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「早めにご連絡いただけますようお願いいたします」のような文章をよく見かけますが、「~していただけますようお願いいたします」という構文は間違いではないでしょうか。
かなり以前から気になっていたのですが、今回、ギフト券狙いも兼ねて質問させていただきました。

質問者からの補足コメント

  • 2.
    >「まるよし講読」

    最も大事なのは
    『 「(12) 今後とも当店をご利用いただけましたら、幸甚に存じます。」は可能動詞を用いていても、不自然さは少ない。これは、主たる述語が、幸甚に存じます という自分側の心情にとどまっているからである。これが「(2) 今後とも当店をご利用いただけますよう、お願い申し上げます。」になると、述語が お願い申し上げます と相手への行動要求になるから、先に書いたような矛盾が起きてしまう。
     ご利用いただく は相手の行為が自分に直接利益をもたらす場合であり、この場合に起きる矛盾だ』
    という箇所。(一部編集)
    わたしが#2さんへのお礼で書いた『「いただくこと」を依頼するのであって、「いただくことが出来ること」を依頼するわけではない』と同じことを、おっしゃっていますね。
    全く同感。
    「直接利益をもたらす場合」は、可能の要素をわざわざ述べる暇は無いという意味。

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/02/10 22:25
  • ≪2.「まるよし講読」の続き≫
    ただ、「いただく」を尊敬の補助動詞と捉えるという大きな勘違いもあって、「~していただく」を擬似尊敬語だとしている。
    しかも、これを、「いただきますよう」ではなく「くださるよう」を使うべき論拠にしているわけですから、明らかに誤解に基づく論理展開ですね。
    彼の場合、「いただきますよう も、厳密に追求していけば誤り」という根拠は成立していないことになります。

    3.
    >国立国語研究所の記事のリンク

    お示しいただきありがとうございました。
    サルベージサイトで検索なんてことができるんですね。
    しかし、結論がひどすぎてビックリ。
    『上の調査でも8割の人が受け入れている現状があるように,「いただけますよう」は広く一般化しつつあって,誤りだとして退けるものではないでしょう 』と言ってるわけですが、多けりゃ言いってもんじゃないだろ!と言いたくなります。
    <つづく>

      補足日時:2015/02/10 22:27
  • もっとも重大な誤りは、
    『「いただけますよう」に違和感を覚えるのは,「いただけ」に含まれた可能の意が相手の気持ちを重んじ相手に委ねる内容を表し,さらに加えて「〜よう」が相手の気持ちを勧誘し尊重することと重なる点にあると思われます。 』という箇所。
    要するに尊重の意図が重複しているから違和感が生じる、と言っているわけだが、これは、あり得ないでしょう。
    研究所なら、もう少ししっかりしてもらわんと。
    <4へつづく>

      補足日時:2015/02/10 23:17
  • 4.
    > fontomanieさんのBAは「さすが」。

    同感です。
    『“私が皆様に~していただくことが可能となるよう〔ご高配方〕お願いします”
    という含意で、自分がする行為を相手に願うという形を回避する表現と考えられます。』がすべてを語っている。
    「まるよし」さんも同じ事を言っています。お二人とも、『「いただくこと」を依頼するのであって、「いただくことが出来ること」を依頼するわけではない』というわたしの考えと殆ど同じであることを知り、非常に力強く感じているところです。
    いずれにせよ、「いただけますよう」は誤用である、という点でも全員一致していると思います。
    fontomanieさんも「変でしょう」と言っていますし。
    因みに、「まるよし」さんの「ラ抜き言葉」は、明らかに間違いなのに堂々と使われているものとしての共通点、という意味でしょう。
    <5へつづく>

      補足日時:2015/02/10 23:19
  • 5.あちゃ~、とんでもない勘違いをしてました。fontomanieさんは擁護派だったんですね。
    「さすが」じゃないし、同感でもないと訂正させてください。
    ≪『“私が皆様に~していただくことが可能となるよう〔ご高配方〕お願いします”
    という含意で、自分がする行為を相手に願うという形を回避する表現と考えられます。』がすべてを語っている。≫という見解は取り消します。

    わたしの見解を理解してもらうためには、「よう」が目的を表わす助動詞である点に着目すると良いのかもしれません。
    「ご連絡いただきますようお願いいたします」は、「あなたが連絡することをわたしがもらう、という目的達成のためにお願いいたします」という構図。
    「ご連絡いただけますようお願いいたします」は、「あなたが連絡することをわたしがもらうことができる、という目的達成のためにお願いいたします」という構図になってしまう。
    <つづく>

      補足日時:2015/02/10 23:44
  • これは、「ウォーキングの目的は体力を維持できるためだ」と言っているようなもので不自然でしょう。
    あくまでも、「ウォーキングの目的は体力を維持するためだ」じゃなければおかしい。
    fontomanieさんは、『いただける は、“いただくことが可能な状況である”ということです。』とまで分析しながら、「よう」の用法を見落としたために誤った結論を導いてしまった。
    ということでしょう。

    いずれにせよ、色々と参考になりました。

      補足日時:2015/02/10 23:45
  • > 自説を検証し直す気がないのなら、こういう場で質問などをしても意味がないのでは……。

    いやはや、こんな言い掛かりをつける方とは思いませんでした。
    「自説」の根拠は述べましたがご覧いただけましたか?
    むろん、それを検証する意味で、提示していただいたサイトの内容も読んで、同意できる点は同意できると表明し、誤っているところは誤ると論評したわけですが、ご覧いただけましたか?
    どこを指して「検証し直す気がない」とおっしゃるわけですか?
    わたしは検証しましたし、その根拠も明記しました。
    「検証し直す気がない」とおっしゃる以上、その根拠には納得できない、ということになりますよ。
    どこがどのように納得できないのか、その根拠を示さずして、そうした批判をするのはいかがなものですかね?
    小学生じゃないんですから、その辺は、はっきりさせてください。
    (つづく)

    No.5の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/02/12 22:06
  • >何がなんでも「誤用」にしたいのですか?

    とおっしゃいますが、一人を除いては全員誤用だと思っていることは明らかじゃないですか。
    「明らかに誤用」と「誤用に近い」と、そりゃ意味は違うでしょう。
    違うと、どのような重大な問題が、今回の論点に発生するんですか?
    それとも、揚げ足を取りたいだけなの?

    > 国立国語研究所の説も、先入観なしで全体をちゃんと読めばさほどおかしくないと思います。

    【「いただけますよう」に違和感を覚えるのは,「いただけ」に含まれた可能の意が相手の気持ちを重んじ相手に委ねる内容を表し,さらに加えて「〜よう」が相手の気持ちを勧誘し尊重することと重なる点にあると思われます。 】
    と研究所は言っていますが、「重なるからどうなんだ?」という、最重要点には全く触れていません。
    「おかしくない」と言うには、それなりの自信がおありなのでしょうから、教えてください。
    (つづく)

      補足日時:2015/02/12 22:11
  • >あのような指摘をされても当方にはこたえようがありません。

    誰も、あなたに聞いてはいませんけど?
    研究所の解釈に対して、わたしの考えを述べたまででしょう。
    あなたに聞いたわけでもありませんし、答える義務はありません。
    ただ、ご自分で言ったことに対しては、きちんと答える必要はあるでしょうね。
    そこんとこ、混同なさらないようになさってください。

    >繰り返しますが、疑問があるなら国立国語研究所に直接お問い合わせください。

    ああいう記述をしているようでは、いくら問い合わせても無駄でしょうね。
    また、研究所を指導する立場でも特にありませんので。

      補足日時:2015/02/12 22:15

A 回答 (5件)

「〜いただけますようお願いいたします」と「〜いただきますようお願いいたします」



「〜いただきますようお願いいたします」が本来の形でしょう。
 ただ、「〜いただけますようお願いいたします」を「明らかに誤用」とまでは言えない気がします。

 詳しくは下記をご参照ください。
【「〜いただけますようお願いいたします」「〜いただきますようお願いいたします」「〜くださいますようお願いいたします」】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-3215. …

 まず最初に片づけておく必要があるのは、「〜いただきますようお願いいたします」と「〜くださいますようお願いいたします」の話。これは下記だろう。

723)【突然ですが問題です【日本語編107】──ご来店{ください/いただき}まして(誠に)ありがとうございます】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2332. …
==============引用開始
 厳密に考えると、〈1)ご来店くださいまして(誠に)ありがとうございます〉のほうが正しいという説がある。
 一方、世間の趨勢は〈2)ご来店いただきまして(誠に)ありがとうございます〉のほうがわずかに優勢らしい。
==============引用終了

 ちょっと違うのかもしれないが、この結論を当てはめると、厳密には「〜くださいますようお願いいたします」のほうが正しいという説もあるが、「〜いただきますようお願いいたします」もフツーに使われる。これ以上は踏み込みたくない。
 で、本題に戻る。
 この問題に関しては下記が圧倒的に詳しい。

「まるよし講読」
【新流行語対照(11)〜 いただけますよう 上】
http://railway.cocolog-nifty.com/hyogen/2012/03/ …
【新流行語対照(11)〜 いただけますよう 下】
http://railway.cocolog-nifty.com/hyogen/2012/03/ …
【新・流行語対照(11補遺)〜 いただけますよう(結論編)】
http://railway.cocolog-nifty.com/hyogen/2013/01/ …

〈日本語研究の末席を汚す立場〉のかたが、これだけわかりやすい文章を書いてくれると助かる。このサイトは時間をかけて読んでみたい。
 で、結果を先に書くと、このかたは
「〜くださいますよう」を推奨している。
「〜いただきますよう」は〈誤用扱いまでする必要はないが、積極的に勧めはしない〉。
「〜いただけますよう」は〈規範的な表現とは到底言えず、特にあらたまった文書には推奨できない(ラ抜き言葉と同等)〉としている。
 ウーンそこで「ラ抜き言葉」が出てきますか。話がグチャグチャになりそう。
 
【上】には国立国語研究所の記事のリンク「http://www6.ninjal.ac.jp/kotoba_faq/260.html」が張ってあったが、現在は切れている。
 サルベージサイトで検索してみた。3本ヒットしたので、イチバン新しい2012年6月のテキストを末尾に復元しておく。
 国立国語研究所は、「~くださいますよう」にはふれていない。この考え方が簡明だと思う。
「~いただきますよう」が本線で、「~いただけますよう」も許容にしている。
「まるよし講読」は、もう少し突っ込んだ考察をしている。

「〜いただけますよう」の出自は【下】の冒頭にあるとおり、〈いただきますようお願いします の類と いただければ幸いです の類との混淆によるもの〉だろう。
 あとは可能形(いただける)を使ったほうが丁寧に見えることの影響で、浸食が進んだのでは。
 そうなると、今後も「〜いただけますよう」の使用例がふえてくることが予想される。それは防ぎようがないのだろう。
 個人的には……当然のことながら、無難な「〜いただきますよう」を使うように心がけることにする。
「ラ抜き言葉」と同等、と考えるべきか否か……そんなことわかりません。
 ただ、「ラ抜き言葉」は方言で古くからある点が、「〜いただけますよう」とは違う気がする。

 ちなみに、【〜いただけますよう 〜いただきますよう】で検索すると、有象無象がヒットする。一時期質問サイトごとに統合されていたはずなんだけど、また無法地帯に戻っている。収拾がつかない(泣)。
「まるよし講読」以外に信用できそうなのは下記かな。
【日本語の使い方についてのご質問です】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
 fontomanieさんのBAは「さすが」。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
1.
>厳密には「〜くださいますようお願いいたします」のほうが正しいという説もあるが、「〜いただきますようお願いいたします」もフツーに使われる。

わたしも「〜くださいますようお願いいたします」のほうが正しいと思います。
ただし、あくまで文法的には、です。
相手の行為に関して頼むわけですから、相手の行為を表わす「くださる」を使うほうが、いわゆる「正論」でしょう。
しかし、頼むというのは、自分が下手に出る行為なので、「あなたからもらう」ということに重点を置くほうが頼みやすい、という心理が働くのは極めて自然なこと。
「あなたがしてくれるように」「あなたがしたことをわたしがもらえるように」、どちらの表現で頼まれるほうが気分が良いか?ということです。
どっちでもいいのですが、どちらが丁寧?と問われれば、「いただきますよう」が丁寧と明言します。
以下は補足欄。

お礼日時:2015/02/10 22:21

No.4でコメントした者です。


 できればこれを最後にしたいと思います。 

「明らかに誤用」と「誤用に近い」との間には大きな隔たりがありませんか?
「明らかに誤用」と「使わないほうが良い」との間には大きな隔たりがありませんか?
 それを無視して、何がなんでも「誤用」にしたいのですか?
 自説を検証し直す気がないのなら、こういう場で質問などをしても意味がないのでは……。

 国立国語研究所の説も、先入観なしで全体をちゃんと読めばさほどおかしくないと思います。あのような指摘をされても当方にはこたえようがありません。繰り返しますが、疑問があるなら国立国語研究所に直接お問い合わせください。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

そういう枝葉末節にこだわってはいけません。
「明らかに誤用」「誤用に近い」、どっちでもいいんじゃないですか?
そんなことより重要なのは、「使ったほうが良い」のか「使うべきではない」のか、のはずでしょう。
どうなんですか?
要するに、「誤用に近い」からどうだとおっしゃっているんですか?ということ。それが大事なんじゃないですかね。
「使うべきではない」とおっしゃっているんでしょう?
であるなら、「明らかに誤用」でも「誤用に近い」でも、それは瑣末な感覚の相違であって、大した問題にはならないでしょう。そんな瑣末なことにいちいち拘ってどうするんですか?
どうしても拘りたければ、そのようにおっしゃってください。

> できればこれを最後にしたいと思います。

冗談じゃありませんよ。
論理的な説明をしてからにしてもらいましょう。

お礼日時:2015/02/12 21:30

No.3でコメントした者です。


 何がなんでも「誤用」ですか……。

 No.2でOKATさんは「必然性はないように思います」と書いています。「明らかに誤用」とは書いていません。
 当方はNo.3の冒頭で、〈「明らかに誤用」とまでは言えない気がします〉と書きました。
 信用できそうな説を3つ紹介しました。
 いずれも「誤用」とはしていません。
「まるよし講読」は〈これらは、規範的な表現とは到底言えず、特にあらたまった文書には推奨できない(ラ抜き言葉と同等)〉としています。どうしてこれを「誤用」と解釈できるのでしょう。
〈日本語研究の末席を汚す立場〉のかたなら、「ラ抜き言葉」のことを「誤用」とはしないはずです。かなり微妙な問題なので。
 疑問があるなら「まるよし講読」の書き手に直接お問い合わせください。どんなやり取りになるのか非常に興味があります。
 ちなみに、当方も数年前までは「ラ抜き言葉」を「誤用」と考えていました。しかし、いろいろな説を見聞して、「誤用」と言うのはやめました。ある方に教えてもらった「現在の標準語(共通語)においては規範的でない」という言い方をするようにしています。

 国立国語研究所も「誤用」とはしていません。
〈誤りだとして退けるものではないでしょう〉と書いてあります。どうしてこれを「誤用」と解釈できるのでしょう。
 疑問があるなら国立国語研究所に直接お問い合わせください。

 当方にはこれ以上の説明はできそうにありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

肯定的に捉えている人は、fontomanieさんだけです。彼の勘違いである旨説明させていただきました。他は、
・「必然性はないように思います」⇒不要なのだから、使うべきではない、または、使えば当然違和感が生じる。
・〈「明らかに誤用」とまでは言えない気がします〉⇒いくらかは誤用気味なので、使わないに越したことはない。
・〈これらは、規範的な表現とは到底言えず、特にあらたまった文書には推奨できない〉⇒改まった文書に推奨できないので、基本的には使うべきではない表現。
のように解釈できるはずですから、誤用に近いお考えだと判断できると思ったわけです。
少なくとも、「使わないほうが良い」という点では一致しているのではないでしょうか。
国立国語研究所は「許容」という立場のようですが、その理由が『「いただけますよう」は広く一般化しつつあるから』ですから、呆れてしまいます。

お礼日時:2015/02/11 23:37

「いただける」は「いただく」の可能動詞と考えます。

「いただける」は「いただくことが出来る」という意味であり、そう言わなければならない必然性はないように思います。最近、とみに「いただける」が使われるようになりましたが。流行なのでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>「いただける」は「いただくことが出来る」という意味であり、そう言わなければならない必然性はないように思います

問題は、「ご連絡いただけますようお願いいたします」が依頼文である点ですね。
「ご連絡いただけることを心より願っております」なら大丈夫でしょう。(願っている、と お願いする は別の用法である点にご留意)
「よう」も「お願いする」も依頼なわけですが、「いただくこと」を依頼するのであって、「いただくことが出来ること」を依頼するわけではない、という単純なことに気づかない方が多いようです。
端的に言うと、「依頼」と「願い」の混同。
必然性がない、というより、明らかに誤用ですよね。

お礼日時:2015/02/09 18:07

違和感はあるものの、「~ていただきますよう、お願いいたいします」と言う言い回し自体は、


現在色々な場所で使用されて、広く使われている表現なので、「間違い」ともいえないものかと。

実際、文法考察サイトさんでも取り扱われている題材ではありますが、
最終的に<丁寧にしよう>という心理が、間接引用の「よう」の構文特徴に助けられ、
文法規則からの解放され<主体の交代>が可能になったのではないかと考察でまとめられていて、
「間違ってる!」とはならなかったようです。

日本語自体が難しいものですし年々何が正しい日本語なのか…と言うのも曖昧になっていますからねぇ(´・ω・`)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「~ていただきますよう、お願いいたいします」であれば全く問題はありません。
「~ていただけますよう、お願いいたいします」という表現も頻繁に見られるのですが、こちらは誤用ではないでしょうか。

お礼日時:2015/01/31 16:08

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