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山崎努が宮本信子の忘れたハンカチに、
なぜ、金庫ナンバーを血で書いたのか? ペンだと映画として面白くないからですか?
そして、そこに入っている3億円を、どうして欲しかったのですか?

これは1987年公開の映画なので、観た人がほとんどいないと思いますが、
気長に回答を待ちます。

A 回答 (2件)

マルサの女、大好きで何度も見ました。

確かあの3億円は国税局が脱税した分のすべての隠し金を差し押さえる必要があり、権藤(山崎努)の自宅と隠し金庫からほとんど見つけた出したのですが、まだ見つけることができなかった分のお金だったと思います。

この後はわたしなりの見解ですが、脱税していたとはいえあのお金はすべて権藤が必死に稼いで貯めたお金ですよね?まさに血と汗の結晶です。権藤の金銭感はあの映画の中でうまく表現されていて、決してお金があるからと言って息子に大金のおこずかいをあげたり、自分の贅沢のために浪費するような人ではありませんでした。その権藤が大金のお金をごっそりと持っていかれる訳ですから、とても悔しかったと思います。同時に権藤は板倉(宮本信子)の腕も相当買っていました。最後に一緒に働かないかと誘いをかけますが、あっさりと断られてしまいます。別に権藤と板倉は特別な関係ではありませんでしたが、脱税調査の過程である意味同志のような連帯感が生まれていました。板倉のハンカチに血で金庫のナンバーを書いたのは、自分が必死に稼いだお金であることを伝える意味、それから板倉との関係を完全に断ち切るという意味があったと思います。
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この回答へのお礼

回答どうもです。
つまり、くやしいけど全て申告したと言う解釈で宜しいのでしょうか。

お礼日時:2013/07/22 02:58

懐かしいですね。


とても良くできた映画でした。

ラストシーンについてですが、何度もの山崎と宮本との脱税に関する戦いを通して、山崎が宮本を人として認めたのですね。

「アンタは大した女だ!アンタには適わない!」って思ったのですね。

宮本を認めたからこそ、「自分の元で働かないか?」=「俺の味方にならないか?」=「結婚してくれないか?」との意味合いを含めた誘いをしたのですが、宮本に丁重に断られました。

山崎からすれば、自分を曲げず金にも目がくらまない心から信頼できる女性だったのでしょう。

自らの血で記載したのは、血判上を同じで「間違いない文証」=「契り」との意味合いだったのでしょう。

「自分の事は全て貴女に委ねます」との山崎の宮本への完全敗北宣言なのです。

この回答への補足

回答どうもです。
「契り」ですか・・・。昭和時代にはよくある事だったんでしょうかね。
でも、断られたのに3億円の在りかを言う必要があったんでしょうか? どうもすっきりしません。

補足日時:2013/07/14 11:36
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