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http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20170220- …
のコメントを読むと、下記記述があるのですが、人が偶々壁を通り抜けることなど本当に起こりえる(0%ではない)のでしょうか?

1/1,000,000,000,000,000,000,000,000 ←量子論により人体を構成する素粒子全てが同時にトンネル効果を起こし、人が壁をすり抜ける確率

1/2,500,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000 ←今回サッカーくじBIGで起こった数字一致の確率

A 回答 (3件)

ここに壁があります。

そして粒子が壁に向かって進みます。普通に考えると、粒子は壁にぶつかり向こう側に行くことは出来ません。

しかし、波であれば壁を回り込んでその背後に到達することが出来ます。これを、波の回折現象と言います。

ドブロイは、物質である粒子も波で表すことが出来ることを明らかにしました。粒子は波としての性質も持つので、粒子の内の幾らかは、壁の向こう側に達することが出来ます。これを「トンネル効果」と言います。

ですから、壁に穴が開いた様に粒子が通り抜けるのではなく、壁の上左右を波としての粒子が回折して回り込むので、粒子が壁の裏側に到達できる可能性が僅かにあるのです。

詳細は
http://catbirdtt.web.fc2.com/tonnnerukouka.html
を参照下さい。
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マクロの現象と、ミクロの現象を取違えていますね。



まず、量子論を、確率と捉えるのは間違いです。たまたま動きを記述する波動関数が、確率に関係しているだけで、波動関数は実態ではありません。存在が確率なわけではないのがミソですね。ミクロの粒子は、存在と非存在の間のきわめてグレーなもので、観測すると実態がわかる不思議なものです。粒子であり波動、波動であり粒子。場の励起したエネルギーの塊なのです。掛け合わせて確率で計算する・・・っていうのが、ミクロの現象をマクロに応用する方法として間違いです。

では大きなものてなんなのか?簡単です、ミクロな現象がどうなろうと、まったく影響がないくらいの数の粒子が、ものすごい力であるところに閉じ込められているので、マクロ現象をあつかうのに、ミクロ現象はまったく関係ないのです。

くわしく言えば、
①原子は、電子と原子核から出来ている。
②原子核は、陽子と中性子から出来ている。
③陽子も、中性子も、クオークで出来ている。
④クオークはグルーオンを通じて、強い力で閉じ込められ、陽子も中性子も安定。
⑤陽子と中性子も中間子を通じて強い力で結びついて安定。
⑥なので、原子核も安定。
⑦原子核と、電子は、電磁力で結びついて安定。科学反応等を通じて、電子のやりとりは起こる。
⑧放射能云々は、主に弱い力を受けて、中性子と陽子が入れ替わって起こる、原子の変化。化学反応より確率は低い。これでも、要素の粒はすべて安定。

ってな感じです。

物は、安定した粒が、電磁力で強く結びついて、複雑に絡み合ったもの。われわれが硬さやを感じているのは、この電磁力の反発力です。原子核はとても小さく、東京駅においた1mのボールを原子核に見立てると、単純な水素原子でさえ、電子は、宇都宮や水戸や高崎あたりを飛んでます。つまり、1つの原子で関東地方中すべてスカスカなのです。でも、それを強力に結びつけているのが電磁力。それが莫大な数からみあって大きなもの(マクロなもの)が出来ているのです。なので、それぞれの素粒子レベルのふるまいが、ある確率で偶然により壁を通り抜けるなんておこりません。(というか、単純な確率計算で、ふるまいを予想することは不可能です)

なお、われわれが普段、物の質量だと思っているのは、ほぼすべて、強い力で中性子や陽子に閉じ込められたエネルギーのことです。電子やクオークの質量はヒッグス場でうまれますが、微々たるもので、ものの重さに無関係です。ちなみに電子の質量は、確率ではなく正確にわかります。
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0%とは言い切れないでしょうが、この数値は当てにできません。


量子論は原子くらい小さな物に対しては計算などが出来るのですが、
人間の様な大きくて膨大な数の原子・分子からなる物体については、適用・扱い方が分かっていません。
例えば、電子などですと、電子がどこにあるのかは、確率的にしか分かりません
・・・これは、知識不足や情報不足で分からないと言うことでは無く、どうやっても確率的にしか知り得ない、とういうことです。
それに対して、月は凄い精度で位置を知ることができます。
何故、こんなにふるまいが違うのかは、今のところ量子論で説明できません。
つまり、人体をかなり単純化して考えないと、こんな数字を出すことはできませんし、
数字を出せても信憑性はほとんど無いという事です。
科学者にアンケートを出せば、BIGに当たる確率の方が、人体が壁を通り抜ける確率より断然大きいと答えるでしょうね(^^;)
もう、人間が壁を通りぬける確率は0%と考えていいですよ(^^)
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

大きめの物体についてはその適用外なのですか?
先に、月は分かると言われますが、料理力学並みの正確さで、電子の数まで含めた重量は確率でしか出せないのではないでしょうか?

余談ですが、BIGについては、楽天がコンピュータで乱数を使い勝敗を予想をさせたら、全く同じ勝敗予想が結果が出力されました。楽天は予想装置に異常はなく偶然起きたことだと主張。乱数が全く同じになる確率を計算するとこのくらいの確率で起きたらしいです。まぁ普通に考えれば楽天のミスでしょうが、本当に正しい乱数を使っているとすれば本当に起きてしまった事になりちょっとニュースになっていました。

お礼日時:2017/02/23 22:39

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