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よく、幽体離脱体験談などで少女が入院中、1度も行ったことのない病院の屋上(テレビでは鍵も掛かっていた、病室からは出ていない、屋上の情報は誰もなにも少女には話していなかった)で危篤になって幽体離脱中、屋上を俯瞰したような視線位置から小さな熊のぬいぐるみが落ちていて、あとで調べたら実際にあった、といった話しがあります。

この話しの内容を信じる信じないは別にして、物理的に科学的に説明するとすれば「病院の屋上に熊のぬいぐるみが落ちていた」ということが少女に知るに至るまで主にどういった現象(人体反応?)が挙げられるのでしょうか?

幽体離脱自体の科学的な立証うんぬんは他で大体調べて理解できたのですが・・・
今回は上記の現象の解明だけを回答して頂ければ助かります。

A 回答 (6件)

創作という可能性が一番高いかと思います。


臨死体験は周りの人間も神秘的なものと思いたがり,少しでもそれっぽいことがあると,どんどん尾ひれがついて実際は不明瞭なうわごとをつぶやいただけだったのに周りの人間が「なんて具体的な内容なんだ!」と思い込んで無意識のうちにそう脚色してしまった。
あるいは面白おかしくわざと脚色した,それだけかと思います。

本当に瀕死の人間が周囲を認識できるのなら瀕死の人間なんて世界にはいくらでもいるのに全然再現性がないというのも変な気がしますしね。
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マリアの臨死体験については、情報が錯綜していましたので、立花氏の本(臨死体験下p.49から)から具体的な情報をみてみましょう:



二階の病室にいたマリアが体験したとする内容

(臨死体験をしていた時)マリアはそこの三階あたりの窓の外側にいた。その窓枠の下のところがちょっと外にはりだしていた。そこにブルーのテニス用シューズの片方だけがのっかっているのをマリアは見た。その靴は小指のところがすりきれていて、靴紐がほどけて、かかとの下にたぐりいれられているちった細かいとことまで見えた。

そして、マリアは(病院で仕事をしていた)キンバリーに頼んだのである。
(以下要旨)
キンバリーはそこに、マリアの言ったとおりの靴を発見。
「マリアがこの靴の存在を知ることは絶対にありえないのです。その窓は三階で、マリアの病室は二階です。その窓は病院の西側に面してしていて、マリアの病室は北側なのです。マリア以外の人にも見えません、、、、窓を開けるか、窓のすぐそばによって、下を見れば見えますが、それ以外では見えません、、、」(立花氏は、その場所と見え方を、自分で確認したと、本では述べています)

救急ではこばれてきた経路からは、見えないこと、だからマリアの目からは見えなかったことは確かでしょう。

マリアの発言は、とても具体的であることがわかります。おそらく、病院の窓のそばにシューズが置かれていることだけでも、アメリカ全土の病院のうち、偶然に起きる確率は極めて低い状況でしょう。しかも、3階やシューズのようすの条件をたすと、偶然の確率はさらに微小になります。

マリアがこの情報を知るふつうの方法で残るのは、看護婦かだれかが話すのを聞いた可能性です。しかし、これもかなり確率としては低いです。分業の進んだアメリカの病院では、医者や看護士は掃除はしないでしょうから、普通シューズを見たとしても、気にとめないので、話す動機もないと考えられるからです。シューズを見て気にとめたとしたら、掃除担当の人間か、きれいに保つ病院の責任者くらいになり、彼らがシューズを事前に見てマリアの近くで話したかどうかは、容易に確認できるでしょう。臨死体験の研究者であるムーデイがそのくらいの確認を怠るとは思えません。

さて、実際の臨死体験中に、正しい情報を得たとして、その物理的な科学的説明としては、量子脳理論でしょう。意識はある粒子からできていて、脳にある時は、距離の制限を受けるが、別の状態では脳の外にも出て距離に関係なく広がり、距離の制限をうけなくなるというものでしょうか。(このような量子的な説明は、ほとんど魂説と変わりません)
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございました。皆様のアンサーを読んで改めて世の中、説明がつかない超常現象があっても不思議ではないと感じました。未知なる脳科学の分野は今後、人類の研究でどこまで明らかにされていくのでしょうか。

お礼日時:2014/05/07 10:29

No3 の訂正



誰も見えない位置ではなく、マリアがいたり通ったりした位置からは、でした。
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あれは確か、人が普通に行き来できる場所からは、誰も見えない位置にあったシューズで、しかも、色・形まで正確に少女が伝えていたというものですね。



色と形が偶然に一致する確率は、おそらく何十分の一ではないでしょうか。

偶然であるという説明もありうるでしょう。ただ同じような現象がたびたびおこるとなると、そのすべてが偶然に起きる確率は、ずっと低くなることに注意は必要です。(例えば10分の1の確率の独立現象が三回起きる確率は1000分の1です)


他方、人間の意識は(脳内だけではなく)とても広くスケールの粒子によるものとの説があり、それならこの現象を説明はできるでしょう。例:量子脳理論
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この回答へのお礼

回答頂きありがとうございます。量子脳理論・・・
なるほど、そういった考え方もあるのですね。勉強になりました!

お礼日時:2014/04/17 18:48

 幽体離脱話の真偽は措いておくわけですね。

そういう前提で。

1.仮に少女に直接言っていなくても、立ち話(病室内はもちろん、外の声も聞こえることはよくある)が聞こえ、聞こえたということは意識しなかったが、話の内容は記憶に残っていて、それが偶然思い出された。

2.少女は実は見たのだが忘れていた(記憶ではよくある)。

3.少女がそう言ったという偽記憶が他人に生じた。これも記憶ではよく起こる現象で、例えば少女が単に「シューズ」といっただけなのに、聞いた人が「屋上に放置されたシューズ」と言ったと後で思い込んでしまうなどがあります。
 それにより噂が発生し、それがその少女に伝わり、少女本人に臨死体験時にそういうものを見たという偽記憶が生じて、そう主張し、それがさらに他人に影響することもあります(これも珍しくない)。

4.単なる偶然。死の淵から蘇った人は、実は膨大な数にのぼる。ある一人だけみていると偶然ではあり得ない奇跡のようなことでも、膨大な数を前提にすると必然になるようなことは、たくさんあります。
 喩えるなら、一生宝くじを買い続けて、死ぬまで大当たりがない人は珍しくないですが、しかし大当たりする人は必ずいます(いないと詐欺ですが^^;)。大当たりした人には偶然で済まないような奇跡ですが、宝くじ全体で考えれば必然です。

 いずれも、たくさんした話のうち、当たったもの、聞いて印象に残るようなものだけが流布されやすいものです。一方、外れた話は他人に伝える気が起こらず、しかも忘れ去られやすいというのも、経験的事実です。

 そもそも「正夢」なんてことがよくあるのに(多くが上記の4、次いで2)、それより発生数がはるかに少ない臨死体験だけ珍しがるのは、実はおかしなことでしょうね。死の淵から蘇ったということが、話に箔を付けているのかもしれません。
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この回答へのお礼

なるほどです。どれも可能性としてゼロではないですもんね。
人の脳が作り出す勘違い、なども含めた解説、非常に参考になりました!ありがとうさまです!

お礼日時:2014/04/17 18:46

質問者が書かれている話の原話は、ソーシャルワーカーであるキンバリー・クラークが収集した臨死体験の際の体外離脱の話「マリアとテニスシューズの話」(けっこう有名)だと思います。

窓枠においてあったテニスシューズを臨死状態にあって体外離脱した患者マリアが目撃したとの話です。伝播過程でいろいろと脚色されたのでしょうね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A8%E6%AD%BB% …

この話、実際には裏付けが取られていません。採話はされていますが、体験直後ではなく、そのテニスシューズが実際には確認されていないのです。また、同じ位置にテニスシューズを置いたとき、実際には地上からも他の窓からも見えたという報告がされています。と言うことで、臨死体験や体外離脱の重要な証拠とは考えられていないのです。
http://www.geocities.co.jp/noboish/nde/nde-sator …

今まで、数え切れないほどの患者が臨死状態から生還しています。それなのに数えるほどしかない体外離脱の事例を元に論証する、説得力は有りません。一般化できる事例でなければ意味が無いのです。これを否定するのは悪魔の証明になってしまいますが、一般化できない事例を使うのは無理があります。
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この回答へのお礼

ウィキ貼って頂きありがとうございます。確かに証明するとなれば「悪魔の証明」になってしまいますね。
どういった脳の働きでそういった現象が起きたのか知りたかったでした。回答ありがとうございます!

お礼日時:2014/04/17 18:44

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