、OpenGLはサポートしていません」という説明がありました。
http://www.autodesk.co.jp/adsk/servlet/index?sit …

なら、Quadroは必要ないのか?と思いグラボの推奨ハードウェアを検索してみたのですが、
条件にヒットしたのは全てQuadro製品でした。(AMDとIntelは除いております)
※ちなみにOSはWindows7Pro 64bitを使用します。

で、ここで質問というか混乱してしまったところなんですが、
1.QuadroというのはOpenGLを使うソフトに特化したグラボではないのですか?
 (他の能力は並かそれ以下)

2.Autodesk Inventor 2013ではOpenGLはサポートしないのでQuadroではなく、他のグラボ、例えばGeForceやRadeonのミドルレンジ~ハイエンドなものを使った方が処理速度が捗るのではないでしょうか?(もしくはDirect3Dにさえ対応していれば、今どきのミドル・ローのグラボでも十分だったりするんでしょうか)

3.推奨ハードウェアでNVIDIAではQuadroしか出てこないのは何か理由があるのでしょうか?

私自身はCADソフトの事は疎く、「3D CAD=Quadro必須」とばかり思っており、
クライアント機も一台あたり結構な値段のワークステーションを見積もっていますが、
上司からは少しでも削れるコストがあるなら削れと言われ、
でも実際にこのマシンを使ってCAD業務を行うのは自分ではない、他部署の社員(10人くらい)なので
まともに動かないものを購入するわけにもいかず、苦慮しております。
何卒、ご回答いただければ幸いに思います。

A 回答 (2件)

迷うならQuadroがいいですね。

DirectX=Quadroはダメっていう考えは早計です。そもそもDirectX自体は当初、OpenGLほどの精度を保てなかったためにCADへの採用が少なかっただけで、現在のDirectXは決して精度で劣るものではありません。OpenGLは昔から使われ、CAD系でもノウハウがありますから良く使われますが、現在、DirectXとOpenGL両方採用しているソフトも多いです。

むしろ、グラボによってそれらの方向付けをしているのが現状です。Quadroは精度重視、その他は速度重視。Radeonなんかは確かにDirectXでの速度に特化していますが、DirectXの精度はそれほど重視した作りにはなっていない、ということです。逆にQuadroは精度も速度も重視してはいますが、精度を重視した作りになっています。

>1
正確には違います。
OpenGLを高速に処理するようにチューニングされていますが、ソフトが高速かどうかはそのソフトがOpenGLへの依存度が高いか低いかで決まります。ほかの能力といいますが、「精度(OpenGL)」と「速度(DirectX)」のどちらを重視するかで、両立することはできません。
精度を重視するには全体のスピードは落ちます。しかし、その分安定度は上がりますので、業務用途には最適といえます。速度が速くても1時間おきにダウンするんじゃ仕事になりません。

>2
ならばなぜQuadroというコストパフォーマンスが悪く、利用範囲の狭いグラボが個人にも入れるのでしょうか?一番の理由は安定性です。Radeonは新世代チップのドライバの安定性が悪いことで有名ですし、Gforceは速度は早くても、業務レベルでは画質や精度が低く、テクスチャの設定で崩れたりします(本当)。ゲームのように速度が早ければ精度はそこそこでいいようなものでは意味がなく、長時間(24時間以上とか)安定して、どんなソフトでも平均的な精度を出せるという意味でQuadroは安心して使えるグラボなのです。
速度だけで見ればGforceでもRadeonでもいいですよ。どんな問題が出るかわかりませんけどね。自分が経験したトラブルだと、「ソフトが起動しない」「線にジャギがでる」「テクスチャが表示されない・崩れる」あたりがザラでしょうか。

>3
Quadroは一社独占で製造されていることもあり、テストがしやすいからです。また、ELSA自体お品質が高いことで有名なメーカーでもあり、信頼性自体が高いのもあります。ソフトメーカーからすれば星の数ほどもあるQuadro以外のグラボをテストするのは大変ですからね。しかもQuadro以外はverupも多いし、品ごとの品質もまちまちで責任が持てませんから。

まず誤解してほしくないのは、QuadroはOpenGLを動かすだけしかメリットがないわけではありません。前述の安定性や長時間(ゲームと違い、数十時間ぶっ通しとか数か月電源入れっぱなしとかあります)の信頼性もあります。

OpenGL=Quadroというよりも業務用途=Quadroと考えたほうが良いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
Inventor2013がOpenGLをサポートしない、と言っても
それでQuadroを使う意味が無くなるわけではないのですね。

これまでハードウェア(とそれに近い部分)の信頼性で泣きを見た経験に乏しい為、
精度・安定性といったものの重要度がいまいちピンと来なかったのですが、
そもそも速度が速いか遅いかを決めるのは図面を書く設計の人達ですし、
不確かなものを渡すリスクというものも考えないとダメですね。。。

お礼日時:2013/01/23 23:52

まず、Direct3Dに関しては、この様に記述されています。



/////////////////////////////////////////////////
WHQL認定 3D グラフィックス アクセラレータ カードとドライバのほとんどの組み合わせは
Autodesk Inventor 2011 以降で使用できます。
/////////////////////////////////////////////////

つまり、WHQL認定なら、何でも良いと言う事です。ですから特に個別の機種名は記載されていません。


次に、OpenGLに関しては、この様に記述されています。

/////////////////////////////////////////////////
Autodesk Inventor は、旧製品のシステムや環境で動作するバージョン 2010 対応の OpenGL グラフィックスをサポートしています。
ただし、Inventor に新たに導入された表示機能をすべてサポートできない可能性があります。
OpenGL ドライバは、オートデスクがテストおよび認定したグラフィックス アクセラレータ カードと
ドライバを使用する場合に限りサポートされます。
/////////////////////////////////////////////////

つまり、特定の機種に対してはサポートしている。と言うことです。
その特定の機種が推奨ハードウェアとして記載されています。
(既にOpenGL系製品を持っている人へのメッセージですね。)

ですから、新規に購入するならDirect3D対応のグラボが良いです。

グラボは、やはり高スペックの方が快適に動きます。
取り扱うデータの内容や容量によっては、2000~3000円の物でも良いかもしれませんが、
ちょっと大きなデータを扱うには、30000円くらい(3Dゲームがサクサク動くくらい)の物が欲しいです。
更に大規模なデータだと、そのグラボを2基搭載したりしないと満足に動かない事も。

時間に余裕があるなら、1基購入して見て実際に使用してみるのがベストだと思います。
もしスペック不足だった時の事も考えて、グラボの交換や増設、更にCPUの増設が簡単にでき、
メモリも128GBくらいまで積めるパソコンを選ぶと良いでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
グラボは新規購入になりますのでQuadroにこだわる必要はなさそうですね。
30,000円くらいというとGeForceならGTX 660 Tiか670、RadeonならHD 7950か7970あたりでしょうか。

> メモリも128GBくらいまで積めるパソコンを選ぶと良いでしょう

!?そんな単位を想定すべきなんですか?てっきり16GBもあればいいかと思ってました・・・

お礼日時:2013/01/23 20:21

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!