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林望さんの作品やエッセイなど、読んだことがないのですが、
読んだ方の感想が聞きたいです。

A 回答 (1件)

英国生活エッセイ(『イギリスはおいしい』『イギリスは愉快だ』など)は、それまで日本人英文学学者(小林章夫、小池滋など)が書いたものとは違って自動車での移動を当然としていたり英国文化への憧れみたいなのがないぶん目の付け所の新鮮さがユニークだった。

読んだ当時は珍談にヒクヒク笑いをこらえるのに大変だったが、英国生活に関する情報をさほど持たずに暮らした英国贔屓でもない人がそれほどいなかった時代のせいもあるように思う。氏の場合、書誌学者の仕事のために英国暮らしとなり、下宿屋の食事の旨さ、休日にドライブした先々についての話が物珍しかった。
なお、上記エッセイ以外では、書誌学者生活エッセイ、平家物語エッセイ、墓参りテーマのご先祖様を敬う重要さを訴えるエッセイ、『「知性」の磨き方』なんかを読んだ。書誌学者生活エッセイはまだ好奇心を刺激する読ませる内容だったが、ファンには申し訳ないが、ほかの作品はほかの著者の同様のテーマの本と比較すると深みも慧眼も感じさせない凡庸さを、レトリックと語り口で誤魔化しているだけに思えた。
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この回答へのお礼

もし機会があったら、おっしゃっている様な興味をひきそうな作品を選んで読んでみようとおもいます。

 あまり知られていない作家かと思いきや、その方の作品をそれだけ読んでいる事が不思議です。
 もしかしてかなりの読書家なのですか?今までに何冊くらい読まれたのでしょうか? 自分は最近読みはじめたので、尊敬してしまいます。時間がないときの読書量を確保するコツな様なものも、伝授して頂きたいです!

お礼日時:2016/12/04 16:31

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