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「流」の動詞としての読み方の代表例が、「流れる」ですがその送り仮名は「なが」-「れる」です。その古文的表現は「流る」(終止形)、連体形が「流るる」なのですが、「流(な)-がるる」という使用は許容されるのでしょうか?お教えください。

A 回答 (3件)

 質問者は、短詩形文学の世界に身をおかれる人のようですね。

あなた自身がそうであるように、言葉に敏感な人が多いはずですから、誤用と見なされるような使用法を真似することは無いでしょう。誤用は自己責任ですから、作品価値がなくなるだけで、現代語のように他人に悪影響を与える心配はまず無いと考えられます。その作品を笑って済ませることです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。私も、独り善がりの『訓ませ方』に疑いを持たない人の美意識を疑います。淘汰されると思いますが、こういった常識を超えている表現態度は無視することにします。

お礼日時:2014/05/09 07:16

送り仮名の基本は読みが曖昧にならないようにつけるはずで、現代語では活用語尾から送るのが原則となってます。


今は一時停止の交通標識は「止まれ」と書いてありますが、昔は「止れ」という表記もありました。「トメレ」と読む人はいないからです。
「手引き」を「手引」、「葉書き」を「葉書」と表記したりするのも、読めるものは送らないという考えがあるからなんでしょう。

さて、「ナガルル」は現代語ではありませんから、「流るる」が正解で、「流がるる」とすると語幹の半分を送り仮名にしてしまっているわけですから、いかにも不自然です。許容ではなく、誤用の範囲になるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

早速ご回答いただきありがとうございます。どうしても納得いかない表現でしたので、質問いたしました。日本の短詩型文芸では省略を売りにしていますのですが、これは真反対でしたので。これからいわば、誤用が通例化していったら…しかし日本語表現は誤用を許容しながら変容してきたという歴史を持っていますので、困った問題かと思います。

お礼日時:2014/05/05 17:48

許容されるのでしょう。



出典「奥の細道 平泉」

「北上川、南部より流るる大河なり」

[現代語] 北上川は南部地方から流れる大河である。
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この回答へのお礼

短詩型の定型文学を学んでいるのですが、「誤用」が通例化したら「許容」されるというとらえ方は知っておりますが実際に事例として目にすると、暗澹となります。ありがとうございました。

お礼日時:2014/05/05 17:54

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