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この秋発売になった、ラックスマンLX-32Uをかなり期待して試聴してきました。スピーカーはJBLS3900でした。
真空管アンプなのでボーカルばかりかけるのかとおもいましたが、そんなことはなくフユージョンからオーケストラまでまんべんなく試聴できました。
けっこうびっくりしたのはベースの音、しっかり低く、しかも弾むように鳴ります。高音から中音からもきれいに鳴っています。パワー感も十分。
ただいつもわからないのですが真空管には響き、艶が音にあるといわれることです。たしかに普段聞いているいるトランジスタのアンプのようなタイトな音ではありません。しかし、ベールがいちまいかかったような、少々ぼやけた音、これが艶?オーケストラの「残響」が多い、これが響き?よく言えば聞きづかれしない、たしかにタイトでないのでそうでしょう。真空管アンプはすくなくともシャキッとした音というイメージがありましたが、正反対でした。アンプでは超一流のラックスマンのしかも小型管パラレルプッシュプルということで期待しましたし、好みの問題とはおもいますが、同メーカーのプリメインアンプにある細やかで奥行きのある再生(レンジがせまいのは仕方ないような気はしますが)には遠い音にがっかりしてかえってきましたが、再生環境次第で「らしく・もっとハイファイにせめてくもりのない音に」変身するでしょうか?

A 回答 (6件)

試聴した結果、あまり気に入らない音だったら、購入しないほうがいいと思います。



ただ一番気になるのは、JBLのS3900で聴いたっという点です。
現代では高能率のほうですが、試聴されたラックスマンの真空管アンプでは荷が重いと思います。

このs3900は能率こそ90dBを超えていますけども、重たい25cmウーハーのダブル。
能率が高くても、重たいウーハーを駆動するためには、それなりのパワーが必要です。

このスピーカーは、重たい低音、おとなしい高音。っという印象です。
私は、レコードプレーヤーを試聴するために、たまたまs3900を最近聴きました。
アンプは、エソテリックでした。相当パワーのあるアンプでも、私には重たい音だと感じました。

ハッキリ言って、ダンピングファクターの低い真空管アンプで、
s3900を鳴らしきることは難しいのではないでしょうか。

これが、アルテックのA-7なら、印象はだいぶ違ったと思います。

新しいスピーカーなら、
http://www.phileweb.com/news/audio/200907/27/916 …
これならラックスマンのアンプと相性が良いように思います。

山本音響工芸も小出力の真空管アンプをつくってますので、
そういうスピーカーとあわせると違った結果だったと思います。

s3900は小出力のアンプで十分鳴るようなスピーカーではないですし、
ラックスマンも、もっと軽いコーンで、もっと小さいスピーカーを想定して
作ったアンプではないでしょうか?

手頃なサイズのスピーカーで、大音量ではなく、雰囲気良く鳴らすアンプなのではないでしょうか。

この価格帯で、このアンプを出したことは、すごいと思います。
まさに贅沢なアンプだと思います。

JBL S3900を鳴らすのであれば、トランジスタ型のプリメインアンプのほうが相性はいいと思います。
そして、大音量で鳴らしたり、歯切れよくならすのであれば、この真空管アンプではない選択肢の方が
いいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2013/10/05 12:39

永年ハイエンドオーディオを販売してきた者ですが、ご参考になればと思い参加させていただきます。

さて、真空管アンプの音に対する期待感が若干違ったような感想に受け取れましたが、音への思いというか、感覚と言うのは大変難しい問題です。結局はその人の好き嫌いの、または理想への思いと言うのが影響してまいりますので「これが正しい」というのは無いかも知れません。
とは言うものの、一般的な話として申し上げるとすれば、真空管アンプの音はトランジスターのアンプに比べると若干大人しい、柔らかい音と言うべきかも知れません。ただ、車にも色々なセッティングが存在するように、オーディオにも色々な組み合わせがあるように思います。柔らかい音の真空管アンプを敢えて少し元気すぎるスピーカーに組み合わせて音色をコントロールすることや、切れの良いトランジスターアンプにやや大人しいスピーカーを組み合わせることで生まれてくる音も意外と新しい発見があります。是非色々な組み合わせを聴いて見られたらいかがでしょうか?
また、良い音を追及しようとすると必ずぶち当たる大きな壁があります。それは、店でいくら頑張って色々な組み合わせを検討し「最高の一台」を見つけても、自分のリスニングルームにセッティングすると思った音が出ないという問題です。相手は音波ですから、なかなかコントロール出来ません。本来その部屋で使用すべきスピーカーの大きさや、能力を越えたものをセットすると後々満足な音に仕上がらずに何年もアンプやスピーカーを取り替えるはめになります。私も含めてオーディオマニアは大きいスピーカーが好きですね。アンプの音色も大切とは思いますが、部屋にふさわしいスピーカーかどうか、スピーカーにふさわしい部屋かどうかを早めに検討されることを助言申し上げます。回り道もオーディオの楽しみかも知れませんが、満足感には大きな差が出るのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2013/10/05 12:37

回路的には大分前の復刻版SQ-38Dの出力段がパラプッシュとなったものと思えます。

トランスは往年のOY-15型を踏襲した物かどうかは解りませんが。
OY型トランスは性能こそ良い物の巻線が細く損失も多めでしたので薄いカーテン越しに聞いているような感じは有りました。現在の物はその点は改められアンバラ電流にも強い定インダクタンス型(昔のCSZ型)かもしれません。
UL接続でもなく5極管接続という事でかなりのNFBが掛けられていると思います。それも音質に影響して居るのではないかと思います。
多分球はロシア製かと。出力管、初段、位相反転段の球を国産など定評の有ったメーカーの物に交換すれば又違ったものになるかと思いますが多極管接続強NFのアンプはそんなものかも知れません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2013/10/05 12:36

Editer につらつらと下書きしていたらあっと言う間に 4000 字枠を超えてしまいましたので 2 つに分けました(^_^;)。




個人的な経験に基づく見解でしかないのですが、私は Amplifier には Speaker System や Source Data を幾ら変更してもどうにもできない Amplifier 特有の Character が確かにあると思っています。

私は在米中、最初の CD Player に当時 PHILIPS 社が盛んに宣伝し始めていた Bit Stream 型 Single Bit DAC (Digital Analog Converter) Chip を用いた PHILIPS 社製 CD Player などど聴き較べて MARANTZ CD80 を選び、その後も PHLIPS TDA1541A Multi Bit DAC Chip の音に惚れ込んで現在に至るまで Multi Bit DAC ばかり選択してきているのですが、MARANTZ CD80 を購入した際に同じ MARANTZ で Design を合わせようとしたことと当時注目されていた V-FET (Vertical - Field Effect Transistor) や HC-MOS-FET (High Current - Metal Oxydal Semiconductor - FET) といった FET Amplifier に興味を覚えて PM80 から始めて PM84D、PM94、PM95 と 1 年余の間に Amplifier を 4 台も乗り換えました。

いずれも御質問者さんと同じような「何かぼやけている。解像度が悪いわけではないのだが、音が Speaker から出て耳に到達するまでの間に渋滞が生じているような、妙な残響感が付き纏って決して解き放たれたような開放感や深い透明感がない」のが不満で PM84D なんか 2 ヶ月で PM94 に換えたほどです(^_^;)。

最終的には McIntosh C34V と 6 時間以上も比較試聴して MARANTZ PM95 の PHILIPS 向け OEM (Original Equipment Manufacturing) 製品として Black 仕上げとなっていた PHILIPS DFA1000 にしたのですが、この製品や次の PM99SE 辺りから MARANTZ 社は高 Through Rate Ope'Amp' (Operation Amplifier) IC (Integrated Circuit) Chip を Pre-Amplifier 回路の Main に据えて HDAM (Hyper Dynamic Amplifier Module) と名謳った IC Module を全製品に投入し始めましたので、MARANTZ 社としても従来の同社製 FET Amplifier 時代に私が感じた「ちょっと音がもたつくような違和感」を感じていたのでしょうね。・・・別に電気的な Through Rate が高速化したところで耳に聴こえる音色が高速化するわけではないのですが、HDAM の名称は正に「Responce を改善した」と目に映りますよね(^_^;)。

PHILIPS DFA1000 の次には DFA1000 購入時に最後まで決定を躊躇った McIntosh C34V を愛用したのですが、これもまた個性の強い Amplifier で、特異な帯域分割が行われた 5 素子 Tone Controller や Compander、Contoinuous Loudness Controller といった他の Amplifier にはない Controller を駆使しても決して「痩せて儚げな音」にはならず、中学生だった五島みどりの Violin であろうと島田歌穂の On My Own (London 時代の英語版) であろうと Powerful で朗々と謳い上げる Amplifier でした。・・・太く分厚く熱い Sound Character ながら Responce は充分に高速で歯切れの良いものであり、JBL 社の Horn Speaker System を Drive する Amplifier の代表格となる Amplifier Maker であるのも頷けます・・・尤も McIntosh 社の Speaker System は「これが McIntosh 社の目指す音なのか?」と耳を疑うほど Mellow な Sound だったのですが(笑)。

愛用した Speaker System も「Vocal では口の大きさが判るほどの定位感を示す同軸型 Recording Studio Monitor Speaker System」等とは対極に位置していて「なんでもかんでも(笑) Concert Hall の Stage に音源が位置するような定位感と残響感」を示す BOSE Model 901 Classic Series IV というものでしたが、この Speaker System は 5inch 径の Full Range Speaker Driver 9 本で全帯域を Cover するものでしたので、極低音域の立ち上がりや立ち下がりの Speed 感とか残響音のキレや妙に人工的な定位調整には非常に敏感で、MARANTZ の Amplifier 群は PM95 に至るまで欠点が耳に付いて苦労させられました。

Listening Room は 20 畳余りの Living Room とやはり 20 畳余りながら天井が斜めになっている天井裏、14 畳ほどの個室と 3 度変えましたが、天井裏の音響特性は最悪で直ぐに個室に System を降ろしたものの(笑)、大して家具もない広々とした個室の音響特性は Audio System と Sofa と Table しか置かなかった 20 畳余の Living Room とそう変わらず、BOSE M901CSIV の特徴はそのまま発揮されていましたね。

BOSE M901CSIV と共に一時期は BOSTON ACCOUTICS 社の 6.5inch Woofer + Soft Dome Tweeter 式 Bookshelf Speaker System も併用していたのですが、Amplifier の特徴はどちらの Speaker System でも如実に判りましたので、Speaker System を換えれば変わる音色というのは Speaker System 特有の音色部分であり、Amplifier 特有の Sound Character 部分は Speaker System を換えてもかなり残るだろうと思います。

現在は帰国して狭い書斎でしか Audio を楽しめないことから真空管 Kit や中華製安物 Amplifier と自作 Speaker System で様々な音色にしては楽しんでいるのですが、12AX7 mT 管で電圧増幅して SANYO LV49157V Class D Power Amplifier IC Chip で Speaker System を駆動する Simple な Amplifier でも 12AX7 真空管を他社製の真空管に換えると随分と音色が異なることを体感しています。

特に、いわゆる「真空管らしい暖かく柔らかい音」を演出するには黒箱に入った ELECTRO HARMONIX 社製 12AX7-EH がぴったりで、多くの「真空管らしい暖かく柔らかい音」を演出する真空管式 Amplifier もこの管を採用しているのではないかと思います。・・・茶箱に入った 12AX7-EH Gold はややドンシャリ的な強調感があるような感じがしますが、この辺りは回路によりけりでしょうね。

一方、中高域の響きが美しく、残響音のキレも良いのが VINTAGE SOUND 社の ECC803S JJ Series、濃密な暖かさと太めの力強さといった感触が Orchestra Sound に心地良いのが MULLARD 社の 12AX7 という気がします。

また、真空管らしからぬ Wide Range 感と緊張感を伴う高い解像度を目指しているのが SOVTEC 社の 12AX7 かなという感じですね。

この Amplifier にする以前には 12AU7 mT 管と FET を用いた Headphone Amplifier の ALPS 社製 Mini-Detent Potentiometer (Volume Controller) を「どうせ微妙な Volume 調整は PC 側でやるのだから」と Film Carbon 式と Solid Carbon 式を切り替え可能な Level 固定型 Attenuator に載せ替えたことがあるのですが、これだけでも音色は随分と変わり、Film Carnon 抵抗と Solid Carbon 抵抗との音色の違いを楽しめました。

・・・A No.2 に続きます(^_^;)・・・
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HALTWO、続きです(^_^;)・・・



あくまでも私の安価で Simple な Amplifier での感想ですが、12AX7 Driver 管だけでもこれほど音色が変わるのですから LUXMAN LX-32U もそうした真空管や Condensor、Resister 等の音色傾向を吟味した上で狙い込んだ音色なのでしょうね。

私は LUXMAN の Amplifier を Pre-Amplifier Kit の A3300 と Pre-Main Amplifier の LX38 しか聴いたことがなく、どちらも 1970 年代の真空管式ながら当時の Transistor 式 Amplifier よりも鮮烈で Clear な音色に腰を抜かすほど驚いた記憶があり、近年の安価な真空管 Amplifier を楽しむ Style に回帰するまでは手の届かない Order Made 的な Audio の世界だと思っていました(^_^;)。・・・まあ ALPINE 社傘下時代の LV Series なんて真空管と FET という話題の素子を前面に出しただけの設計で試聴を繰り返して音色を煮詰めて行くなんてことはろくにしていないだろうと高を括っていたのですが (^_^;)・・・。

近年は安価な真空管式 Amplifier に手を入れる楽しみを覚えたのですが、素子数が少なくて単純な回路である真空管式 Amplifier は使用部品をちょっと換えるだけでも大きく音色が変わるのが面白いと思っている一方、これを安定した商品として設計製造する Maker の苦労も伺い知れます。・・・だからきちんと部品管理を行って音色を吟味した設計製造を行っている高額の製品しか信頼できないだろうとは思うのですが (^_^;)・・・。

安価な System では「壊しても良い」覚悟で「自分好みの音になるまで徹底的にいじり倒す」ことをしないうちは満足の行く音が得られるようにならないもので、特にいじりたいほど不満のある部分が Speaker System 等の他の部分では改善し難い Amplifier 特有の Sound Charancter に関わるものであると大変な苦労を強いられるものなのですが、単体で数十万円以上の Market を狙う Amplifier は少なくともろくに試聴もせずに回路設計だけで生産 Line に乗せるような Amplifier ではない筈ですので、LX-32 の音は御質問者さんが感じられたような音色を敢えて狙った Marketing で設計されているのではないでしょうか。

Audio に限らず、他の趣味分野、例えば Camera の Lens 等にも感じていることなのですが、Lens では昔の 3 枚~7 枚玉に対して現在は 13 枚~19 枚なんて当たり前、Audio 製品も Transistor が数十個から数百個も集積された IC Chip を多用することで実質的に Transistor 千個規模の回路が当たり前に使われている現在、補正に補正を重ねて単純な計測特性では極めて優秀な特性を示すようになったとは言え、昔のような多少歪んだ癖があっても極めて見通しの良い空間表現が乏しくなって、歪みや音色表現は極めて精緻で正確であっても大気の透明感は下がって見通しが悪くなってきているような気がします。・・・Digital Camera では Moiré 現象を抑えるために LPF (Low Pass Filter) と呼ばれる曇り Glass のような空間透明度減衰板を Sensor の前に配することで明らかに遠方が霞んでしまっているのですが・・・。

このような音に慣れてしまった近年では極めて単純な素子構成を採る真空管 Amplifier でも千個規模の Transostor を介したものに相当する Ope'Amp' IC Chip だらけの Amplifier で受け入れられている音色に仕上げなければ万人受けしないという Marketing 上の思惑があるのかも知れず、昔の LUXMAN が持っていた音色を期待するのであれば、他の Maker、例えば A&M 社の AIR TIGHT Series 等ならばその路線上にある音色なのかも知れませんね。

素敵な Audio Life を(^_^)/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2013/10/05 12:35

>真空管アンプはすくなくともシャキッと


>した音というイメージがありましたが

LX-32Uはまだ聴いていないのですが、別の試聴会でのLUXMANのスタッフによると、真空管式アンプに「シャキッとした音」のイメージを抱く消費者というのは少なく、たいていは「アナログライクで柔らかく温かみのある音」という先入観を持っているとのことです。

そういった市場動向を元に、LUXMANは真空管アンプには「シャキッとした音」とは正反対のテイストを付与した音作りをしているらしいです。

真空管式アンプであってもいくらでもシャープでアキュレートな音に仕上げられるのですが、同社はそんなのは「売れない」と踏んでいるらしく、同社のソリッドステート型のアンプとは明らかに異なる「アナログライクで柔らかく温かみのある音」に管球式アンプをチューニングしているとのことです。要するにマーケティングの次元での話でしょう。

だからおそらく、LX-32Uはどのように使いこなしても「シャキッとした音」とは程遠い「アナログっぽいウォームな音」しか出てこないと思います(まあ、ユーザー側が内部を「改造」でもすれば話は別ですが)。メーカー側としては、「シャキッとした音」が好きならばL-500シリーズのようなトランジスタ型を買いなさいと言いたいのでしょうね。

なお、LUXMANのスタッフがスピンアウトして作ったメーカーにAIR TIGHTがあります。
http://www.airtight-am.net/home.html
こっちも真空管式アンプを作っていますが、LUXMANのそれとは一線を画するスクエアーな音作りです(高価ですけどね)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

温かみイコールくぐもった音、なのか、まだまだわかりません。

お礼日時:2013/10/05 12:34

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