dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

本日2013年3月10日のBIGLOBEニュースで、
「日本とインド両政府が、インド国内の高速鉄道整備事業に日本の新幹線技術を採用することで合意する見通しとなった。」との内容を閲覧しました。

私は鉄道が好きな女子です。車両は新車でなく余剰となった0系や100系車両を輸出すれば良いと思うのですが、そもそも新型車両の置き換えで引退した初代0系・2代目100系、その他1992年3月ににのぞみ号として最高速度270kmで東京~大阪間でデビューしながら、実働わずか20年間という短命のまま2012年に引退した300系の中には、引退後は博物館等で展示される幸せな車両もありますが、その他の仲間たちは引退後の第二の人生はどう歩んでいるのでしょうか?
展示されない圧倒的多数の車両たちは、動物でいえば殺処分同様、廃車すなわちスクラップという悲しい末路を迎えるのでしょうか。

私は現役の蒸気機関車が牽引した列車には乗った経験はないですが、写真や動画で、蒸気機関車が、スクラップにされたり、誰にも気がつかれないまま野良犬同様に野ざらしにされ、長年の風雪や雨でさびだらけになってしまったみじめな姿を見たことがあり悲しくなりました。

引退した0系や100系や300系を復活させてインドへ輸出して、海を渡ったこれらの車両に第二の人生を歩んでもらうことはできないでしょうか?

A 回答 (10件)

 鉄道サークルで鉄道史、産業考古学を教えている担当者です。



 インドの場合はこれから開発する鉄道の技術を売り込み、鉄道産業を指導するのが目的ですから、中古車の輸出とは異なります。例外として台湾の国鉄の新幹線に関しては国鉄、JRで使用した車両を教習車として輸出した事はあります。

 日本で使用した車両では在来線の車両に関しては引き取り手はアジア諸国の国鉄や私鉄に輸出されていますし、第三セクターの車両に関してはレールバスの排気ガス規制で廃車になった車両がいる位です。大手私鉄の車両の場合は東南アジアの例では東急、東武、西武、相鉄、小田急、東京地下鉄、名鉄、南海の様な日本の基準となるゲージの会社は問題はありませんが、京王の様な特殊なゲージ、開発国でないと使用されていない標準ゲージ、広軌と呼ばれるゲージは対象外になっています。

 関西の私鉄の車両は無理な使い方がされており、例えば近鉄(特急)は車齢20年の車両であっても使用できない位状態が悪く、国内の私鉄等でも引き取り手が殆どありません。

 JRの新幹線については1日の走行距離は2000kmを遥かに超える走行ですからこれを走らす事は無理ですし、構造を教える鉄道一般の教材にしかなりません。これらも期間が過ぎればスクラップにしかなりませんし、これを真似て車両を造り、諸外国に俺が世界一だと威張る某国の様な例も出てきます。

 他の方のお礼に書かれている事を補足しますと蒸気機関車の煤煙やアスベストは乗務員の寿命を縮めている要因は事実ですし、乗務員であった家の祖父と父はこれが原因で亡くなりました。車両の譲渡の件ですがこちらは車両本体は格安か無料であり、輸送費を貴女が負担すれば購入ができます。蒸気機関車の整備ですがこちらに関しては整備をされている箇所は少なく、鉄道のoBやボランティアの整備があるのが珍しい位です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ごかいとうありがとうございました。鉄道好きな方が車両を譲り受けるにしても輸送コストは譲り受ける本人が支払わなければならないことがわかると、なかなか貰い手がいないのでしょう。

蒸気機関車の整備には膨大なコストがかかることを聞いたことがあります。

お礼日時:2013/03/12 22:33

鉄子さん、こんにちは。


鉄道好きうん十年のおじさんです。

鉄道車輛の国内譲渡は、鉄道140年の歴史のなかで、数限りなく
国鉄→私鉄、大手私鉄→地方私鉄と例は枚挙にいとまないほどあります。

今も地方都市に行くと、昔の東急や京王帝都時代の電車が走っています。
また、海外譲渡の例ですが、戦前の日本が植民地を持っていた時代には
譲渡でなく、転用がいくつかありました。

今度は、車両の転用に付いて考えてみましょう。
転用が出来るためには、車両の状態がぼろぼろでなく、まだ使えると判断
できるもの。さらに規格の問題があります。
レールの広さ、これをゲージと言いますが、これが合っているか。
電車の場合は、あと電圧、電気方式の問題(直流か交流か、それぞれ
使用電圧は何ボルトか)、これは多少の改造で間に合えば、国内の場合でも
改造例は、多数存在します。

最後に一番改造が大変なのは、車体の大きさです。
JRや旧国鉄車両は全長20mが大正末以来標準です。新幹線は一回り大きく
25mのヨーロッパ並みの大きさです。
インドの場合は、ゲージは標準軌の新幹線より広く、確認できていないのですが、
車体はどうなのでしょう。問題は新幹線システムに、どのような性能が要求されるかと
いうことだと思います。また高性能な技術がすぐに使いこなせるかということ含めて。

皆さんが回答されているように、既に廃車解体されているものを、再生することは
ほぼ難しいのですが、休車中状態のものならば、車籍復活は過去にいくらでも例はあります。

海外譲渡の話に戻って、JRに成ってから旧国鉄の客車、12系、14系、50系などが状態も
良かったので東南アジア中心に、第2の人生をスタートさせました。
参照はウイキペディアのそれぞれの項目の該当記事を、ご覧に成ってください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/国鉄12系客車
http://ja.wikipedia.org/wiki/国鉄14系客車
http://ja.wikipedia.org/wiki/国鉄50系客車

こうして考えると、鉄道車輛というのは、遥か昔から環境エコロジカルな、ダイバーシティな
多様性があり、言葉的に良く取って欲しいのですが、お下がりが非常に有り難がられた。
中古車両は新車の何分の1かそれ以下に安く、ランニングコストだけで、利用できたのです。

ただし、近年の新幹線車両の様に、300km/hで走行するものは、消耗や車体の強度低下もはやく、
普通の電車の様に、30~50年といった使用は無理と聞きます。
こういう風に見て行くと、鉄道に限らず常識に囚われなくても、受け入れ側の条件やタイミング
さえ合えば、全部を中古で賄わなくとも、最初に中古の新幹線を輸出して、走らせてみて
成績良好であれば、その後の新車を作って行くと言う鉄道プラントも、ありかと思います。

性能的に見合ったものであれば、10年前の設計でも、ジェネリックの薬のような商売の仕方も
あって良いのではないか。その辺は、後発側の意識次第でしょうね。
それでは。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。時間に余裕がある時に私もWIKIPEDIAで調べてみたいと思います。

お礼日時:2013/03/11 21:05

こんばんは。


0系100系300系は 博物館等で保存されているものを除き
廃車されているとのことですから(Wikipedia調べ)
もうスクラップなのです…
古い車両がインドに渡る事はないでしょう。

>長年の風雪や雨でさびだらけになってしまったみじめな姿を見たことがあり悲しくなりました。
自分も昨年の夏 日帰り乗り鉄旅の陸羽東線で ぼろぼろの蒸気機関車を計3両見てしまい
同様な気持ちを持ったことがあります。
スクラップはそんなぼろぼろを見せないための 苦渋の選択の一つと思っていただけないでしょうか。

  
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。私も2004年9月に、陸羽東線新庄~小牛田間を蒸気機関車D51498号往復列車旅した際に、どこかの駅でC56号がさびだらけで展示されていたのを見ました。誰か有志の人たちが手入れをすれば現役時代の姿を維持できると思います。

お礼日時:2013/03/11 21:04

鉄道車両にも車と同様に「車検」があります。



20年も使用すれば、コストをペイできるので、廃車にしてリサイクルした方が良いのです。

海外に中古品を押し付けるのは、失礼ではないでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございましたコストをペイできるとは、いわゆる元を取れるということに近い意味でしょうか。古い車両は維持経費が膨大にかかるという話も聞きます。

お礼日時:2013/03/11 21:01

既に寿命を終えている車両を輸出しても意味がありません。


新幹線車両の場合簡単な修繕が出来ないところまで使用されています。
このあたりがある程度手を入れればしばらくは使える東南アジアに輸出された在来線車両との違いです。

それに現地の気象条件や習慣に適合した車両でなければ安全に使用することは出来ません。

すべての生物や機械には寿命があります。生物は土へ、車両は鉄やアルミニウムに帰るのが摂理です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。以前WIKIPEDIAで、新幹線車両は超高速運転のため、在来線車両よりも部品の消耗が激しいと記載されていたのを読んだ記憶があります。

お礼日時:2013/03/11 20:50

古い車両は故障が増えるため、維持費が大きくなるためと省エネ技術(最近の電車は回生タイプが中心です)が不足です。

このため新鋭車両を導入するのです。
そういう経費過多の車両を導入する国は無いでしょう。

引退した車両はスクラップとなります。分別して使えるものはリサイクルされます。また、ある金額を出せば譲ってくれます。ただし、莫大な輸送費が掛ります。また荷重が大きいため土台の確保も必要です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。引退して不要となった車両は希望者に無償で譲ってはくれないのでしょうか?譲ってもらう方がお金払わなければならないのでしょうか?

お礼日時:2013/03/11 20:48

お古の車両送ったら


車両メーカーにメリットがないから
日本の景気回復に車両メーカーの分プラスにならないから。

新幹線と同じだけ人生歩んでますけど
0系100系とかは懐かしくても
時代遅れなのは否めません。

もっともなこと言えば
中古でもいいから日本の新幹線がほしいって
インドが言ったら中古でもいいでしょうけど、

日本から売り込み行ってるのに
中古送りますって言うのはなしでしょ。


例えばマンガの本買わないって聞かれて
新刊本来ると思ってて古本来たらどう思いますか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。2004年に関口知宏氏出演の「列島縦断 鉄道12000キロの旅 ~最長片道切符でゆく42日~」をテレビで見た時、開業当初の0系新幹線では走行時の騒音が現在とくらべるとはるかにすさまじかったことを知りました。

やはり、通常、物は時代とともに進化してだんだんと良くなっていくものでしょう。

お礼日時:2013/03/11 20:47

要するに“おさがり”をインドに押し付けて自己満足してよかったよかった、ということですかね。

インドのことを思えば、おさがりを日本で使用し、新型車をインドへ輸出する。貴方はそう主張してこそ鉄子なんじゃないですか?インドに失礼ですしね。鉄道に限らず、携帯端末やテレビ、車も同じように古い型式は処分されている時代ですから、あんまり気持ちの入った様な理想論を声高に主張するのは理にかなっていないような気がします。悲しくなるのはそのものの本質や関係諸氏の真実を知らず、表面だけを語っているからだと私は思いますが。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。しかし、写真や動画でスクラップされた蒸気機関車や、だれにも気付かれない山奥で野ざらしにされ、朽ちた蒸気機関車を見たら悲しくなるのは私だけでしょうか?0系もさびしくを朽ちてしまった写真を見て、さびしくなりませんか?

お礼日時:2013/03/10 22:44

最新鋭の新幹線を日本がインドに協力して建設するという話なので、日本の中古新幹線を輸出する訳ではありません。



>引退した0系や100系や300系を復活させてインドへ輸出して、海を渡ったこれらの車両に第二の人生を歩んでもらうことはできないでしょうか?

タダでもどこの国でも引き取りません。粗大ゴミです。(但し日本では公園のオブジェになります。)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。公園で常軌機関車が静態保存されている姿は何度か見ていますが、新幹線車両はまだないです。0系車両を改造したレストランや喫茶店があれば来店して食事したいです。

お礼日時:2013/03/11 20:41

インドに日本の古い車両を持っていっても、日本のの新幹線COPYを売り込んでいる中国に外見で負けますから、


それはできないでしょう。選択肢としては実績的に古い車両もありえるとはおもいます。あくまでも、インド側の選択ですからね。

昔の蒸気機関車は、エアコンも無いし煙が目にしみますので乗りたくありません。中国の石炭による暖房のように、環境汚染の原因に近い物質が排出されるので、イベントだけで十分です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。蒸気機関車が吐き出す煤煙は有害で、機関士や機関助士の寿命を徐々に縮めたということでしょうか。

中国は新幹線事故車両を地中に埋めて隠す危険な恐ろしい国です。

お礼日時:2013/03/11 20:38

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!