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カーブでハンドルを切る時、例えば左カーブするときには右手でハンドルの0時のところを掴んでそこから左、反時計回りにきっていきますよね。このとき、右手は手のひらが下(つまりハンドルと接しているのは手の平)で手の甲が天井を向いているのが普通だとおもうのですが、たまに手が逆、つまり手のひらが天井を向いていてその手のひらでハンドルの「内側」を掴んでハンドルを切る人がいます。鉄棒の逆上がりのときと同じ状況ですね。
これって何かメリットがあるのでしょうか?
それとも個人の好み・クセなのでしょうか?
教えてください。

A 回答 (9件)

 元自動車メーカのテストドライバです。


 セッティングもロクに出ていない試作車はコーナでどういう挙動が出るか全く予測出来ないので、ハンドルの切り方(手の持ち替え方)は、『これがベストだ!』と思える方法を各自で工夫して身につけなければならない最初のスキルでした。

 というワケでハンドルの切り方はヒトそれぞれ微妙に違いはあるんですが、基本的、と言いますか誰の切り方でも共通は、引き切り→押し切り→舵角が足りなければ更に引き切り・・・とハンドルを回していくという点です。

>例えば左カーブするときには右手でハンドルの0時のところを掴んでそこから左、反時計回りにきっていきますよね。
 
 え゛・・・『右手でハンドルの0時のところを掴んで』???それではハンドル操舵(手の持ち替え)がかなり難しくなってしまうと思いますが・・・?
 例えば左カーブの場合、ハンドル切り始めに持ち変えるのは右手では無く左手です。

※切り始めは引き切りの方が圧倒的に速くスムーズに出来ます。
 左コーナを曲がる時、例えば左手で12時のところを握って引き切りでの操舵開始(右手はハンドルから離して、左手だけでハンドルを回します)と、右手を3時の位置から押し切りで操舵開始(当然左手はハンドルから手を離して・・・)を比べてみればすぐに判ります。
 引き切りでの操舵開始は、英国のジム・ラッセル・レーシングスクールなどの歴史あるレーサー養成学校(ジム・ラッセルはF1のチャンピオンドライバを多数輩出しています)などでも教えている方法なので、これは世界的に正しい方法と見てよいでしょう。

※コーナに入った後、舵角が一定になったところでの舵角の微調整(特に切り増し)は、押し切りの方が断然安定します。これもカーブ侵入後に、左手だけ、右手だけでグリグリ回ってみましょう。押し切りで回ると驚くほど安定して細かい修正操舵が可能となる事が判ります。
 つまり、切り始めは引き切り(左コーナの場合は左手)で、コーナに入ったら押し切り(同様に、左コーナの場合は右手)にスムーズに切り替える必要がある、という事です。(この『操舵する手の切り替え』にはコツと鍛錬が必要なんですが、具体的な方法は御質問とは関係ないのでハショります。)

・・・というワケで、コーナ侵入時に持ち替えるのは最初に引き切りする側の手(左コーナなら左手、右コーナなら右手)という事になります。

 で、御質問の『手の甲が天井を向いている』というヤツですが。
 これが上述した方法と根本的に違うのは、御質問の様に『左カーブするときには右手でハンドルの0時のところを掴んで』からハンドルを切り始める事です。(つまり最初に持ち替える手が逆、ってことです。)
 これは皆様御回答の『内掛けハンドル』ってヤツですが、これはには2つの問題点があります。

(1)持ち替えが難しい。
 手のヒラを返しているので、持ち替えが遅くなります。
(2)キックバックで手を痛める
 路上に穴があったり障害物が落ちていてそれを前輪が踏むと強いキックバックがハンドルに入ります。
 この時、フツーにハンドルを握っているなら、握力がキックバックに負けてハンドルが手の中で踊るだけで済み、障害物通過後はハンドルを握り直して修正操舵が出来ますが、『内掛け』している状態でハンドルが踊ると、スポークに手をぶつけて指や手首を骨折する可能性があります。故にレースやラリーでは、内掛けは絶対にやってはいけない事です。

>これって何かメリットがあるのでしょうか?

 皆様御指摘の様に『ハンドルにチカラがかけられる』という事がありますが、その根底には『正しいドライビングポジションを取っていない』という事が上げられます。
 ハンドルは、強力なパワーステアリングでも手首の操作だけでは回せません。『もっともチカラが込められる』軽くヒジを曲げた姿勢が出来ていないと安定して舵角をコントロール出来ませんが、内掛けでハンドルを回しているヒトの多くが、シートが後ろ過ぎ(クラッチ操作が必要ないAT車では、かなり多くのドライバで『シートが離れ過ぎ』の傾向があります)、シートバックが寝過ぎ(ハンドルの上の方が遠くなります)など問題のある姿勢でハンドルを操作しています。
 パワステが標準となっている現代のクルマに於いても自然に内掛けになってしまったヒトは、ドライビングポジションを見直してみてください。不正なドライビングポジションにより身についてしまった悪癖も、正しいドライビングポジションで運転していると自然に治ります。

 ちなみに、全くの余談ですが。
 9時15分の位置から持ち替えせずにハンドルを回す方法も、実は『アリ』です。
 これは元々ラリーでのみ行われていた操舵方法で、BMW社のドライビングレッスンで広く一般に広まった為、我々は『ジャーマン式』と呼んでいました。
 この方法、フルロックからフルロックまでハンドルを『最短時間で』回さなければならないラリーでは『他に代替が無い』と言える完璧な操舵方法ですが、しかし高速コーナを一定舵角で旋回する為にはホールド性の高いシートが必要で(どうしてそうなるか?は長くなるのでハショります)、フツーのクルマを一般路で走らせている状況ではリラックスして運転出来るハンドルの持ち方とは言えず、ワタシはあまりお勧めしません。
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他の方も書いていますが、「さかてハンドル」「うちがけハンドル」といわれるものですね。



昔の名残でして、今でもバス(路線バスや観光バス)の運転手に多いと思います。
ハンドルが水平に近く付いていて大径ですので逆手の方が回し易く感じます。

その他には、30年ほど昔の乗用車でも、パワステが付いてなかったので据え切のときに力を入れやすかったですね。

モータースポーツと、免許証的にはご法度とされています。
教習所では許されません。
すばやくハンドルを回すモータースポーツでは間に合いません。
一度YOUTUBEなどの動画でみてください、ラリードライバーの手の動きを。

運転の上手な人ほど基本的な10時10分の持ち方に近いと思います。もちろん逆手で回す人はいません。
乗用車で逆手で気取っているドライバーは、自分はへただとアピールしているように私には見えて仕方がありません。
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内(うち)ハンドルって言ってました。


私は試験場で免許をとりましたが、この行為は減点対象です。

皆さんが言う様に内ハンドルはキックバックなど緊急状態になった時
回避が難しいため、けがや事故の元です。
道路も整備され、凸凹も少なく、車の性能もよくなりましたので
経験することは少なくなっていると思いますが運転の基本です。

ついでにハンドルを体を傾けて切る人も見受けられますが
同様な理由から危険です。

ハンドル操作が忙しいラリーのドライバはいい例ですね。

大型は確か(試験場で)車庫入れではよかったと記憶しています。
(未確認でごめんなさい)
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確かに肘の位置が近くで回せるので楽ですが標準的なやり方ではありませんし教習所などでは減点の対象になります。

どちらかと言うとオヤジに多いかな。私もですが。
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基本姿勢はあくまでも10時10分から動かさないことです。


カーブのときも10時10分の状態からハンドルを切り始めます。
切り量が不足しているならば、手を持ち替えて切り増しを行います。

逆ハンドル状態だと、手の移動がスムーズに行えません。
(常に片手で逆ハンドル、なんて人もいますが・・・。)

教習所の運転方法が正しいですよ。
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いわゆる「逆手」の利点は


上から下に引き下げる動作としては自然で力を入れやすいというだけですね。
ハンドルの9時または3時の位置で考えると分かり易いですが、
ロープを引き降ろしたり、棒を昇ったりする時と同じ手の組み方になりますから。

…が、飛び出しなどの対処でハンドルを戻す(あるいは更に切り増す)動作を素早く行いたい場合には、手首を返してしまっているので可動範囲が狭くなりハンドル操作を誤る原因になります。

また
>例えば左カーブするときには右手でハンドルの0時のところを掴んで
う~ん、基本は3時と9時の位置を握ったまま切り始めて右手で押すように12時~11時辺りまではハンドル送り無し、それ以上は左手を右手の位置で握りなおしてその対角で右手を握りなおす。以下その繰り替えし。だと思っています。
ハンドルを「回そう」と操作するのではなく「押す」様に心がけて操作すると滑らかに操作できます。
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ハンドルを180度あるいはそれ以上程度切る必要があるような通路とかなら、曲がってる途中でハンドルの持ち替えすると、誰か飛び出してきたとかのとっさの状況に反応できないとか。


シフトレバー(あるいはサイドブレーキ)なんかを握ってる状態で、片手でハンドル操作するのなら、一瞬でもハンドルが戻る、車がコントロールを離れるのが怖いとか。

> それとも個人の好み・クセなのでしょうか?

そんな事以前にしっかり減速しとけば問題ない話ですから、そういう事だと思います。
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基本は9時と3時(もしくは10時と2時)に手を添えます。


浅いカーブならそのままです。(180°近辺までは切れるはず)
深い左カーブの時は、あらかじめ左を11時、右を5時に移動しておいておくとより一気にハンドルを切ることができます。(持ち替えずに270°くらいまで行けます)

>「内側」を掴んでハンドルを切る人がいます。鉄棒の逆上がりのときと同じ状況ですね。

これは内掛けハンドルといって、昔はパワーステアリングがついてない車も多かったので、力の入れやすいこの方法を取る意味が確かにあったのですが、今の車でやってメリットはまずないでしょう。

それよりも、素早く切り返しが出来ない、事故ったときに手首が大変な方向に折れるなど、デメリットが大きいのでしないほうが良いです。
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逆手ハンドルというヤツですね。


力は入りやすいんですが、切り返し時に動作が遅れやすいので、事故を誘発しやすくなります。
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