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ある英語の本で、
「The cheapest gift you have to give is kindness, and it is the best.」
とありました。

「あなたが与えることのできるいちばん金のかからない贈り物は親切であり、そしてそれが最高の贈り物なのです。」
という和訳になるそうですが、辞書や文法書で調べたところ、mustとのニュアンスの差異は載っていても、上のような「できる」の意味は見つかりませんでした。文脈でなんとなくはわかるのですが、文法的な根拠がわかりません。是非、理にかなった説明をしてください。
お願いします。

A 回答 (12件中1~10件)

文法的根拠は特にないと思いますよ。

おっしゃるとおり文脈による意訳ですね。
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The cheapest gift you have to give is kindness, and it is the best.



いい言葉ですね。

The cheapest gift you haveで、意味が切れていて、「あなたが持っているもっともお金がかからない贈り物」 の意味です。

それを to give:「与えるための」と修飾しています。または、「与えるには」のように意味を取った方がいいかもしれません。
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この回答へのお礼

言われてみれば、全くその通りですね。
実はもうひとつ資料があったのですが、同じ方法で解決できました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/11/29 23:27

はじめまして。



1.No.1で回答されている通り、ただの「意訳の見解の違い」です。

2.以下のhave toも「できる」と訳せます。
例:
All you have to do is to study hard.
(直訳)「あなたがしなければならないことは、一生懸命勉強することだ」
→(意訳)「あなたにできることは、一生懸命勉強することだけだ」

3.このAll (that) S+have to~の慣用句は、onlyを使った以下の慣用句に書き換えられ、テストでも良く出題されます。
例:
All you have to do is to study hard.
=You have only to study hard.
「一生懸命勉強しさえすればいい」

4.このようにhave to~のある節が形容詞節として、Allなどの強調的・限定的な名詞にかかる場合、上記の例文のように「できることは~すること(するだけ)」という訳し方が可能になります。

5.ご質問文も、have to~のある節「you have to give」が形容詞節として、The cheapest giftという最上級で強調・限定された名詞にかかったいるため、上記の例文同様、「できることは~すること(するだけで十分)」といった意訳になったものでしょう。

もちろんご質問文は、「~なければならない」というmustの意味で直訳的に訳してもかまいません。ただ、この訳者は上手な意訳の訳出をしているだけなのです。


以上ご参考までに。

この回答への補足

申し訳ないですが、再度回答願います。

私は一度ANo.2さんの説明
(to~は不定詞の副詞的用法である、という説明)
に大いに納得しました。言語だから様々な解釈方法があるのだろうと考えましたが、後に、発音の違いという重大な問題が残っていることに気がつきました。
ANo.3の正しさは十分に伝わりましたが、ANo.2さんの解釈ではどうなのでしょうか。
厚かましいようですみませんがお願いします。

補足日時:2007/11/29 23:34
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こんばんは。

NO.2の方のご意見が正しいように思います。have toの語源まで遡って考えるといろいろ難しいようですが、現代の学校文法の範囲で説明すると、

The cheapest gift you have to give is kindness.は関係代名詞が省略されていて、
The cheapest gift that you have to give is kindness.で、関係代名詞の部分を元に戻すと、

You have the cheapest gift to give. で、giftはhaveの目的語となり、have とto は離ればなれになって、成句have to ではないことがわかります。意味は、

あなたは与えるべき最も安価な贈り物を持っている。つまり、
あなたは最も安価な贈り物を与えることができる、となります。

これに対し、
All you have to do is to send an email to him.あなたがするべきすべてのことは彼にメールを出すことだ=あなたは彼にメールを出しさえすればよい、は関係代名詞thatを補うと
All that you have to do is to send an email to him.となり、関係代名詞の部分をもとに戻すと、

You have to do all. となって、allはdoの目的語であり、have to は、mustの意味の成句として理解できます。意味はもちろん、

あなたはすべてのことをしなければならない。となります。

贈り物の例文で、giftをgiveの目的語と考えた場合の、、
You have to give the cheapest gift.あなたは最も安価な贈り物を贈らなければならない。
The cheapest gift you have to give is to kindness.
あなたが贈らなければならない最も安価な贈り物は親切だ。

は形式的な文法としては可能でしょうが、意味がおかしく、不適切な解釈であり、文法上の説明としても賛成できないものだろうと思います。
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この形は時々見られます。

文字の上では have to と区別できませんが、意味的に義務を考えにくいこと、また発音上では have が比較的はっきり発音され、to との間にポーズが置かれます。have と give の山の間に to が谷のようになります。 義務の have to では一続きに発音されます。

「できる」のニュアンスは gift (that) you have のところから「あなたが所有する贈り物」→「あなたの力が及ぶ範囲にあるもの、他人の協力などが必要ないもの」→「自分の力でできること」のような流れでできた意訳でしょう。

The cheapest gift to give では単に一番費用がかからない、くらいに感じられます。
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これはすでに諸先輩の説明にあるように、have (所持する)→ to give~ (~をあげること、~を贈ること)の形です。


to の前に気持ちポーズがはいっています。
動詞がhaveなので、紛らわしいですが例えば

Either you or I am to go there. あなたか私のどちらかがそこに行く(行かなくては)
be → to go
のように、toはこれからのアクションを表しています。
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No.3です。

補足質問にお答えします。

ご質問1:
<(to~は不定詞の副詞的用法である、という説明)>

1.正しくは形容詞的用法のですね。

2.ここは議論の場ではありませんので、他の回答に対する批判・否定等は控えさせていただきます。ただ、No.3の私の回答には間違いないことだけ確認させていただきます。

3.つまり、

(1)主語The cheapest gift you have to giveは、関係代名詞thatが省略されたもので、先行詞The cheapest giftは「giveの目的語」であるということです。

(2)No.2、4、5の回答では先行詞The cheapest giftが「haveの目的語」という考えになっています。

つまりこの解釈では、「あなたが持っている、与えるための、安い贈り物」となり、「あなたが持っている」という形容詞節と、「与えるための」という形容詞句が2つの節+句という形で、1つの名詞giftを修飾していると言っているのです。

(3)確かに、have+toでこのような形容詞的用法に使われることもあります。
例:
I have something to do.
「するための、何かが、ある」
ここでは、to doは名詞 somethingにかかる形容詞的用法の不定詞になっています。

(4)ご質問文に即した、関係詞+形容詞的用法のto不定詞の例文をあげると
例:
The gift that I have to receive is~
「私が受取るべき、贈り物は~」または
「私が持っている、受取るべき、贈り物は~」

となりますが、さて、この先行詞The giftはhaveの目的語になりますか?それともreceiveの目的語になりますか?

(5)私の回答はreceiveになる、というスタンスの回答なのです。ご質問文に戻れば、先行詞The cheapest giftはgive「与える」の目的語だった、と言っているのです。

先行詞を関係詞節内に戻せば
you have to give the cheapest gift
「安い贈り物を贈るべきだ」
として、文が完成します。

(6)以上がNo.3の私の回答の主旨で、変わりはありません。

4.なお、補足の欄で誤解されていたように、このto不定詞は副詞的用法「~するために」にはならないので混同されないで下さい。理由は、副詞的用法ならgiveの目的語が必要だからです(ここではありません)。

形容詞的用法なら、giveの目的が先行詞として前置しているという説明がつきますが、副詞的用法では、この説明は成り立ちません。

5.また、発音の違いということですが、haveの後で軽くポーズ(一息)を入れる読み方は、to不定詞を副詞的用法とみる場合であって、形容詞的用法では普通はポーズをいれず、一気に読み下げます。

従って、この英文は副詞的用法ではないため、ポーズも置かれないのが正しい発音の仕方になります。なお、この英文でポーズを置くとしたらgiveの後になるでしょう。実際、英国人の同僚が傍にいますので、発音してもらったら、そのようなポーズの入れ方になっていました。

さらに、彼の確認でも私と同じく「先行詞は動詞giveの目的語である」という解釈になっておりますので。(ちなみに彼は英語概論の専門家です)

以上ご参考までに。
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No.2です。



No.3のかたの言われていることでも、自分の書いたことも、そんなに違いはないと思いますが、どうなのでしょうか。

この回答への補足

文面上の違いは感じられませんが、
発音したときにNo.2さんだと【ハヴ トゥー】
       No.3さんだと【ハフ トゥー】(カタカナ表記で恐縮です)
になると思いまして……。

補足日時:2007/11/30 08:38
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○ なかなか難しい問題ですね。

3通りの可能性を考えてみましょう。

(1)The cheapest gift 【you have】to give is kindness.

 ひとつ目は、【you have】の部分だけを「gift」にかかる関係代名詞節と解釈する考え方です。その場合には、「to give」を「gift」にかかる形容詞的用法と理解せざるを得なくなります。

 その場合には問題点がひとつ出てきます。「to give」という不定詞が「gift」から離れすぎていることです。「意味上の主語がある場合」や「something cold to drink」のような例を除いては「不定詞」は「名詞の直後」に置くことが原則です。

(2)The cheapest gift 【you have to give】 is kindness.

 ふたつ目は、【you have to give】を「gift」にかかる関係代名詞節と解釈し、それと同時に「to give」を「have」にかかる「副詞的用法の不定詞」と解釈する考え方です。

 その場合には「give」は他動詞ですから目的語が必要になりますが、この英文ではそれが明示されていませんので不自然な英文に感じられます。

 「have」や「give」という動詞と「gift」という名詞の関係を考えてみても同じ結論になります。「have a gift」は「才能を持っている」、「give a ... gift」は「・・・の贈り物をする」となることが多いようです。その点から考えても、「gift」が「have」の目的語であると考える(1)と(2)の解釈には、どうしても無理がありそうです。

(3)The cheapest gift 【you have to give】 is kindness.

 最後の考え方です。【you have to give】を関係代名詞節と解釈する点では(2)と同じですが、「have to」を「~しなければならない」と考える点が異なります。英語の表現としては「give a ... gift」という言い方が存在しますので、「gift」を「give」の先行詞と考えても別に不自然な感じはありません。

 その場合の日本語訳は、意訳にはなりますが「贈り物をしなければならない場合に最もお金がかからないものは、親切な心です。(そして、それが最善のものなのです。)」で良いと思います。

○ お尋ねの英文とその日本語訳の出典が不明ですので断定的なことは言えませんが、模範訳にこだわる必要はないのではないでしょうか。

○ ちなみに、次の(A)と(B)の英文の表す意味はまったく異なります。

(A) All you have to do is study hard.
  → You have to do nothing except studying.

(B) All you can do is study hard.
  → You have no choice but to study hard.
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>その場合の日本語訳は、意訳にはなりますが「贈り物をしなければならない場合に最もお金がかからないものは、親切な心です。

(そして、それが最善のものなのです。)」で良いと思います。

○ 補足です。元の英文が含んでいる微妙なニュアンスを日本語に出してみましょう。上記の日本語訳に(   )内の部分を追加することができそうです。

 → 「贈り物をしなければならない場合に(あなたが贈ることのできる)最もお金のかからないものは、親切な心です。(しかも、それが最善の贈り物でもあるのです。)」

○ 質問者の方が引用されている「模範訳」では、上記の(  )内に示された部分だけが残り、その前の部分が省略されてしまっているように思います。

○ 「~できる」という訳でも大きな意味の違いはないと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり義務を表す「have to」と単なる可能を表す「can」では、その背景となっているものが異なります。

○ たとえ「(あなたが贈ることの)できる」という訳を使うことを認めるにしても、その前提となっている「あなたが贈り物をしなければならない場合に」という部分は欠くことのできない重要な情報を伝達する部分ではないかと思います。

○ 英文の持っている深い内容や背景を理解して、それを的確な日本語に変えるという作業は本当に難しいですね。単なる英文法の知識だけでは解決できない深いものがありそうです。

○ もちろん日本語の知識や語彙力も必要となり、浅学な小生などにはかなり荷が重いものですが、それだけに知恵を絞りだす面白さもあるように思います。そして、プロの翻訳家の方々の苦労が少しだけわかるような気がします。
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