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こんにちは。

印刷の知識がある方におうかがいしたいと思います。
通常の印刷物を作る際のデータは、350dpiだと思うのですが、
なぜ、モノクロ2階調の場合には、それ以上の600dpiから1200dpiの解像度が必要なのでしょうか。

通常、印刷機の線数は、175線だと思うのですが、350dpi以上の解像度がある場合には、
出力段階で、差が出るのでしょうか。

例えば、700線等の印刷機を使えば出力段階での仕上がりがキレイになるのはわかるのですが。。。


このあたりの違いについて、知識をお持ちの方、ご教示頂けましたら、幸いです。

A 回答 (3件)

パソコンのモニターで表現できるピクセルドットには24(8bit×3原色)ビットの階調があります。


しかし、プリンターや通常の印刷物はインク滴で表現されるため、インク滴あたりに2階調しか表現できません。
原色あたり200階調あればおおむね表現できますので、ピクセルあたり200個(15×15)のドット滴があればよいのです。
320dpi画像は印刷でジャギを出さないための解像度で、印刷ピクセル1×1に対して2×2のピクセルを使い160dpi画像160線以上として印刷します。
先ほどの15ドット滴を掛けると2階調2400dpiとなります。
モノクロ2階調画像は、昔の印刷機と同解像度のプリンターが1200dpi以下だった事によるもので、それ以下の解像度でジャギが見えない解像度で指定されていた名残です。
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http://grayscale.main.jp/blog/doujin/63/
の「画像の解像度と印刷の解像度、そして線数」の所を読んで下さい。

ここに、

印刷の解像度で「2800dpi」と書かれている例を考えます。

このとき、アミ点を16×16dotの面積で作成するとします。

1inchあたりに並ぶアミ点の数は2800/16で175になります。これが「線数」と呼ばれるもので、単位は「lpi(line per inch)」です。

と書いてあります。

これは「アミ点を16×16dotの面積で作成した場合、印刷機の線数が175線の場合、175×16=2800で、2800dpiの原稿が必要」って事を意味します。

>なぜ、モノクロ2階調の場合には、それ以上の600dpiから1200dpiの解像度が必要なのでしょうか。

600dpiの原稿から175線のアミ点を作ると、600÷175=3.4なので、3~4段階のグレースケールしか表現できません。

1200dpiの原稿から175線のアミ点を作ると、1200÷175=6.8なので、5~6段階のグレースケールしか表現できません。

2800dpiの原稿から175線のアミ点を作ると、2800÷175=16なので、16段階のグレースケールが表現できます。

モノクロの場合、元原稿の画像の1ピクセルが印刷機のアミ点の1つに対応している訳ではないので、こういう事になります。

カラーとモノクロで、元原稿に必要な解像度に差が出てくるのは

http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/pict.html

あたりを読むと解るかもしれません。

この回答への補足

ありがとうございます。
モアレを防ぐために、175線もずらして印刷することはわかりました。
しかし、モノクロ2階調の場合がどうしてもわかりません。。。
説明頂いたのは、グレースケールの場合なので、モノクロ2階調の場合がわかりません。。。

補足日時:2013/09/22 22:04
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その昔、イメージセッターと呼ばれる印刷機を使う場合は、その最低解像度が1200dpiだったので、それに合わせる為です。



600dpiや350dpiではカクカクとした印刷結果になります。
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