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電動機の耐電圧について、一般的にはJEC-2137にて、
2×(定格電圧)+1000Vにて1分間という規格がありますが、
一般的な電動機(三相かご形誘導電動機)は、どれくらいまで耐圧試験を
満足するのでしょうか?
定格400Vの電動機において、耐電圧試験が2.0kVにてNGとなってしまい
ますが、この電動機は(規格を満足しているので)問題ないといえる
のでしょうか?
電気に対して全くの素人ですので、ご教示お願い致します。

A 回答 (6件)

もう一つ、


何故試験電圧が決まっているのに更にそこから上げようとしたのでしょう?
極端に上げれば、確認試験のはずが、破壊試験になってしまいます。
わざと壊すつもりで、どの位で絶縁破壊するのか確かめてみたい。
というのであれば構いませんけど・・・。
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その電動機がどの様なもの(新規、何年も使用中、在庫だったものを


使用するとか)かわかりませんが、
正常なものであれば、2KVをかけて試験する(出来る)ものに
更に40V高い電圧を印加しただけで絶縁破壊を起こすとは、
考えにくいのではと思います。

本当に巻線部に問題があって絶縁破壊を起こしてしまったのか、
或いは先にも書きましたが、単純に試験機のコンパレータの設定
(漏れ電流値)が低すぎるため、試験器がFAIL判定してしまった
だけではないのでしょうか?(設定は自由に変えられる)

通常、耐電圧試験の前後に絶縁抵抗を測定します。
耐圧前のは、耐圧試験をしても良いかの判定のため、
耐圧後のは、耐圧試験の影響で、絶縁破壊等の問題が起きなかったかの
確認の為です。

漏れ電流の設定はいくつにしてあるのですか?
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2000Vの試験電圧に2040Vというシビアな電圧設定で、


(デジタル表示?)急激な漏洩電流の増加は、絶縁破壊を
起こしたのではと想像しますが、レンジが小さすぎたという想定も
除外しがたいところです。アークが飛んで保護が働いたのであれば
内部の絶縁破壊か、試験方法のミスかを確認することが必要です。
耐圧試験後の絶縁抵抗試験の結果はどのような値でしたでしょうか?
巻線の絶縁材料が破壊を起こしていれば、絶縁抵抗値は
悪化していると思われます。
耐圧前の絶縁抵抗試験は、500Vメガで50MΩ以上ということでしたが、
一般には500Vメガでは100MΩまでは目盛りがあるので、
50MΩというのは、そこまでしか出なかったということでしょうか?
2000Vで0.017mAという値を計れるレンジでは、
レンジの最高電流が0.1mA程度ではないでしょうか?
急激に増えたといっても、100mAも流れてはいないと思います。
再測定して絶縁抵抗値が50MΩ以上あれば、再度レンジを大きくして
テストして、再現するか確認したいところです。
電動機の端子箱のリード部分に傷があるとか、電動機内部の巻線以外の
傷などの確認も必要と思います。
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NGと表現しましたが、耐圧試験器がエラ-となってしまう事です。


→漏れ電流が設定値を超えたため、試験機が”FAIL"判定をしたと
言う事だと思うのですが、いかがでしょうか?
いくつに設定されてます?
参考までにお聞かせください。
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電気に対して素人とのことですが、


やはり、ご質問の内容に足りないところがありますので、
追加の回答を出していただければ検討できるのではと思います。
先ず、試験対象の電動機の種類(三相誘導電動機とか)
定格電圧(AC200VとかAC400Vとか)のデータを提示してもらいたいと
考えます。NGの状況と試験電圧、漏洩電流の値、天候などの
状況も出来れば書いていただきたい。
想像で、一般的な「かご形三相誘導電動機」として考えた場合の
話ですが・・ご質問の内容では定格AC400Vの電動機に耐電圧試験において、交流の商用周波数でAC2000Vで1分間の耐電圧試験に耐えられ無かった・・と文面は読めます。NGとなった状況が書かれていませんので、
何が不具合だったかがわからなので、これも想像するしか有りませんが・・・
一般的には、AC400Vの誘導電動機の耐圧試験でAC2000Vを印加すれば数mAから数十mA程度の漏洩電流が流れます。この漏洩電流の数値は
電動機固有の性能と、試験環境(特に天候、湿度)に影響されます。
耐電圧試験においては、試験前に絶縁抵抗試験を行い、
AC400V級の電動機ではDC500Vの絶縁抵抗計で測定し、数メグオーム以上の絶縁抵抗が有ることを確認します。数キロオームから2マグオーム以下では、絶縁抵抗値として不足していますので、耐電圧試験は行えませんし、行っても、良好な結果にはなりません。良好な状態な電動機ならば数メグオームから数十メグオーム以上はあります。
この状態で初めて耐電圧試験を行います。ですからNGになったいきさつがわからないと原因がわかりません。
絶縁抵抗が良好ならば、耐電圧試験には耐えられるはずですので、
何か錯誤があったのでしょうか?
また、漏洩電流の値は、いくつならOKでいくつならNGという規定はありません。試験状況、機器、電動機固有の特性で違っているので決まっていません。徐徐に試験電圧を上げていく過程で、オームの法則に則った変化で漏洩電流が変化していくならば、数十mAまでならば
正常な範囲と思われます。加圧途中で急激に漏洩電流が増えたりすれば
異常と考えて中止し、再度絶縁抵抗を測定します。
絶縁抵抗が劣化していて、試験前に良好だったのであれば、試験電圧により絶縁が耐えられず不良となったと判断します。
絶縁抵抗が良好であれば、他の原因を考えます。

この回答への補足

ご連絡有難う御座います。
試験内容にて補足させていただきます。
電動機の仕様は、3相かご形誘導電動機で定格AC440Vとなります。
試験日は晴れ(乾燥状態だったと思います)にて、まず絶縁抵抗検査を行い
500Vレンジで50MΩ以上の結果となり問題ないものと判断しました。
その後耐電圧検査を行い、2040V程度までなら漏洩電流が0.017mA程度で、
問題ありません(1分間耐えられる)でしたが、電圧をさらに上げていくと
(2040Vを越えた瞬間)漏洩電流が急激に増え(ア-クが飛んだ?)
耐圧検査器がエラ-となってしまいます。
NGと表現しましたが、耐圧試験器がエラ-となってしまう事です。
以上、補足になるかわかりませんが、もし何かわかればご教示よろしく
お願い致します。

補足日時:2007/12/12 20:05
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こんな時は製造元に確認しょましょう



誘導電動機に関する規格については、1999年2月にJIS C 4004:1992(回転電気機械通則)が廃止されて、JIS C 4034-1,5,6:1999(回転電気機械 第1部、第5部、第6部)が制定されたのを皮切りに、JEC-37-1979(誘導機)がJEC-2137-2000(誘導機)に改正され、2001年7月にはJIS C 4210:1983(一般用低圧三相かご形誘導電動機がJIS C 4210:2001に改定されてます

製造時との兼ね合いがありますので・・・製造メーカに相談下さい
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この回答へのお礼

ご連絡ありがとうございます。
まずは、各規格を再度勉強のうえ、確認してみます。
アドバイス有難う御座いました。

お礼日時:2007/12/12 20:04

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