アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

わたしは耳が聞こえません。だから、音というものにとても興味があります。
とっても単純に音楽が聞きたい、というんではなく…なんていえばいいのかわたしも少々判らないのですが、「音ではない音」を表現している本、言葉などがありましたら教えていただけませんでしょうか。
オカルトチックでも、本の全体的にはつまらなくても音に関するただ一行のみがうまければ、それを読んでみたいのです。
今最も「あぁ、この人うまい」て感じたのは田口ランディさんと三宮麻由子さんです。他にもわたし的になぜか女性作家のほうがしっくりくることが多いです。

A 回答 (6件)

中山可穂「サグラダ・ファミリア」は如何でしょう?


女性同士の恋愛を描いていますので、もしもそういう話が苦手でなければ、ですが……。

ピアニストの主人公が、ラフマニノフを弾きながら、亡き恋人の声を聞くシーンがあります。
簡単に言ってしまえば「幻聴」なのでしょうが、とても印象深くて美しいシーンなので、おすすめです。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101205 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お答えを聞いてからそくざに購入して、さっき読み終えました。
すんげぇ好みです!!!!!!
いやほんとに心底ありがとうございます!
できれば、できれば、できれば、他にもこういった本ご存じないでしょうか。sheep33さんの感受性、なんだか信じられる感じがするので不躾を承知の上でお願いいたします。

お礼日時:2004/07/20 22:36

こんにちは。



東野圭吾さんの「虹を操る少年」という本はいかがでしょうか。

この本の中で「音ではない音」と言っていいのかどうかわかりませんが、「普通の人には聞こえない音」を表現しています。

あまり期待には添えないかもしれませんが、一度読んでみてください。

参考URL:http://books.yahoo.co.jp/bin/detail?id=19980010
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なつかし!
読んだことありますよ~。
何かは忘れてしまったけれど、かなり好みの描写があったのでつい書き写した記憶がござりんす。
ありがとうございます。

お礼日時:2004/07/20 22:41

NO3です


今もう一つ思い出しました
京都が生んだ伝説のロックバンド(大して売れなかったという事かも・・・)
村八分の歌の中に「水たまり」というのがあります

シャボン玉一つ
ふかれて消えた
消えたその下に
水たまり

というのがあって
これなんかもいいのでは?
    • good
    • 0

耳の聞こえない人の感覚はわかりませんが


「詩」はどうでしょう?
谷川俊太郎の詩からは透明感のある音を感じます

夜中に台所でぼくは君に話しかけたかった
という詩集が好きだったのですが
その中の詩の一節に
「冷蔵庫にはせせらぎが流れているね」
というのがあって
ボクは気に入っています
    • good
    • 0
この回答へのお礼

谷川俊太郎は好きです好きです。
でも
>>冷蔵庫にはせせらぎが流れているね
は知りませんでした。
ってゆうか、見て一瞬でシビれちゃいました。
ありがとうございます!

お礼日時:2004/07/20 22:40

川端康成の「山の音」はいかがでしょう?


手元に本がないのでうろ覚えですが、鎌倉辺りに住む主人公の老人が、夜、目を覚まして、聞こえるはずのない山の音を聞くところの描写が秀逸です。まさに「音ではない音」、でも聞こえると言われれば聞こえるような気がする、という不思議な感覚をうまく伝えている文章だと思います。
同じく川端康成の「雪国」の最後、火事の場面の天の川の描写もすごいと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「山の音」もうタイトルからしてマンマだなぁ、と思ってなんとなく敬遠していたのですが(ひねくれ)、お答えを拝見しているとふつふつと読みたくなってきましたよ…。
うふふふ、ありがとうございます。

お礼日時:2004/07/20 22:44

「音ではない音」という表現に当てはまるのかは判りませんが、宮沢賢治の「風の又三郎」の風の表現は「そうそう、強い風ってこんな感じ!」と思います。


同じく「セロ弾きのゴーシュ」とか。
「青空文庫」で読めるので試しにどうぞ。

参考URL:http://www.aozora.gr.jp/
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
宮沢賢治はメジャーすぎて読んでないんです。ひねくれです笑
最近ひねくれてばかりいたら何が良くて何が悪いか判らなくなるなぁ、と実感したのでこれから宮沢賢治も読んでみようと思います♪

お礼日時:2004/07/20 22:38

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!