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「と比べると」~「に比べると」意味は何か違いますか?出来れば、例文で説明してください。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

1.対格「を」・・・取り立て。

第一対象
1)(比較すべき基準としての)Aを比べる
背丈を:「そこにある柱のそばへ各自の 背丈 ( せたけ ) を比べに行った。」(島崎藤村「嵐」)
2)A(対象)を(B(第二の比較対象)と)比べる
結果を理論と:「伸長変形に関する理論と実験の結果を比べたものが学位論文となっている。」(寺田寅彦「工学博士末広恭二君」)

2.共格「と」・・・比較のための第二、第三などの対象
(今年を)去年と:「植物の世界にも去年と比べて著しく相違が見えた。」(寺田寅彦「あひると猿」)

3.依拠格「に」・・・比較の基準となる条件・視点など
花の大きさに:「花をつけた蓮に比べて白鷺が大変小さいように描いてある。」(宮本百合子「蓮花図)
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例文を


A君の背の高さをB君と比べると高い、C君と比べると低い、D君と比べると同じ。D君をB君と比べると高い。・・・・・・・
でもあなた に比べると 低い。

と比べる=比べる対象が多数あり選択が自由にできる。並べて比較。並列比較、相対的比較
に比べると=比べる対象が何か一つに限定さっれる。 相手を決めて比較。限定比較、絶対的比較

英語を出すのも変ですが
compare A and B 比較が並列  「と比べると」 「と」が接続詞(and)になる
compare A to(with) B 比較の対象が限定的  「に比べると」 {に」が前置詞(to,with)になる。

感覚として使い分けるといいですね。
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と、は並列、バナナとリンゴを、比べると・・・・、書き換えOK。


に、目的格、バナナにリンゴを、比べると・・・・、日本語になりません。
バナナとリンゴを買う、OK
バナナにリンゴを買う、NO、バナナにリンゴを添えるOK。
比べる、の場合、「と」は、あくまで並列、3つでも4つでも追加できます、最も2者択一なら予断と偏見も通用しますが、3つ以上になると現実には困難です。
「に」は前もって差が歴然としているものを比較の対象に挙げるときに使用します。
彼の苦労に比べると私は(の苦労など)まだまだ苦労のうちに入らない、または、まだましだ、主に程度が主。
彼の苦労と比べると、私は(苦労の)中身、性質が違う、程度だけでなく相違点の比較も入る?。
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と:○○は△△と・・・。


に:○○は△△に・・・。

君は僕と似ている。
君は僕に似ている。

この場合、「君は僕と似ている。」の君は比較する基準である、「君は僕に似ている。」の君は比較する対象。この違いは、先の文を少し複雑にすればハッキリとしてきます。

君は僕と似たシャイな性格をしているようだ。
君は僕に似てシャイな性格をしているようだ。

  ↓

(性格を比較すると)君は僕と似たシャイな性格をしているようだ。
(二人を比較すると)君は僕に似てシャイな性格をしているようだ。

さて、そうは言うものの、「と」に比べて「に」を用いた方が、強い差異性、強い類似性を感じるのは気のせいでしょうか?
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日本語って難しいですね。



わたし的には、バナナとリンゴのどちらが美味しいかを比べるとして
(1)バナナと比べると、リンゴの方が美味しい

(2)バナナに比べると、リンゴの方が美味しい
は、後者の方が若干ネガティブな表現に感じます。

(1)は、バナナの味が比べる上での対象となっている感じですが、(2)は大げさに言うと「バナナなんかの味と比べたらリンゴの方がマシ」というように感じますね。

私的な意見ですので、ご参考までに…^ ^
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