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蔑まれるべき悪魔が、殿下とか公爵などと呼ばれるのは何故だろう

脅えを抽象化した存在だとすれば、滑稽な話ですが

そのような怯惰に付き合う必要が有るのだろうか

脅えや恐怖心は心理的に何を生み出すのでしょう

A 回答 (4件)

悪魔界に階級を持ち込んだのは、中世のエクソシスト、セバスチャン・ミカエリスが有名かもしれないですね。

ミカエリスに留まらず、その後もせっせと悪魔の階級付けをいろんな人間が行っています。
それは天使界の階級になぞらえられていて、悪と善を対と考えているともいえるかもしれません。
一神教の神の光が強くなればなるほど、その影は色濃くなるのでしょう。
強すぎる光は時に俗なる人間にはまぶしいのかもしれない。そういう時、日陰に入りたくなるんじゃないでしょうか。
神のいないところに悪魔は存在しないとも言われます。
人は自分の自由が脅かされたと感じた時、その自由を回復しようとする心理が働きます。勉強しろと言われたら、勉強したくなくなるように。それを心理学用語で、心理的リアクタンスと言います。
善を為せ、常に正しくいろ、と命じる神の光に触れる時、時に人の心は心理的リアクタンスとして悪魔を求めるのかもしれません。

そう考えると、人が怯えを抱くのは悪魔ではなく、神なのかもしれません。
神への怯えが具象化されたものが悪魔といえるのかもしれません。
勿論、それは神が悪いからではなく、人間は神ほどに気高くはいられないからでしょう。

不敬を承知で申し上げれば、人間の心理にはマクベスの「綺麗は汚い、汚いは綺麗」というフレーズがしっくり来るように思います。神も悪魔も人間なる身にはきつ過ぎる。神の御心に背いてしまう弱さを人間は悪魔に押し付けて、バランスを取ろうとしているのかもしれません。悪いのは自分じゃない、悪魔が囁いたのだ、と言い訳すれば、自らの罪は悪魔の罪となる。自らの魂は綺麗なままでいられる。まさに、綺麗は汚い、汚いは綺麗、です。
だから、悪魔の御機嫌を取っておく。爵位を与えて、でしょうか(笑)
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ルシフェル。

名前にエルがつく。
前はケルビムとかエルがつかなかったのですが、後に天使にはエルがつくようになった。
エンジェル ミカエル ガブリエル みたいに。

で、このエルってのはわが主という意味。
神の名前をみだりに言ってはいけなかったので、名前の変わりにわが主を呼んでいたわけです。

詩篇だったと思います、<エル エル ラマ サバクタニ >(わが主よ わが主よ 何故私を見捨てたのですが)

で、聖書にはルシフェルが天から落とされたとき、同情的な表現で書かれている。
決して ざまーみろ じゃない。仲間が落とされたかのように心を痛めた表現になっている。
(暁の子、明けの明星よ。どうしてあなたは天から落ちたのか。国々を打ち破った者よ。どうしてあなたは地に切り倒されたのか。」(イザヤ書)

この一説で想像するのは、ティアマト。

ティアマトは自分が選んだ男に石版を渡していたんですね。
エアがティアマトの夫で自分の父親にあたるアプスーを殺した。
そればかりか、「最高地位を俺にくれ」とティアマトに向けてメッセンジャーを派遣した。

ティアマトは「夫を殺したばかりか、最高地位もくれとは」と激怒して使いのものを八つ裂きにしてつき返した。

ティアマトに選ばれたものが治世をする権限が与えられたわけです。
ティアマトが最高地位でこの世を運行していたわけですが、その力をくれ つまり 自分を選んでその証の石版をくれと息子エアは申し出たわけです。

ティアマトに選ばれたものは、ティアマトの夫となり神々を支配する権限を得ているわけで、つまりエアはティアマトの夫になり神々の上に君臨する者となりたかった。

夫を息子に殺されたティアマトは、息子エアを次の夫に選ばずキングーを選び石版を渡した。

そしてティアマトはエアをベシっと叩き落した。
「あたしとセックスしようなんて1億年早いだよ」って感じでしょうか。
ものすごくティアマトが怒り、神々は震え上がったわけです。

「ああ エアよ、、、残念」って感じ?

ですが、エアの息子マルドゥックは父親のようにあきらめず、神々の半分を味方につけて、ティアマト軍とどんぱちやりあったわけです。
これがいわゆる、世紀末 ハルマゲドンの話の元ねた。

サタンは反乱を起こし、天使の半分を味方につけて、神側についた天使と大戦争をする。、その戦火の火の粉が地上に降ってきて地上は大惨事になる ってはなしがハルマゲドン。

元ねたは反乱を起こしたエアの息子のマルドゥックが神々を半分味方につけて、ティアマト軍と戦った です。
要するにキリスト教でサタンとなった元ねたの神はマルドゥックって名前。

最終的にマルドゥックはティアマトに勝利し、ティアマトの夫のキングーの血とティアマトの肉体をこねて人間を作った。
何故人間を作ったのかというと、ティアマトを殺してしまったことで、この世を運行していたティアマトがいなくなったので、代わりに自分たちがこの世を運行しなければならなくなり、忙しくなって自分の身の回りのことができなくなり、神々はマルドゥックに文句を言ったので、神々の身の回りの世話をさせるために人間を作った、 と元の話ではなっているんです。

神々の身の回りをするために作られたという契約を人間が忘れないように、空に虹をかけた。
人間は虹をみるたび、自分たちは神々の奴隷として作られたという契約を思い出すことになった。
と元の神話ではなっています。

したがって、人間を作ったのはサタン、 すなわちティアマトの計画を妨害し、創造主ティアマトの最高地位を奪ったマルドゥックがサタン。
マルドゥックが人間を作った神ですから、人間の創造主である神の那覇マルドゥック(サタン)

ルシフェルは神(マルドゥック)の父ですから、敬称がつくんじゃないか と。

で ヘブル語ではサタンというのは、妨げる者という意味。
イエスが殺されに行くと告げると、「そんなことがあってはなりませぬ」とペトロが言い、するとイエスはペトロに対して「しりぞけサタン」といいました。
イエスの計画を妨げるような発言をペトロがしたので、サタン つまり妨害者と呼ばれたわけです。


ってわけで、、、神話を伝言ゲームしていくうち、だんだん内容が変わっていっただけで、元の話を知ると、納得するんじゃないかと。
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善悪の判定と、強弱(ないし身分の上下)の判定は、一致しません。


悪魔界にだって、身分の上下があるのだから、その上に立つものは殿下であって然るべきでしょう。
人間界においても、権力者が常に善であった、などと言えば大嘘になります。
悪魔にとって、悪が善であることは、一神教の人達はよく知っていると思います(宗教心の乏しい日本人には不明瞭だけど)。
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脅えや恐怖心は心理的には支配ですよ



恐怖で相手を支配して、気持ちをつかむんです。

まさにヒトラーのやり方でしょうね。
あと悪魔ルシファーについては神話やwikiに詳しくのっていますよ^^
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