No.2ベストアンサー
- 回答日時:
質問者さんの言うストーリー性について考え直してみましたが、
それは多分、多くの人がそれを見た時、共通して思い当たる、また連想できる別の物語が存在するということではないでしょうか。
つまりストーリー性とは、映画や漫画における、物語としての普遍性、ぼくなりに言い換えると、『平凡さ』です。
上手な作家さんは奇抜な世界観の中にそんな『平凡さ』を練り混ぜて、読者の共感を誘うものだと思います。
そういう意味でストーリー性は『不可欠』ではありません。
例えば映画で、べらぼうに突出した世界観を持つものや、とてつもなくアグレッシブなアクション、CGを使うものは、多分それだけ見てても面白いでしょう。漫画にしても、何を言っているのか全く分からなくとも、絵がとてつもなく上手ければぐいぐい読み進められるでしょうし、寧ろ物語なんて読まずに絵だけ見てる人だっているはずです。
ただ小説の場合は無理があるでしょう。
ちなみに、何を言っているのかよくわからない作品があったとして、つまり作家側がストーリー性を提供せずとも、多くの読者はそこに無意識的にストーリー性を汲み取っているものだと思います。
ぼくの結論を申しますと、映像、画像メディアにおいてストーリー性は必ずしも必要ないということになります。
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