プロが教えるわが家の防犯対策術!

話の最後に驚愕・感嘆させられるような小説や漫画を探しています。

よく本屋などで「衝撃のラスト」などと書かれている本をついつい手に取ってしまうのですが、予想通りの結末だったり(話に期待する分、伏線を見つけてしまうのです)、たしかに衝撃のラストではあるけど「どうしてそうなった!?」と思わせられるようなものばかりです。伏線が張られている上で結末にびっくりできるような、読み返して「これはそういうことだったのか」と納得できるような本は無いでしょうか。

今まで読んだ中で一番理想どおりだったのは、東野圭吾さんの「秘密」です。湊かなえさんの「告白」もよかったです。
漫画だとスケットダンスが好きです。スイッチの過去編はかなりビックリさせられました。

これぞ名作! と思うような話があればぜひ教えてください。
できるなら、ネタバレにならない程度にあらすじを教えてくれると嬉しいです。

A 回答 (7件)

貴志祐介「新世界より」



※超能力を得た未来の日本。そののどかな村で平凡な世界に暮らす少年少女が、学生生活をしていく中、ふとしたことからこの世界の闇の部分に触れてしまう。「消えていく子供」、「悪鬼」「業魔」といった歴史の闇。成長していく中で、その「闇」が見え隠れし、やがてその世界は戦火に巻き込まれていくことになる。その歴史の「闇」とは?

後味の悪さで定評のある作家さんで、この作品も例外ではありません。私はアニメでこの作品を知ったのですが、最後までみて、また最初から見たくなりました。(真実を知ってからみると、それまで見えていた景色が違うものに見えると思います。)見た目も、おそらく読んでいる最中でさえも、直接グロい表現ではないのですが、ラストで明かされるその真実に愕然としました。「告白」を映画で見たときに感じたグロさにちょっと近いかもしれないです。私の私見ですが。


また、つい最近読んだ漫画ですが…

水城せとな「放課後保健室」
※上半身は男、下半身は女という両性具有を持っていつつ男子学生として悩みながら生活している主人公が、ある日の放課後「卒業のための特別授業」に参加するように促される。地下保健室のベッドに横たわり、夢の中で繰り広げられるその世界は、そこに参加する生徒達の悩みが残酷なくらい露に具現化した世界であり、ひとつの鍵をめぐり戦わなければならない。主人公はその残酷な授業に傷つきながらも向き合っていくことを余儀なくされる。

ダークファンタジーです。
「失恋ショコラティエ」の作者さんの作品。
最初から「謎」だらけで、その都度「これは、こうでは?」と予想するものの、裏切られる度に読み返し、最後の最後で世界がひっくり返されました。特定の生徒にしか見えない「黒い月」の伏線が秀逸です。
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クリスチアナ・ブランド作『ジェミニィ・クリケット事件』。

男二人が散歩しながら雑談。それがどんな場所で、なぜ彼らがそこに居るのかが最後になるまで示唆されない。
ジョン・スタインベック作『ハツカネズミと人間』。似たようなパターンの展開を変奏して繰り返す、構造を持った作品。カリフォルニアのとある農園から理由ありで逃れた二人の流れ者が別の農園でいずれは小さくても自作農として独立する希望をもって臥薪嘗胆つましく 暮らしながら、やはり似たような理由で夢破れるお話。
菊池寛作『入れ札』。こう人数が多くては落ち延びるのは無理。捕り方に追われる国定忠治は、ごく小人数で人目にたたないよう逃げ切りたい。評議の時間も惜しく、子分どもに入れ札させて、一緒に落ち延びる最後の子分決め。この入れ札で男の底の見え隠れ。最後に衝撃的な一言。
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最近、どういうわけか、いまごろになって


ベストセラーのランキングに入っている作品なので
あるいは質問者様も既読かもしれませんが、

乾くるみさん著(ちなみに男性)「イニシエーションラブ」

1980年代のテレビ番組や流行が
ところどころに表現されています。
が、当時を知る者にとっては、
どことなく違和感を覚えるものだったのですが、
最後の一行で、その違和感の正体に気づかされます。

うわ……いや、感想を綴ろうとしましたが、やめます。
ネタばらしになってしまうので。
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叙述トリックをメインにした犯人当てミステリで


倉知淳 星降り山荘の殺人
http://www.amazon.co.jp/dp/4062646153
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有名だけど、読んでないなら、クイーンの「Yの悲劇」なんてどうだ?



この作品ほど、犯人が最後まで推測不可能なものはない。

加えて、犯行の動機、殺害の手法もどんでん返しのお手本みたいな作品だ。


語り継がれるだけのものだね。

もし、読破してたら、感想聞かせてくれ。
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#1です。



ごめんなさい・・、マンガです・・・・・、付け加えるのを忘れてました・・・。
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微妙に物理法則を無視しているSFですので、興味を持たれるかどうかはわかりませんが・・



長谷川裕一の「マップス」を上げておきます。

スペースオペラと表現される作品です。

「何処まで大風呂敷を広げるんだ?」位に広げた風呂敷を、しっかりと最後には綺麗に畳みきってしまっています。

ストーリーテラーとしては一流ですね。

参考までに・・
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!
SF小説はあまり読んだことがない(星新一さんのショートショートを読んだぐらい)ですが、これを機に読んでみようと思います

お礼日時:2014/05/21 21:53

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