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スピーカーによってピッチが変わる訳でもあるまいし。
どのスピーカーを繋げても、「こいつは音にスピード感があるねぇ」とか思った事もありません。

「スピード感」とはどう言う意味で使っているのですか?

小難しい事はよくわからないので、簡潔に教えてもらえると嬉しいです。

A 回答 (10件)

立ち上がり、立ち下がり、空間云々は間接音の影響を言っているのかもしれませんね。


私の友人は、バックロードホーンだと低音が遅れると言っていました。
昔SB-7000というスピーカーがあって、リニアフェイズとかいってスピーカーユニットの前後位置をツィーターになるほど奥に配置したものがありましたが、もしかしたら平面に配したユニットでは低音が若干遅れてしまうのかも知れません。

スピード感というと、どちらかというと演奏に対して使う言葉ではないかと私は思っています。
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私の同意できる回答は、No.5のHALTWO氏ですね。



特に音が出た後余分に鳴らない事、40年ほど前私が使い出した頃には「立ち下り」というとメーカーの人が「なんですかそれ」という状態だったのですが、今検索してみると当たり前に使われているようです。
高音を強調したり、立ち上がりの良いスピーカーは比較的簡単に作れるのですが、信号入力が終わったのに余韻を引いていては次の立ち上がりを充分には活かしきれません。

スピーカーも共振運動を持ちますので、信号に追従するだけでなく、信号が無くなっても振動をし続けてしまいます。
回答に多くある矩形波(方形波ともいう)の再現力はスピード感に直結しません。
立ち上がりが良ければ矩形波は再生できますので、テスト信号など持続的な矩形波をそこそこ再生できるスピーカーは多いのですが、入力が無くなってもだらしなくだらだらと鳴るスピーカーは多くあります。振動板が出る引っこむというのは両方向とも立ち上がりの特性です。
理想は信号が無くなったら速やかに振動を止める事=立ち下りなのです。
立ち上がりが良いことは必須条件ですが、
どれだけ速やかに音を消せるか、というのが音の躍動感・歯切れ良さに直結します。それがスピード感が良い・速いと表現される訳です。
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個人的な考えですが・・・


スピーカーはアンプの電気信号をスピーカーが振動版の前後運動になり音が出ています。
本来なら四角いブロックのような音を出した場合、同じブロックにならなければなりません。
しかし、スピーカーの振動版が重い・たわんでいる・上下左右にぶれる・逆起電力にアンプの出力が負ける・振動の出だしが遅れる・・・
そういった理由でブロックのはずの音が台形やサイン派のようになってしまったらどうなるでしょうか?
音の出だしと終わりがボリュームを急激な操作をしたような状態になりませんか?
そのような状態では音の出だしは消え終わりは伸びる台形のような状態になるのではないか?
それに対し限りなくブロックに近い音・・・
つまり、音の出だしが出ている音・・・これがスピード感ではないでしょうか?

スピーカーで一番重いのはウーハーです。
フルレンジならわかりにくくても2ウエイや3ウエイならウーハーとそれ以外で音の出だしが変わります。
高音が早く低音~中音が遅れる・・・
こうなるとはっきりとわかるかと思います。

駆動力の高いアンプでスピーカーを動かしてやると大丈夫ですが
駆動力の弱いアンプで大きなウーハーを動かしてやるとこの問題が出やすいです。

音の出だしはドラムなどアタック音が出る楽器なら含まれていますからそれが出ないとか途中からとかになります。
そうなると遅れた音と感じるのでは??
それに対しアタック音まできちんと出るとスピード感があると感じると思います。
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 私はケーブル関連の技術屋ですので、ケーブル関連での話で言えば;例えばスピーカーケーブルに付いて、特に高音域の帯域の狭い物と、広い物の音の比較をすると、高音域に伸びた特性のスピーカーケーブルの方がスピード感、立ち上がりの速さ、音の分離、定位等が優れる傾向があります。


 ステレオサウンド誌の179号~183号(除く181号)にスピーカーケーブルの比較記事がありますが、ここにデーターが公開されている、”挿入損失の周波数特性”で、高周波側まで挿入損失が一定の製品ほど、高周波に延びた音質が得られますが、ここで言う「スピード感」を得られる筈です。
 人間の耳は20kHz程度まで(個人差がありますが)しか聞こえないといわれていますが、これは正弦波での話で、音楽は夫々の楽器、声で音色が違います。これは波形の違いです。波形の高調波成分は20kHzを越えた成分も含まれており、上記のように高周波特性を改善したケーブルを造ると、立ち上がりの良い、スピード感のある音質が得られます。ただ、この点だけに注目してしまうと、バランスを欠いた音質になってしまう危険性もあります。
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高域の立ち上がりが良いのがスピード感につながると言うことですが、高域の立ち上がりと言うのは実は高い周波数の再生能力なのです。


立ち上がりを端的にあらわすのが方形波です。これは信号が四角形の形をしているものですが、この立ち上がりを正確に出すには無限の高調波を含むことを必要とします。したがって立ち上がりが良いのは実は高音が可聴長周波数を超えて伸びている場合なのです。
ただ人間の耳は20kHz程度までしか聞こえませんから、方形波を正確にに再生しても脳には20kHz以下の信号としてしか届かないのです。
と言うことは20kHz程度までフラットなツィーターならば立ち上がりは十分と言えると言うことです。
意外に20kHz程度までフラットなツィーターはありそうでないのです。殆どは10kHz以上ではだら下がりになります。
かつてのリボンツィーターやリーフツィーターは100kHz以上フラットでしたからそれならば十分だったと思います。
でもこれらの音はスピード感があるというよりは意外におとなしい落ち着いた音と言う感じでした。
立ち上がりが良いというのは多分10kHz前後の耳に感じる周波数帯で盛り上がりがあって強調されて聞こえる製品ではないかと思います。
いずれにしても音楽はマーチのように勢いの良い曲もあればセレナードのようにそれとは対極の曲もあるので、どれもスピード感のある音では困ります。
どのような音楽でも本来の感じをその通りに出すのが良いスピーカーだと思いますよ。
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私の場合は 2 つの異なる状況に Speed 感という言葉を使ってしまいます。



1 つは『追従性の速さ』ですね。

「音のキレ (切れ)」とか「音離れの良さ (悪さ)」とも言いますが、物理計測上も立ち上がりの速さと関係してくるものであろうと思います。

例えば振動板の質量が大きな大口径 Woofer を密閉型の Box に入れた Speaker System では 1W 50Hz の信号を入力しても 96dB/W/m などといった Catalog 音圧に達するまでに振動板が十数回も行ったり来たりしてなかなか音が立ち上がってこないものですが (と言っても毎秒 50 回振動する音の最初の十数回ですから 1 秒以内に定常音圧に達しはするのですが)、振動板質量が軽い Speaker Unit を Bass Reflex や Backload Horn といった響鳴箱に入れたものは 1 回目の振動から箱が響鳴して大きな音圧に達しますので立ち上がりが極めて速くなります。・・・Soft Dome Tweeter と Hard Diaphragm Horn Tweeter とでも同様の違いが生まれます。

また、音色を判断できる中高域帯に Over Shoot 気味の Character (歪) を持たせた Speaker Unit も Speed 感が良好な感覚を得られるものですね。・・・Horn 構造は響鳴増幅という原音にはない一種の Over Shoot 歪を生じさせるものとも言えますので、Horn 型の Speaker System の多くが Speed 感に優れているのも当然でしょう。

もう 1 つは私だけの経験かも知れないので余り頻繁には用いないのですが、どう表現すべきかと言えばやはり Speed としか言えない現象です。

私は 3 ヶ月ほどの間に BOSE M901CSIV を鳴らす Amplifier として PHILIPS/MARANTZ 社の PM84D から PM95、PM99SE へと 3 つの Amplifier を転がした (売り買いした) 経験があるのですが、その理由は「何を再生しても、Speaker から出てきた音が耳に届くまでの間の空間で、Break をかけられていると言うか、躓いて渋滞していると言うか、どうにも鈍重で圧迫感を伴う反応に息苦しささえ感じられる」というもので、特に PM84D よりも酷くなった PM95 を売り飛ばした際には「それでも MARANTZ を信頼して PM99SE にするか、気になる McIntosh C34V にするか」真剣に悩みました。

結局 PM99SE (正式名称は Black 仕様の PHILIPS 向け OEM 機である DFA1000) の音に満足したので McIntosh C34V は DFA1000 が壊れた後まで手に入れなかったのですが、この時に私が Amplifier に求めたものは「追従性」とは異なる「音が Speaker から放射されて大気を伝ってくる際の伝達 Speed 感」としか言い様のないものでした。

Horn Speaker System の音色表現に用いられる「音が鋭く解き放たれるような」というものも単なる追従性だけではなく、こうした空間響鳴現象も含まれた Speed 感に属するものではないかと思っています。

ちなみに PHILIPS DFA1000 (MARANTZ PM99SE) で鳴らす BOSE M901CSIV の音は「音が空間に充分な Speed 感を伴って解き放たれる」だけでなく、余韻が空間に溶け込んで消え行く際に「回転」とか「明滅」といった感じの Charming な表現を醸し出し、その Dynamic 感が Stage 空間の広さ (或いは楽器間の間隔) を Image させる御機嫌なもので、不思議なことに別の部屋や家の外に漏れ出す Violin Solo の音は何度も近所の人から「御宅の娘さん、上手になりましたねぇ」と言われたほど Reality に富む音色でした・・・その前に使用していた BOSTON ACOUSTIC 社の Speaker System とは明らかに異なる音色でしたので BOSE M901 Series 特有の Direct/Reflection Sound System という音の出し方そのものに秘密があったようですが・・・。

その後、私も BOSE AWMS-VIA、AWM (Wave Radio CD) を愛用した時期があるのですが、BOSE 社の一部の製品は追従性という Speed 感以外の Speed 感にも魅せるものがありますね。

素敵な Audio Life を(^_^)/
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はいめまして♪



スピーカーにより「音のスピード」が違う事は在りません。

あくまでも「スピード」ではなく「スピード感」なのですね。

電子楽器や音の加工が多い音源ではわかりにくいのですが、生音の楽器演奏等では音が出る最初の一瞬に炸裂音の様な瞬間パルス的な波形が存在します。
クセが強い再生環境では聴いていて疲れるなどの感覚が出て来ますが、とても良い再現をするとさわやかな感じにもなります。
そのような感覚を言うのでしょう。

音を造って提供する側では、「音のスピード感」と言う表現はあまり使いません。
「音の飛びが良い」とか「遠方まで音が浸透する」と言う言い方をします。

どちらにしてもイメージ的な表現ですが、有る程度の共有出来る音質評価の表現としては意思疎通が出来る部分で、基準が違う人同士では全く意味不明な表現で間違いない物です。


私個人はスピーカー工作が趣味の一つなのですが、「ツイーターを変えるとバスドラやベースの音の切れ味が」とか、「ウーファーを変えるとシンバル等の高音楽器に立体感が」と言う表現をしています。

全体の再現性で音が出る最初の瞬間がきっちりと揃うと、それなりに効果的なのでは無いかと思っています。

この状況を「スピード感が良いスピーカー」と表現するのか、「音の飛びが良いスピーカー」と表現するのかは、人それぞれで違うのかもしれませんが、私の感覚や経験では、そういう部分では無いかと思いますよ。

科学的な考え方と感性からの表現方法、音を言葉で表すのはなかなか難しいのでしょう。
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昔の電蓄のような薄い板にユニットをつけて鳴らした場合、


高い音もあまり目立たなく、スピーカーの箱も響いてしまい、
なんとなく余韻が残るようなスピーカーは、
「スピード感がない」ということになるのでしょうか。

なので、その逆の音がスピード感がある。
っということになるのではないでしょうか?
どちらかというと、高い音が目立ち、スピーカーの箱も響かない。
低音もボーンボーンとならずに、歯切れよく聴こえる。
そんなスピーカーだと思います。

もっと言えば、スピード感のあるスピーカーというのは、
「聴き疲れする音」ではないでしょうか。

長時間聴いていると疲れる。耳がジーンとする。
そんな音ではないかと思われます。
それが悪い音と言っているわけではありません。
私はそんな音がすきです。

疲れたときは、BOSEのWAVE RADIOなんて最高です。
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ほんとですよね!



私もコテコテのマニアの方と話した事でしょありましたが、その時は…同じスピーカーでアンプを変えて音を出しました。

その人は「霧が晴れましたね」
???
霧なんて最初から出てないぞ!!(笑)
意味は大体わかりましたが、表現が面白くて吹き出しそうになりました。
私が考えるスピード感とは、おそらく解像度が高い比較的新しいスピーカーを表していると思います。
「解像度」も最初聞いた時違和感を感じましたが、スピーカーに解像度⁉
「何処にモニター有るんだよ!!」
でも、何と無く意味がわかりますよね?
そんなに難しく考えなくていいと思います。
私は、言葉遊びだと思って割り切ってます。
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この回答へのお礼

オーディオ雑誌をたまに立ち読みしますが、確かに表現は上手いなと思います(笑)
私はiPodの圧縮音源で満足する程度の耳ですから、崇高な?ピュアをけなす資格はないんでしょうけど…。

BOSEぐらい極端に癖の強く独自路線を突っ走るメーカーならまだしも、
「ピュア」や「原音」を標榜してるメーカーでそんなに差はないと感じます。

音は「楽しむ」物だと思ってますから、もっと気楽に考えたいと思います。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/02/26 17:24

音速は温度によって常に一定ですから、スピーカーによってスピードが違うはずは無いですね。


これを言うのは一つは中低音と中高音のバランスではないかと思います。
特に高音の倍音成分が影響するのかなと思います。
ツィーターは製品の形式で高音の成分はかなり違います。

また低音の締りが良いのもスピード感がある一因かもしれません。
特にバスレフの低音部は共振でドロンとした感じになる場合があるので、こういうことがないほうがスピード感があるかもしれません。
一方しまった低音では、製品の最低周波数(たとえば50Hz)以下は殆ど出ていないと言うことも多いように思います。
クラシック音楽の楽器は最低20Hz以下からありますから、そういう曲を聴くとこれらのスピーカーでは重低音が感じられ無いと言う問題もあるのではないでしょうか。
要は低音から高音までのバランスの問題であって、スピード感があるというのは逆に弊害もあるように思うのですが。
現実の音はスピード感の有無は関係ないのですから。
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この回答へのお礼

音のバランス+低音の締り、ですか。

ピュアを標榜していて「バランス」と言う文言が出てこないのは、確かに少し問題があるかもしれませんね…。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/02/26 17:28

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