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TV番組で「肉体的苦痛を感じている人を見ると笑えてくる人は、殺人者の脳と同じ」と脳科学者の人が話してましたが…例えば、家庭不和や経済的に苦しんでいる人を見ると笑えてくる人は、また別なんでしょうか?

A 回答 (2件)

 ・基本的には「同じ」です。

程度の差の問題ですが。

  それは、「脳」というより、環境によって作られた「感情処理回路」です。

  そして、「他人の苦痛や苦悩を笑う」反応は

  程度の差はありますが、すべての人間の中にあるものです。

  また、育った国の文化や習慣によって、作られた精神構造とも

  言えるものです。ストレスの多い文化では、いじめて喜ぶ、恥とも思わない

  人間が多く育ちます。自分を守らなければ今後があぶないと思う強迫概念も。

  でも、それは、大差ない、誰にでもある、精神作用と言えるでしょう。

  普通はテレビやネット、映画などに感情移入して、リフレッシュしますね。

  圧迫が進むと、他人をどうかすることで喜びを感じるようになります。

  <以下はつけたしです。時間のあるときにどうぞ。>


 ・すべての人間のからだには、元々「成長因子」があります。

  成長とは、増殖と破壊をくりかえす、ということです。

  「骨の成長」は、増骨細胞と破骨細胞が担当します。

  一方で破壊、もう一方で増殖。これが「成長」です。

 ・同様に、精神作用にもこれがあります。

  親から引き継いだ遺伝子を使いながら、育ちの環境の中で

  「自分らしいパターン」を身につけていきます。

  これには数種類があって、大別すると、2歳までに完成する「基本パターン」と

  その後の環境の中で身につくパターンです。

  元々身についている「基本パターン」は、精神活動のその人らしい「反応回路」

  (感情処理ネットワーク)を構築しますから、「他人の苦痛を喜ぶ」ように作られることも

  あります。しかし、差はありますが、それはすべての人間の中に、普通にあるものです。

 ・平気でガム、吸殻、紙くずなどをどこにでも捨てられる。
  Hな映像にすぐ飛びつく。異性に激しい衝動をむき出しにする。
  高額な買い物、いじめて喜ぶ感情、実行してすっきりする思いを持つ。
  主人公達の不幸や苦悩に感動するテレビが、視聴率が上げる。
  小さなことですぐ感情に火がつき、瞬間湯沸器のように熱くなり、行動する。
  他人の気に入らない言動に即反応し、激しい感情をぶつける・・・など。

  差はありますが、簡単に考えると、「プラス思考とマイナス思考」が、人間の中に

  同時に存在するのが、普通、ということです。

  それに加えて、成長過程で「感情の処理回路」を基本的に「親」や「保護者」から

  コピーしますから、そこに「その人らしさ」のパターン(回路)が出来るのです。

  ほとんどの人は、中間に「安全装置」になるものを作り、感情の爆発を防ぐものですが、

  環境から得た「感情処理回路」により、その機能が単純だったり、年齢によって消滅したりします。

  幼児が寝転び、手足をばたばたさせて、ほしいものを要求する。

  年が進んで涙もろくなる、怒りっぽくなるのはそのせいですね。

  これは実例ですが、小さいときに離婚によって父と別れた女性が、

  その後寂しさの中で病死した父親に引かれ、さびしくだめな男性ばかりを恋人にし、

  借金地獄の中でその人を支えるのを喜びます。父に出来なかったことをしている気分。

  また、賛成と反対の渦中にあって、激しい政治ストレスの中で活動する市のトップが、

  女性の下着の中に手を入れて、スキャンダルとして公表される。公表すれば

  自分の恥がうわさとして多くの人に知れ渡るのですが、そこに快感を覚えて実行する。

  もちろん、大金や、リスク以上の何か・・・があるのですが。

  これは「精神がケリをつけたくなって、リフレッシュを望んだ」結果といえます。

  各国首脳の性的スキャンダル、エリート達のフェチ的性嗜好を頂点に、

  不倫願望、性的フェチ実行願望などは、誰の中にも普通に存在します。

  追い詰められれば、ストレスをリフレッシュするために、「感情処理の安全装置」を開放

  浮気、不倫、暴力、いじめ、買い物過食、拒食、犯罪、殺人に走るのは、だれに起こっても

  ふしぎはないのです。そして、遺伝子が傷つき、それは子供に、社会に受け継がれます。

  遺伝子が心臓の回転数を決定するように、それに応じて精神作用も動くからです。

  極論を言うと、『脳が、自分の生き残りのために、からだや精神を犠牲にする』手段をとる

  ということですね。「失神」とはまさに、脳のわがままです。

 ・最後に、「他人の苦痛を笑う」のは、その国やその人の生きてきた社会の影響によるものです。

  違う国、違う文化に生まれ育つと、全員集合、夜を徹して、苦痛を取り除く手助けをします。

  テレビのCMでも、「おいしさ」を伝えるとき、日本は「奪い合い、ひとりじめ」を映像化しますが

  自分は二の次、みんなに食べさせる映像を作ります。文化の違いですね。
 
 ・「困ったちゃん」マークがついていますが、これがもし、あなたのことなら、早めにストレスを

  開放することをすすめます。

  あなたの明日にステキなことがありますように。
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この回答へのお礼

詳しく回答して下さって、ありがとうございます。職場の人間関係で、自分を苦しませ、困らせた人間が苦境に立たされていると笑えてきます。上司部下男女関係なく。もちろん、本人の前では笑いませんが…うまくストレス発散できるといいのですが。

お礼日時:2012/07/19 21:37

同じだよ。

問題は質の違いだよ。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_ar …
これはいじめっ子の脳。こういう状態になった経緯は知らないが、こうなったらもはや終わりいじめだろうが殺人だろうが快楽に感じる。
それが「家庭不和や経済的に苦しんでいる人」という具合にネットワークが組まれているいなかの問題。あるいみ不幸な存在なのだがなぜそういう脳になったのか当人自体がいまいち把握できていない可能性が高い。なぜなら脳の自己制御機能自体が壊れているから自分で自分の残酷な行為を今一感覚的に理解でき難い脳になっていると考えられる。
つまりはそれがいじめだろうがパワハラだろうが家庭不和や経済的に苦しんでいる人だろうが快楽に繋がっていれば同じ道徳的ネットワークが壊れている馬鹿ということ。
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この回答へのお礼

参考になりました。

お礼日時:2012/07/19 21:38

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