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十全大補湯の方が、補中益気湯より
「補う力」が強いというのは本当ですか?
でも成分を見ると、「人参」や「黄耆」は補中益気湯の方が多いので
なんだか補中益気湯の方が強そうに思えてしまうのですが・・・。

十全大補湯の方が、体がだるい・食欲不振により効果があるのですか?

A 回答 (2件)

十全大補湯は少陰病・中風(虚証)の薬ですが、



薬味は、自然治癒力を湧かす(補気)四君子湯+血液を元気にして力を付ける(補血)四物湯 と 太い血管の血行を促進する桂枝+表皮付近の血行を促進させる黄耆の10個の薬味で成り立ちます。

補中益気湯(ホチュウエッキトウ)は
金時代の「弁惑論」という古典書で紹介されている処方です。
適応証(体質)は、虚証(虚弱)、気虚(心身疲労)となります。

「補中」とは中を補う、すなわち胃腸を丈夫にする。また、
「益気」は気を益す、元気をだすということです。


以上より
十全大補湯:気血双補
補中益気湯: 気虚が主 つまり
前者が補血(四物湯)が多いからでしょう!
適応は添付文書PDFを参照してください!

尚、漢方は、患者の状態 即ち 証 によって診断しますので、また漢方は
同病異治 なので、敢えて 最後の文章は、答えませんので、PDFにてお調べください!生薬一つ一つみるだけでなく、全体を見てください!
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漢方医または漢方薬局のの処方を受けましょう。


漢方薬は病院の薬みたいに誰でも同じではないんです。なので、文面だけでは勧められません。
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