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No.7
- 回答日時:
アメリカの例を出します。
アメリカ版日本の皆保険が、オバマケア
アメリカでは患者さんが入っている民間保険の多くの種類のプランによって、治療出来るプランの種類が変わってきます。
簡単に言えば、安い保険に入ってる人は、医師は完治させる事が出来ません。
アメリカで医師は治療方針の決定権が無いので、非常に地位が低いです。
患者の治療方針の決定権は、保険会社にあり、医師は保険会社に問い合わせなければ治療が出来ません。
余りに患者が酷い容態なので、医師が善意で治療すると、保険外の治療費は医師が全額負担します。
・・で、民間の保険ですが、日本よりも高いので、無保険の人が多いです。
そこで、例えば、盲腸ですが、無保険だと200万円ほど治療費がかかるので、破産する人が出ます。
これが、オバマケア以前
ここで、日本とアメリカの皆保険の決定的な違いは、医療は日本では社会保障ですが、アメリカは商品だという事。
さて、オバマケアとは・・・・
民間保険に加入しない国民は、罰金を払う
さらに、以前は保険に加入不可能だったHIVやガン患者なども、保険会社は加入拒否出来ない。
保険料が払えない人も政府が補助金を出す
以前は治療費に保険会社の支払い上限を設けていましたが、上限を撤廃した。
患者の治療費の支払い上限も約60万円くらいに制限を設けた。
もちろん、このオバマケアが出た時、国民は期待して、人気が上がったのは事実です。
ところが・・・・・保険会社は、それでは、利益が出ないという事で、保険料を2倍にしました。
現在、夫婦と子供一人の平均的な保険料が月に16万円。
支払い上限は治療費だけで、薬には上限がなく、機に値上がりしたので、以前より、支払いが増えた。
政府が全額補助金を出すとか言いながら、実際には財源が無いとの理由で、自治体は6割しか支払わない。
足りない分は医師の負担なので、医師は赤字、廃業が相次ぎました。
結果として、オバマ保険を扱う医師はいなくなり、貧困層は、オバマ保険を使えない。
月に16万円の保険が払えない人は、無保険になり、罰金を政府に月に1万円プラス、年収の数パーセント払う。
オバマケアによって、医療の荒廃が酷くなりました。
貧困層と中流層は、以前よりもマトモな医療を受けられず、保険会社と製薬会社が儲かりました
No.6
- 回答日時:
最先端の薬や先進医療の費用は、中流層どころか、ちょっとした小金持ちくらいでは全く払えないくらい高額なわけで、そういう事態に備えて、
本当の貧困層以上はほぼ全員が民間の医療保険に加入することにはなるでしょう。
(自動車を持っている人の多くが、任意保険に加入するのと同じです)
そういう意味では、貧困層以外にとっては、そこまで今と変わらないとは言えます。
おそらく統計的に見れば貧困層のほうが富裕層よりも病気にかかる率は高いでしょうから、保険料は今よりは若干安くなりますかね。
というか、#4様の仰るとおり、アメリカがまさに医療を市場経済にまかせた世界なわけで、今のアメリカの状況をみればいいと思います。
実際、アメリカ人の多く(85%)は、オバマケア以前から医療保険に加入していました。
残りの15%をどうするのかで大問題になったわけです。(結局のところ、オバマケアでも皆保険は実現できませんでした)
もし、「市場経済にまかせる」というのが、さらに進んで、薬事法や資格制度みたいなのを撤廃してしまうということを意味しているとするなら、もっと混乱は大きそうです。
医療というのは、情報の非対称性というやつの最たるものなわけで、患者側は、どの医師がよい医師か、どの治療が良い治療かについての情報をほとんど持っていません。
(そもそも自分がなんという病気なのかについての情報すらない)
あるいは、極端な例として、脳卒中なんかで、意識不明な患者は、どの医師のどのような治療を受けるのか、本人の意思で選択することは全く不可能です。
で、こういう情報の非対称性が強い材を扱う市場では、結局のところ、自然に資格制度みたいなものが発生するはずです。
公的な資格ではなくて、ミシュランや食べログの星印みたいなものかもしれませんが、機能としては同じです。
No.5
- 回答日時:
医療を市場経済に任せて
この「市場経済に任せて」が法規制、許認可、資格制度などは関係なくて営業できるということで、医師や看護師、検査技師、病院、クリニックなども公的資格要件・公称資格要件がなく、医薬品も規制なく自由販売で市場経済で、特許で保護されることもないのであれば、ITビジネスとコンサルタントビジネスのような世界が、医療でも起きるのではないでしょうか。
つまり、グローバルでIT技術を駆使した有力業者が数社活躍し、怪しげなローカルコンサルタントや自称他称の名医師が跋扈する中で、国や地方政府が国民の医療のためのキャンペーンを年がら年中繰り返し、注意やアドバイスを繰り返す。食品会社、飲料会社、リゾートや旅行会社、健康機器メーカーがこの医療市場を目指して多種多様な商品を開発し、事業を展開する。家電メーカも白物家電、AVを越える市場の可能性を目指して、各種健康機器、医療機器を開発販売する。化粧品メーカは、毎年健康と美容のための新製品を売り出す。
カカクコム、amazonなどでも、医療や健康、障害のビッグデータを使うビジネスを開始する。
医療保険制度は根底から崩壊するでしょうから、その混乱から新しいシステムができてくるでしょう。
公的に精度が保証される医療統計も根底から崩れ、しばらくは、疫学的検討が難しくなり、防疫体制も作りなおさらざるをえなくなるか、あるいは国際的水際防疫も難しくなってなくなってしまうのではないでしょうか。新型感染症、再興感染症、パンデミックも、防疫的なことはやりようがなくなるでしょう。
大混乱のあとで、結構、イイ方向に、世界が変わるんじゃないでしょうか。
No.4
- 回答日時:
アメリカの医療保険の事例をネットで検索してください。
ある意味それが答えです。先進国で医療制度を市場経済に完全に任せているのはアメリカぐらいです。
日本は健康保険が恐ろしく充実し、そして比較的うまく回っている国であるといえます。

No.2
- 回答日時:
私は、頭が悪いので
「医療を市場経済に任せる」とは、具体的に書いてもらわないと
理解出来ません。すみませんが、具体的にどういうことを
指しておられるのでしょうか?
No.1
- 回答日時:
世界中の先進国のようになると思います。
高級海岸リゾートの豪華なホテルのような病院が出現で、費用もこれでも払えるか、って値段に。それで、高価な医療保険をかけている人と超お金持ちだけが使える。反対に、いまのような日本の病院は、値下げ。当然、医療を市場経済に任せることをするには、豪華は全くなしの質素な建物(医療器具は同じ)の社会福祉病院を作って、診察・治療・投薬・出産・出術・入院などは全て無料とする背景が必要です。もちろん、この社会福祉病院利用者は、病院も医師も選ぶ権利はなしです。
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