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【核融合と核分裂】の違いを教えてください。

原子力発電所の原子炉の核融合反応は核融合と核分裂の両方が起こって発電しているのですよね?

核分裂がない核融合だけの原子力発電所は安全ってどういう意味ですか?

核融合のみで発電できるなら、なぜいま核分裂を起こして電気を発電しているのですか?

A 回答 (6件)

>原子力発電所の原子炉の核融合反応は


>核融合と核分裂の両方が起こって発電しているのですよね?

いいえ。現在は核分裂のみ。
水爆と話がごっちゃになってると思う。

>核融合のみで発電できるなら、
>なぜいま核分裂を起こして電気を発電しているのですか?

核融合発電が実用化していないから。
核融合には超高圧、超高温、つまり地上に
太陽と似た状況を人工的に作る必要があります。
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最初の質問に対する回答は、燃料と生成物を考えれば理解できます。



原子力発電等に用いられるのはウランやプルトニウムですが、いずれも放射性物質であり、またその生成物も同様に放射性物質です。一方核融合に用いられるのは重水素ですが、これは結局水素の一種ですし、核融合の結果生まれるヘリウムも基本的には無害な物質です。

また埋蔵量の点でも重水素は水の中に多量に存在するので、実用化できればウランやプルトニウムを利用する原子力よりもはるかにいい事ずくめです。
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>原子力発電所の原子炉の核融合反応は核融合と核分裂の両方が起こって発電しているのですよね?



違います。すべて例外なく、核分裂だけを利用しています。

>核分裂がない核融合だけの原子力発電所は安全ってどういう意味ですか?

核分裂は制御に失敗すると暴走し、放射能を拡散し、その半減期が非常に長いものがたくさんある。つまり、一度事故ると、その周辺は、廃墟になります。

核融合は、制御に失敗すると反応が止まるという、本質的な物理現象を利用しており、核分裂のようなよけいな放射能も出ません。だから安全なのです。

>核融合のみで発電できるなら、なぜいま核分裂を起こして電気を発電しているのですか?

実用化できていないからです。50年まえから、50年かかると言われていて、50年たった今も、実用化に50年かかると言われています。
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既にツッコミがあるように、原子炉では核分裂と核融合の両方が起こっているわけではありません。

核分裂のみです。

核融合でエネルギーを取り出す方法ももちろんあるわけですが、これは水爆以外にまだ実用化していません。核融合で発電所等を作るためには「メチャメチャ高温のプラズマを作らないといけない」「そのプラズマを閉じ込めないといけない」と言う技術上のハードルがあるので、まだ実験的な装置でしか成功していないはずです。
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どこに「原子力発電所の原子炉の核融合反応は核融合と核分裂の両方が起こって発電している」なんて書いてあったんだろうか.... あなたの頭の中オンリー?



ウラン235 を使う原子力発電では結果的にプルトニウム239 も使うことになるけど, その場合であっても「核融合」とは呼ばない.
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>原子力発電所の原子炉の核融合反応は核融合と核分裂の両方が起こって発電しているのですよね?



ぜんぜん違います。

現在の原子力発電所で使用しているのは「核分裂」であり、「ウラン」(原子番号92)や「プルトニウム」(原子番号94)のような「重い、大きい」原子核が2つ(以上)に分裂することで発生するエネルギーを利用します。

それに対して、「核融合」は最も軽い「水素」(原子番号1)が2つ結合する(融合する)ことによって発生するエネルギーを利用します。

原子核は、原子番号26の「鉄」が最も原子核の結合エネルギーが大きいので、重い元素(ウランなど)が分裂しても、軽い元素(水素など)が融合しても、どちらもエネルギーを発生します。
従って、核分裂と核融合は全く別物で、エネルギーの取り出し方も全く異なります。
「核分裂」は原子爆弾や原子炉で利用されていますが、「核融合」は不幸にして「水素爆弾」という形でしか実現できていません。
「核融合」は「太陽」のエネルギー源なので、地球上で安定してエネルギーを取り出せればエネルギー問題は解決なのですが、技術的には非常に難しく、いまだ実現できていません。
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