都道府県穴埋めゲーム

ヘビーローテーションのCメロ(「いつも聞いてた……リクエスト中」)の部分
理論的解説をお願いします。

A 回答 (1件)

歌詞は端折りますw



E    G#m
いつも...

 Bm7-5(※1) C#7 F#m(※2)
あの...

  A Am E C#7
ずっと...

 A    C B
君だけ...

先に注釈の説明を。

(※1)の Bm7-5 は、ネットなどで調べると D#m7-5 として書かれている事が多いようです。
C#7へのピボット(繋ぎ)としても間違いではありません。
ただ、これだとメロディとぶつかり過ぎるし、実際は Bm7-5 だと思います。

(※2)の F#m の後は省略しましたが、ベースノートが F# から E♭まで半音ずつ下降する「クリシェ」と言う進行になっています。

7-5はドミナントコードへのピボットコードですが、ここではトニックマイナーであるC#7に繋がります。
トニックマイナーなのでメジャーコードにはしないはずですが、メジャーコードにする事で次の F#m があたかもトニックコードであるかのようなイメージを抱かせるわけです。

つまり、この流れ(Bm7-5→C#7→F#m)だけを見ると、ここだけキーがサブドミナントマイナーである F#m であるように感させる作りになっています。
だからこそ、トニックマイナーでしか使えないはずのクリシェをサブドミナントのF#mで使っているわけです。

(A→Am→E→C#7)
これも黄金パターンのような進行で、ブルースバラードなんかだと、この後、F#m→B→Eとなる場合が多いのですが、Aに行くのが意外性を醸し出していますね。さらにそこからCに行くのがちょっと「ロックっぽい」感じです。

以上、大体「ポップスの王道的」なコード進行で成り立っていると思います。
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この回答へのお礼

丁寧な解説ありがとうございます!

お礼日時:2013/04/06 20:31

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