No.12ベストアンサー
- 回答日時:
「罪を憎んで人を憎まず」というのは、人間の主な能力で
ある脳の機能は、生後の経験による後天的なものゆえに、
罪を犯す人はその人を生んだ環境の影響であり、ある種、
当人も被害者の側面もあり、相殺されると考えられる事に
由来する。
それゆえ、その「後天的な」可塑性に基づいて、日本に
おける受刑は報復ではなく更生目的なのだ。
公益において、刑務所の維持にお金を使うより、更生して
社会に貢献してくれた方が世の中のためになる(被害者の
報復としては生ぬるいかも知れないが)。
この回答への補足
私は更に進めて次のように解釈したい。
物事には全て原因と結果があるが、もしも物事の善悪について裁くならばその結果を裁くのではなく、その原因をさばくべきである。
結果は物事の表層であって原因はまた別のところにあるなら罪の結果を裁くのではなく、罪の原因となるものを裁くべきであるとする立場であると考えたい。
一つの巨大な悪の根源が多くの罪人を生む。
一人一人の罪人を裁いたところでその悪の根源は無くならず、罪人は生まれ続ける。
しかしもしその巨大な悪の根源に立ち向かいこれを裁いたなら、そこから多くの罪人が生まれることは止められる。
このように「罪を憎んで人を憎まず」とは、深い哲学であると解釈したい。
これは解釈というよりこうあってもらいたいという私の願いです。
物事には全て原因と結果がある(因果関係)ので、罪を裁くときは人を生んだ環境もその原因の一つとして捉え考慮してあげましょうということだと思います。
なかなか良い回答でした。
No.13
- 回答日時:
>「罪を憎んで人を憎まず」とは一体何を意味するのか。
ミクロの視点では、例えば、その犯罪者は憎むべき相手であっても、裁判を経て刑期を終えれば罪は償っているので、憎むべき対象ではなくなります。罪を償っていれば、前科者だろうと普通の人間なので差別はされるべきでない。
マクロの視点では、犯罪者を苦しめ拷問し、自分のやった事を身をもって後悔させるための施設にコスト(今の時代はこんな事はしないが)をかける事より、犯罪者を生み出さないために、社会的欠陥の改善や教育、受刑者が社会復帰できるための育成などにコストをかけると言う事。
こういう事かと、勝手に思いました。
No.11
- 回答日時:
やあ。
それは大きな間違いだ。
人を憎まず、罪を憎むと言い変えてみたまえ。
そうすると、罪をもたらす神を憎む。
こうなる。
憎んでしかるべき罪を憎まないのは、それが神に由来するからで、君達の愚かさは、人を赦し神を憎むこととなる。
君がとぼけて責任逃れしても、人知の論理構造や理解能力ではそのようになる。
君達のバカさ加減だ。
神は、君達のそんな論理を見据えて悪魔としてあらぶれ、神を許さない君達は神から許されないのだ。
結論は悪魔を愛することだ。
神のもたらした罪と定義される自らの罪を愛せ。
その自己愛が同時に神への愛だ。
君達にいくら言っても無駄だろうがね。
私の新人類としての思考は君達に対しては助けにならない。
君の個人的なことに関して言えば、こうしてアルケーちゃんが私との間でもうけた不実の子を、君はせっせと育てるのだよ。
>結論は悪魔を愛することだ。
そんなことを言う今の君は人間ではなく、変態V字アニマルだ。
君はもう既に神に見放された屍だ。
この平穏な社会には要はない、消滅しなはれ。
No.10
- 回答日時:
"物事には全て原因と結果があるが、もしも物事の善悪について
裁くならばその結果を裁くのではなく、その原因をさばくべきである。"
↑
前述したように、レイプ魔大久保清の父親も祖父も
同じ犯罪を侵しています。
米国の調査では、常習犯罪者の95%に染色体異常が
確認されています。
すると、染色体を裁くことになるのでしょうか?
どうやって裁くのですか。
No.8
- 回答日時:
>物事には全て原因と結果があるが、もしも物事の善悪について裁くならばその結果を裁くのではなく、その原因をさばくべきである。
これが私の解釈です。
結果は物事の表層であって、原因はまた別のところにあるなら罪の結果をさばくのではなく罪の原因となるものを裁くべきであるとする立場であると考えます。
一つの巨大な悪の根源が多くの罪人を生む。
一人一人の罪人を裁いたところでその悪の根源は無くならず、罪人は生まれ続ける。
しかしもしその巨大な悪の根源に立ち向かいこれを裁いたなら、そこから多くの罪人が生まれることは止められる。
「罪を憎んで人を憎まず」とはこのように解釈すべきではないでしょうか
物事=戦争 とおいた場合、原因はおたがいの領土主張の違い、所有欲であって、この原因を裁くには、たとえば島の領土問題なら爆破して取り除けますが、大陸内の範囲の取り合いは穴を掘って池にしますか?ともかく不可能な場合が多いです。いずれにせよ2国間の争いを裁く法がないので裁けません。
私の解釈は、犯した過去は戻らない、それは(どうしようもないので)認め、生きている罪人はみな許そうということでしょう。
犯罪の原因をなくしていきたい(主に貧困です)というのはじょうしきでしょう。犯罪には原因がないものもあります。過失 という偶然から生まれたものです。こういったものに責任を追及するのは無意味です。もちろん過失が起こらないような社会構造を作っていく(道路を広くするとか)ことは可能です。
>果たしてその精神は今でも生きているのでしょうか。
まあ、生きているでしょう。でも自己中が激しくなって、寛容さが薄れ、責任を厳しく言う人も居ますが。
No.7
- 回答日時:
国際紛争には人権侵害がともないますが、人権侵害がともなうので国際紛争をやめようとはなりません。
『人権が侵害されているので戦争だ』となることはあります。
つまり、理屈で世界は救えない。
No.6
- 回答日時:
私は人権の概念は素晴らしいものだとおもっていますが、人権主義者ではありません。
たとえば、グローバリゼーションには賛成ですが、グローバリズムには反対です。
この考えと、国際紛争がなくなるかなくならないかは、全く関係ありません。
奴隷制をもった専制独裁国家であっても、王様が『私は戦争を欲しない』と言えば戦争を起こしません。
私はこの世界から戦争がなくなって欲しいと思っています。
有史いらい戦争がなくなったことがないにもかかわらずです。
>この考えと、国際紛争がなくなるかなくならないかは、全く関係ありません。
国際紛争の原因には例外なく人権侵害なるものが付きまといます。
人権侵害と無縁の国際紛争はないはずであるが、あったのですか。
No.4
- 回答日時:
”「罪を憎んで人を憎まず」とはどういうことか ”
↑
・犯罪を侵した人を見ないで、法に照らして淡々と
客観的に処理しろ、という意味です。
・不況になれば財産犯が増え、豊かになれば知人の
間での殺人が増える。
女性8人を殺害した大久保清の父も、祖父も
同じ犯罪を侵していた。
つまり、犯罪はその人だけに帰すべき問題ではない
ということです。
尚、人権はキリスト教から生み出された概念で、普遍的
なものではありません。
欧米キリスト教国家が世界を制覇しているので
普遍的だと信じている人が多い、というだけです。
つまり、ある種の洗脳です。
>犯罪を侵した人を見ないで、法に照らして淡々と
客観的に処理しろ、という意味です。
客観的に処理することは必要でしょう。
しかし私の解釈は少し違います。
物事には全て原因と結果があるが、もしも物事の善悪について裁くならばその結果を裁くのではなく、その原因をさばくべきである。
これが私の解釈です。
結果は物事の表層であって、原因はまた別のところにあるなら罪の結果をさばくのではなく罪の原因となるものを裁くべきであるとする立場であると考えます。
一つの巨大な悪の根源が多くの罪人を生む。
一人一人の罪人を裁いたところでその悪の根源は無くならず、罪人は生まれ続ける。
しかしもしその巨大な悪の根源に立ち向かいこれを裁いたなら、そこから多くの罪人が生まれることは無くなる。
「罪を憎んで人を憎まず」とはこのように解釈すべきではないでしょうか。
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