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下記の曲のキー、スケールの選定方法を教えてください。
以下、4つの不明点があります。恐縮ですが、ご教示願います。

①キー選定方法について、曲の頭と末が「FとBm」で異なるため、キーが判らない。
②キー選定方法について、ダイアトニックコードからキーを選定を試みるが、どこの[コード進行]も、ダイアトニックコードに当てはまらない。
③構成音が「C D E F F# G A A# B」となった。スケールは、基本、下記の7つの音(ペンタは5)しかないのでは?なぜ9つもあるのか。
④この曲のスケールは何になるのでしょうか。
 基本的なスケールの構成音:Tonic M2/9 M3 P4/11 P5 M6/13 M7

http://www.ufret.jp/song.php?data=15900(folder5 belive)
※原曲キー変更

[コード進行]
曲頭:F C Dm B♭ C Gm C B♭ C
メロディ頭:G D A Bm G D A
サビ頭:F C Dm B♭ Am Gm
曲末:D F#m G A Bm

[コード構成音]
C=C E G
Dm=D F A
Em7=E G B D
F=F A C
F#m7=F# A C# E
Gm=G A# D
Am=A C E
A=A C# E
B♭=A# D F
Bm=B D F#

構成音抜粋:C D E F F# G A A# B

A 回答 (1件)

前の質問への回答を書いている最中に締切になってしまいました。


この質問への回答の前提となる内容なので、
御迷惑かもしれませんが、まずこれを転載させてもらいます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9685171.html
何か根本的なところで誤解があるようです。
この曲は普通のAメジャーですが、
「キーがAならAリディアン」という発想はどこからきているのでしょう?

ポピュラー音楽の理論は混乱しやすいところがたくさんあって、
いわゆる「チャーチモード」の名称を使うとき、
本来の意味での「モード」として使う場合と、
「コードスケール」として使う場合とがあり、
多くの人がごちゃごちゃにして理解していないようです。

普通のメジャーなら、チャーチモードの「イオニアン・スケール」と一致し、
「リディアン・スケール」ではありません。
もしAリディアンなら、第4音はDではなくD#になります。

A major
A B C# D E F# G#

A Lydian
A B C# D# E F# G#

「モードとしてのAリディアン」なら、トニックのコード、AやAM7を使うときも、
DではなくD#を使うことになります。
たとえばCリディアンなら下の動画のようになり、
リディアン独特の音F#はコードにも反映するので、
C→D onC→Cという進行になっています。


これに対して、「コードスケール」として「リディアン」の名称を使うときは、
IVのコード(サブドミナント)が鳴っているとき、
そのルート音を開始音にすると、「リディアン・スケール」と一致するということを意味します。
Aメジャーの曲なら、コードがDやDM7のとき、
そのルート音DからAメジャーのスケールを始めると、
「Dリディアン」と一致するということです。
この二つを混同すると、何が何だか分からなくなりますよ。

それから、曲中で使われているすべてのコードの構成音を単純に拾い出して並べても、
スケールの特定はできません。
コードには、スケール固有音以外の音も使われます。
また、もう一つあとの質問からもわかるのですが、
曲の途中でキーが変わる「転調」の観念が抜け落ちているようです。

まちがいの元は、サビの冒頭のコード進行の認識が原因でしょう。
A7はDに対するセカンダリー・ドミナントですから、
A7に含まれるG音は、Aメジャーのスケール固有音ではありません。
わかりやすく、そこだけを部分転調として考えるなら、
A7→Dは、Dメジャーのドミナント→トニックで、
A7の前のEm7も、DメジャーのII7に当たります。
その後しばらくは、Aメジャーのコード進行が続くので問題ありませんが、
Dmは、Aメジャーの同主短調AマイナーのIVの借用なので、
これに含まれるF音も音階固有音ではありません。
G→F#7→Bmという進行の中のF#7もBmに対するセカンダリー・ドミナントで、
キーをBマイナーとして考えれば、その前のGもそれに含めて、
VI→V7→Iという進行に相当します。

ネットに出ているコードは誤認識もありますが、サビの部分を整理するとこうなります。

D major (D E F# G A B C#)
Em7 → A7 → DM7 →

A major (A B C# D E F# G#) (F♮:A minorからの借用)
E onG# → C#m7 → F#m7 → Bm7 → Dm(借用) → E7 → A →

D major (D E F# G A B C#)
Em7 → A7 → DM7 →

A major (A B C# D E F# G#)
(DM7) → E onG# →

B minor (B C# D E F# G A#)
G → F#sus4 → F#7 →

そもそも、サビは転調の多い個所なので、メロの部分で判断した方がわかりやすいはずです。

なお、イントロやメロの部分に出てくるD#の音も、
Aメジャーのドミナント・コードEに対するセカンダリー・ドミナント(ドッペル・ドミナント)Bに含まれるもので、
Aメジャー・スケールの固有音ではありません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この質問への回答です。

この曲でも、途中でキーが変わる「転調」を認識していません。
コード進行はダイアトニックですが、
キーはFメジャーとDメジャーを行ったり来たりしているので、
両方のキーのコードをごちゃ混ぜにしたらスケールはわかりません。

F major (F G A B♭ C D E)
曲頭:F → C → Dm → B♭→ C → Gm → C → B♭→ C
(I → V → VI →IV → V → II → V → IV → V)

D major (D E F# G A B C#)
メロディ頭:G → D → A → Bm → G → D → A
(IV → I → V → VI → IV → I → V)

F major (F G A B♭ C D E)
サビ頭:F → C → Dm → B♭→ Am → Gm
(I → V → VI → IV → III → II)

曲の終わりもキーはDメジャーですが、最後のコードがBmなのは、
基本的なコード進行のひとつである「偽終止」、
つまりV → Iの代わりにV → VIで終わる形を曲の最後にして、
突然Bマイナーで終わったような印象を与えるトリックみたいなものです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。恐らく6割くらいは理解できたと思います!
「モード」、「コードスケール」、「キー」、「コード」の関係について、理解出来てないようです。。。
ここら辺の質問をあげるかもしれないので、見かけた際には、ご助言いただければと思います。

お礼日時:2017/03/24 20:52

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