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シャンソン “Mademoiselle de Paris”
http://www.paroles.net/chansons/17827.htm
の歌詞の上から14行目、

“Pour faire un bal a` l'Ope´ra”

で使われている“faire”を上手く訳して頂けませんでしょうか?

と言いますのも、ここに与えられている和訳が「オペラ座の舞踏会を作ることに」とありますが、これでは日本語になっていません。

プチ・ロワイヤル仏和辞典には、“faire ”に「作る」という意味が載っていますから、上記の訳そのものは文法的な誤りはないにせよ、日本語になっていない以上誤訳だと思われます。前後の文脈、彼女(Mademoiselle de Paris)の職業から判断して、ここは「オペラ座の舞踏会用の服(舞踏会で踊るMadameやMademoiselle達が着用するドレス)を作ることに」と意訳してみたのですが、これはどうでしょうか?

A 回答 (1件)

ご提示の邦訳に、一割残して、九割賛成です



お針子さんに、逞しく生きようとの女丈夫の
一面を垣間見ることも出来ますが、やはり
まだまだお若く恋心に浮き立つ手弱女です

そのような(勝手な)解釈で、誰の舞踏服を
作ると、胸が焦がるのでしょうか。。。
服を注文で作るために採寸をしますね
その人が、青年だとしたら、如何でしょうか

Elle va coudre un coeur a son manteau
色々な解釈が可能でしょうが、ここでは
注文主(青年)の服に彼女は、自分の思いを
縫い付けると読めないでしょか
(無論、悲しくも結果は。。。)

Et file ~ des Lilas とありますが
コレは単にその通りや地下鉄の駅だけでなく
花Lilasを誰にでも連想する、させるべくこの名称
この花Lilasの花言葉にamour et amitie とあり
特にLilas pourpre(mauve)は
premier emois amoureux ですから

先般の過分なるお言葉を頂きましたお礼に
最終の連にある小さき動物(雀)への愛情 
un peu de son dejeuner aux moineaux に
関して一言です 

同じ小鳥をfauvetteでは詩情がそがれます
雀だからこそ慣用句manger comme un moineau を
思い出しまだまだ稼ぎもままならない駆け出しながらも
同じ生き物に分け与える心持(それが愛)を
上手に表現していると感じます
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この回答へのお礼

度々ご回答を賜り、厚くお礼申し上げます。

>やはりまだまだお若く恋心に浮き立つ手弱女
>誰の舞踏服を作ると、胸が焦がるのでしょうか

>服を注文で作るために採寸をしますね
>その人が、青年だとしたら、如何

>注文主(青年)の服に彼女は、自分の思いを縫い付ける

いやあ、流石、お見事ですね。感銘を受けました。そしてこれでやっとこの詩が示唆している乙女心が浮き彫りになったような思いがします。

“porte des Lilas”, 注釈(Notes)にはこんな風に書かれています。「リラの門(porteはかつてパリの城門跡に残った地名)。パリ北東部のこの地区にはリラが繁茂していたことからの地名とされています。」

これでは何だかパリのガイドブックでも読んでいるようで味も素っ気もありませんね。Lilasにそういう花言葉があることを知らないと、きっとこういう解釈しかできないのでしょうね。

私など、Elle donne tout le talent~とあり、また、フランスと言えばやはりla modeのお国ですから、若き日のココ・シャネルのような人物の立志伝を勝手に想像してしまったのですが、まだせいぜいpetit mainなんですから、私のこの解釈には無理があります。それではNHKの朝の連ドラの世界ですね。

やはりご回答の様に解釈すると、全ての辻褄が合いますから、それが正解だと思います。

あと、un peu de son dejeuner aux moineaux 関連は私の質問ではありません。どなたか別の方の質問です。

お礼日時:2007/05/01 00:17

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