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現在高校で気体の性質について勉強しています。
そこで気体の状態方程式を習うときに気体定数が出てきました。
教科書には標準状態(圧力P=1.013×10^5、絶対温度T=273K)で体積Vには22.4Lをボイル・シャルルの法則k=PV/Tに代入して気体定数を求めていました。
なぜ標準状態の値を代入するんですか?

A 回答 (2件)

気体定数を求めるときに、標準状態以外の値であっても問題ありません。


例えば、50℃(323K)の値で計算することもできます。
1molの理想気体が50℃において、圧力とその気体が占める体積の具体的な
値(数値)を知らねければなりません。
標準状態ならば、具体的な数値が判っているので便利なのです。
標準状態という定義も人間が便宜上決めただけです。
昔は、0℃、1気圧を標準状態として、そのときに1molの理想気体は
22.4Lを占めると記憶していました。
0℃、1気圧でなければならないという必然性はありません。
温度や圧力を0℃、1気圧とすると数字上きりがよかったからだと思います。
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この回答へのお礼

なるほど!
分かりやすく回答していただきありがとうございます。

お礼日時:2016/08/13 22:44

教科書ですから、まず、『標準状態』というのが重要で絶対に覚えないといけない点が一つ。



気体の状態方程式は、方程式に従う理想気体を前提としているのですが、
標準状態では実在気体もほぼ理想気体として振舞うので、問題をつくったり、説明する上で都合が良い点があります。

実際の気体定数の測定は、状態方程式(低圧、高温)から求めたり、音速の測定から求めるようです。
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この回答へのお礼

質問の回答以上のことまで教えていただきありがとうございます。
勉強になります!

お礼日時:2016/08/13 22:49

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