初めて自分の家と他人の家が違う、と意識した時

「女の浅知恵」という言葉の慣用的用法は、正しいのでしょうか?
そして、
この言葉の指し示す真の意味は何でしょうか?

知恵や叡智をあらわすソフィア(英語:sophia、ギリシア語:Σοφια)は女性名詞であり、神学的にはこれは女神として表現されます。
そして、
般若のサンスクリット、prajñā(ぷらじゅにゃー)も女性名詞であり、仏典で般若は覚母(かくも)と呼ばれ、チベットなどの男女交合像では女神の姿で表現されております。

であるとするならば、
智恵は女性に属するものではないか?

にもかかわらず、
本来、智慧深い女性が、その深い智慧に似つかわしくない行動をするから、
「女の浅知恵」と呼ばれるのであろうか?

⑨ネコに、分かりやすく、教えてケロ!!

これは、フィロソフィーという名が示すとおり、哲学の根幹にかかわる深い問題だと思います。

質問者からの補足コメント

  • 質問本文中の動画に閲覧制限がかかっているようなので、
    貴重な10回までという補足を使って


    こちらは閲覧可能です♪

    この動画は、この質問に内容に深くかかわりますので。

      補足日時:2015/05/30 17:04
  • 智慧・ソフィアが女性名詞なのに対して、
    ヌース(nous)、理性や精神などと訳されるようですが、こちらの方は男性名詞です。

    参考までに。

      補足日時:2015/05/30 21:00
  • 利口ぶっている歴代日本人女性として、おそらく一番、世の男に毛嫌いされているのは、
    清少納言ではないでしょうか。

    源氏派・紫式部派の人、特に男は、ことある機会に見つけては、清少納言の悪口を言わないと気がすまないように見受けられます。

    伊勢物語→枕草子の系譜に繋がる人と蜻蛉日記→源氏物語の系統に連なる人は、水と油ほどの違いがあるのかもしれない。



    ネムネコなんかは、かわいい女性だな思っちゃうんだけれど・・・。

      補足日時:2015/05/31 17:34

A 回答 (13件中1~10件)

これを言っちゃおしまいよという回答を寄せます。




 かつて身分制が《はなやかりし》頃には しばしば男尊女卑の風潮を伴なっていたと思います。したがって 浅知恵と言えば その知恵の浅いのは 男よりは女のほうにあてがわれた。ということだと思います。


 知恵が女性的なものではないか?
 これは ですから 男としての存在か女としての存在か どちらに知恵はあてがわれるのか? という問いではないと思うのです。

 男としても女としても それぞれの精神の内の《女性的なるもの》にかかわって知恵が引き出され得て 実践的なチカラを発揮する。ということに尽きると思うのです。
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この回答へのお礼

こんばんは。

☆ かつて身分制が《はなやかりし》頃には しばしば男尊女卑の風潮を伴なっていたと思います。したがって 浅知恵と言えば その知恵の浅いのは 男よりは女のほうにあてがわれた。ということだと思います。
◇だと思います。
そして、こうした男尊女卑の風潮の中で、女の子に対する(学校)教育は軽視され、女性が得られる知識は限定されるものになった。
現代の日本においても、こうした風潮はいまだ残っており、「女の子は、教育よりも女の子らしさを身につけるが大切である」という考えをもつ人は多い。

で・す・が、女性には井戸端会議という情報と知識の交換の場があります。
ここでの情報のやり取りや共有化は、自身の経験に裏付けられているだけに、単に有益であるだけでなく強い説得力を有している。
このように考えますと、知識は男の方が多いのかもしれないけれど、智恵は女性の方がはるかに多いのかもしれないです。

それはそれとしまして、
「女の浅知恵」という言葉は聞きますが、「男の浅知恵」という言葉を耳にすることはまず無いですね。
考えてみると、これは非常に不思議なことのように思えます。男にだって、浅知恵はあるでしょうに。知恵の足りない男だっているでしょう。なのに、「男の浅知恵」という言葉は無い。
このことは、「男は、知恵はもちろんのこと、浅知恵すら持ち合わせていない」ことを表わしているのか(ポリポリ)。


回答、ありがとうございました。

お礼日時:2015/05/31 16:54

分かりました。


 ここは いかに哲学でないやり取りをするかにつとめる場だと理解しました。
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この回答へのお礼

ただ、bragelloneさんのNo.11の回答のお言葉を受けただけのものなのですが。

そろそろ回答も出揃ったようですし、
このあたりで質問を締め切るのが妥当かな、
という私の判断を表明しただけのものです。

今日、psytex1さんの回答がありましたので、いまだに質問を開いておりますが、この回答がなければ、今日、締め切るつもりでしたので。

何か不快な思いを与えたのならば、深くお詫びいたします。


回答、ありがとうございました。

お礼日時:2015/06/01 16:30

脳の発達(脳ニューロンの伸張)は、生後数年で終り、


それ以降は、その先端にあるスイッチのON-OFFに留まる。
そこにおいて、女性の方が早く成長し、早めに成長が終わる。
同じ成長量であっても、女性の方はより幼い段階での情報に
基づいて配線が完成し、即物的・情緒的な脳になるのに対し、
男性は遅くまで成長するので、より抽象的・論理的な脳になる。
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この回答へのお礼

ご指摘の通り、女性の脳と男の脳では構造に違いがあります。
また、二十歳以降、脳細胞は日々数を減らしますけれど、脳は日々成長を続けているのも事実でしょう。軸策は枝分かれし、新たなネットワークを作っています。

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2015/06/01 14:01

こんばんは。





 男の浅知恵は プラタポコロキュントーシスと言うんだと思います。
 おしまいだと言っているのに。
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この回答へのお礼

私も、この質問を「おしまい」にすることにします。

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2015/06/01 13:54

回答番号8,9のplapotiです。

8番で最終のつもりでしたが、いただいたコメントが楽しいのでもう一度。

モーツァルトは私に合せてくださつたのですか。私の場合は(玄人好みの)ドン・ジョバンニが少し苦手です。フィガロが最高です。スザンナも伯爵夫人も聡明です。

以前文学カテゴリで質問したのですが、清少納言の気転、頭の良さには、狂歌の名人蜀山人も顔負けです。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8947818.html
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この回答へのお礼

Cosi Fan tutteは、この質問を書く前から、『メデイア』とともに念頭においていました。
対極として、この二つを頭の中においていました。
 ―――あと、イプセンの『人形の家』のノラ、シェークスピアの『マクベス』の魔女なども―――

回答を読み、お礼をしている間に、さらに『ルル』も出てきました♪

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2015/06/01 13:52

回答番号8のplapotiです。

コメント拝見しました。

>ヘブライ語ではどうなんですか?

知識も女性名詞です。「דעת」(ダアト)、たとへば、伝道の書1章16節。ヘブライ語の名詞の性は男性と女性です。

エウリピデス『メデイア』の話が出てゐますが、御指摘のとほり、うまくやつてゆくのはメデイアのほうです。アリストテレスは『詩学』の中で「機械仕掛けの神」の例として批判してゐますが、結局神が見方する存在だといふことです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

『メデイア』のような作品があると思えば、『Cosi Fan tutte』のような作品もある。
https://www.youtube.com/watch?v=p2vHfUMxOSM

音楽的に非常に美しいと思うのですが、フェミニストの眠り猫は、こういうストーリーはちょっと苦手です。
これはちょっと笑えない。

かと思うと、フィガロやドン・ジョバンニに登場する女性は、聡明ですわね~♪

お礼日時:2015/05/31 18:11

そもそも「Homo Sapiens」の後半部分の名詞形「sapientia」(サピエンティア)が女性名詞です。

ラテン語の類語の「prudentia」(プルーデンティア)もまた女性名詞です。質問文のギリシャ語やサンスクリット語をふくめた印欧語に共通してゐるのではないでせうか。ドイツ語しかり、フランス語しかり。太陽や月が言語によつて男性であつたり女性であつたりするのとは異なります。ヘブライ語でも知恵は「חכמה」(ホクマー)で、やはり女性名詞です。回答番号4の方をぱくれば、日本人の名前でも「チエ」といへば女性です。

「男は女に振り回される宿命を持った哀れな生き物だ」との御指摘は、まさしくそのとほりと存じます。トロイア戦争などは、女神アプロディーテーとヘレネーとが引き起こしたものです。

>この動画は、この質問に内容に深くかかわりますので。

以前教へていただいた薬とはまた別の薬剤が登場しますが、私は毎日500mlは服用してゐます。

みなさんすばらしい回答ですが、質問への答としては、回答番号2以上の内容を思ひつきません。

>おしまいよという回答を寄せます。

まだまだおしまひではありません。
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この回答へのお礼

こんばんはです。

サンスクリットですと、知識はヴェーダ(veda)で男性名詞ですよね。般若(prajna)は女性名詞ですけど。

この両者は、印欧語では明確に区別されているように思いますが、ヘブライ語ではどうなんですか?
印欧語と同じような名詞の性の区別があるのでしょうか?


☆回答番号4の方をぱくれば、日本人の名前でも「チエ」といへば女性です。
◇これはまったく思いつかませんでした。
智慧の「智」の付く名前は、女性が圧倒的に多いですね。

有名人ですぐに思いつくとすると、
http://matome.naver.jp/odai/2140134572108336601
でしょうか。

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2015/05/31 17:17

「言葉は思想の肉」 という。


哺乳類のメスは自らの肉と血で肉を与えられます。深く考えなくても。

その営みや生理についてを知らなくても無私的にオートマチックなのです。
「私」とか記名性がない、匿名的な群れが「智恵」

なんとなく理性は「英雄的」です。
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この回答へのお礼

智恵は肉体、自然に基づいているというわけですね。
なるほど、なるほど。

理性の定義、意味は色々あるようですが、ぶっちゃけ、計算能力なんでしょう。
計算の過程は間違っていなくても、そもそも、その出発点となる前提が間違っていれば、とんでもない答を導いたりする。

理性に基づいた判断なんて、意外にたいしたことないのかもしれませんね。

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2015/05/31 15:29

>これは、フィロソフィーという名が示すとおり、哲学の根幹にかかわる深い問題だと思います



まったくそんなことないと思います
だって哲学者たちが哲学的に女性を差別してるわけじゃないでしょうから
この差別用語は哲学と関係ないと思います

あと知恵を表す言葉が女性名詞だから智恵は女性に属するものではないか?という
切り口は正直どうかと思います
まず女性名詞と女性を単純に結び付けられるのかどうか疑問ですし
結び付けられるとしてもそれはNemurinekoNyaさんが言う女性に属するもの
という意味を表すのかどうかわかりません
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この回答へのお礼

こんにちは。

☆あと知恵を表す言葉が女性名詞だから智恵は女性に属するものではないか?という
切り口は正直どうかと思います
◇ご指摘の通り、短絡的です。
ですが、西洋の文芸、特に古代ギリシアの演劇『メデイア』などを見ますと、
nousの代表というべきギリシア男性のイアソンとsophiaの代表というべきアジア出身の魔女・メデイアの対立の図式として描かれているのも事実です。

西洋の文学作品を見ますと、往々にして、女性は男以上に賢いもの、智慧を有するものとして描かれています。時に男が思わずためらうような狡猾な悪巧みをしたりもします。そして、男を、周囲の者を破滅へと導く。

また、グノーシスにおいても、ソフィアは女性的なものと考えられています。

そういうことです。

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2015/05/31 15:22

「あさじ めぐみ」でググってみたら、男も女もいるようです。


わかりやすいように「女の」としてあるのかもしれません。
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この回答へのお礼

検索をかけてみたところ、
伊禮恵
というしンガーソングライターが出てきました。

<iframe width="420" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/FQCZacgEvYk" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>

回答、ありがとうございました。

お礼日時:2015/05/31 14:56

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