16歳になる雑種の雄ネコ(去勢済み)と暮らしています。
今年の8月末に、何日もエサを食べてくれず、激しい嘔吐を繰り返し、背骨がゴツゴツと浮き上がる程に痩せてしまいました。
掛かりつけの病院へ行くと、5キロ以上あった体重が4キロあるかないかまで落ちてしまっていたのです。
すぐさま血液検査をして、脱水症状も酷かった為、そのまま入院して点滴治療となりました。
検査の結果は、ALTという細胞質内の肝酵素値が異常に高く(通常29~84のところ648もありました)、肝疾患から来る嘔吐だろうと言われました。
獣医さんは「腎臓などとは違い、肝臓は治る臓器なので治療を頑張ってみましょう」と励まして下さり、私の方も大切な愛猫を失いたくない一心で、毎日注射を打ちに病院へ通いました。
一週間ほどで648もあった数値が28まで下がり、それからしばらくは良かったのですが、毎日注射をしているにもかかわらず、定期的に嘔吐は繰り返していました。
体重も増えているとは思えない体型だったので、測ってみると、3.4キロと最初よりも痩せてしまっていたのです。
獣医さんに相談してみたところ「原因がわからない。あれだけALTの数値が高かったのだから、やっぱり肝臓から来ているのだろう」と言われ、私はそれを信じて毎日注射に通いました。
その間何度も血液検査を受けたり、途中で何度か入院もした為に、この時点で40万近くは使っていたと思います(注射は1回5千円ちょいです)
目的があってコツコツと貯めていたお金でしたが、治療は飼い主としての義務であり、私から彼への愛の証として、全部使い果たしても仕方がないという覚悟で通院していました。
そしていつもの発作(激しく吐いて横たわりワンワン声を上げる)が起きたある日、私は意を決して「もうこれ以上は持ちません。何とか原因を追究して治してあげて欲しいです。」と伝えました。
「これ以上もたない」というのは、私たち家族の精神状態や、何度も苦しい思いをしているネコ自身の
精神的ショック、そしてお金の事、全てです。
すると獣医さんは「膵炎(すいえん)の可能性がある」と…。
膵炎についての検査は通常の血液検査ではなくそれ専用のものがあるという事だったので、早速受けてみる事にしました。
結果はやはり、基準値が3.6であるのに対し、12.2と高くなっていたので、「膵炎である」という診断が下されました。
その時同時にエコー検査もして、お腹の中で何が起きているのかを診て貰ったのですが、「リンパが大きく腫れ上がっているように見える」と言われました。
それが何を意味するのか尋ねると「悪性のリンパ腫である可能性が高い」と。
でもそれを決定づけるには、開腹して組織を取り、病理検査に回さないとわからないようで、料金の方も5万円と高かった為すぐにはお返事ができませんでした。
私がどれだけ大金をはたいて通っているかは、その獣医さんが一番よくわかっているので、とりあえずは膵炎の治療だけにして様子を見てみるのもいいだろうと言って下さいました。
膵炎の影響でリンパが腫れているだけという可能性だってある聞き、私は希望を持って治療を続ける事に決めました。
それから数日、注射が膵炎治療のものに変わったおかげか、ネコはみるみる元気を取り戻し、体重も4.1キロまで回復したのです。
以前のような声を上げて苦しむ発作はなくなり、食欲も出て、今度はエサ代に頭を抱えるくらいまで元気になりました。
ここまで来るのに60万円かかりました。
今でも、朝方決まった時間になると茶色い水のような液体や泡のようなものを吐き出します。
その後は意外とケロッとしているのですが、吐いた後はやはり食が細いです。
今は経済的な理由から、通院は一日おきにしてもらっているのですが、そうしてから吐く頻度は確実に増し、また注射をした日は順調です。
その事から考えると、やはり毎日通院した方が良いのはわかっているのですが、正直そろそろ限界かも知れないと思い始めています。
もちろん大切なネコちゃんの命を諦めるなんてできないという気持ちもありますが、これ以上は生活が立ち行かなくなってしまうギリギリの線です。
膵炎にかかってしまったネコちゃんと生活をしている方や、獣医師さん、どうか経験談やご意見をお聞かせ下さい。
いつまでかがわかれば、少しは楽になると思うのですが、「膵炎というのはそんなに簡単に治るものではありません」と言われ続け、何だか疲れてしまっています。
そして、毎日小さなキャリーバックに押し込められ、ストレスで気が立っているネコの精神状態も心配です。
一体何を相談したいのかわからない内容になってしまいましたが、今は他のネコちゃんの場合や、他の病院での治療方針などを聞いてみたい気持ちでいっぱいです。
ペット保険に入っていなかった私の落ち度でもありますが、経済面も欠かせない情報ですので、総額いくら掛かったのかなども教えて頂けたらと思います。
長くなってしまいましたが、どうかよろしくお願いします。
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
数年前、人間に捨てられて餌をもらいに来ていた猫がいました。
車に轢かれ、助けを求められ保護しましたが、下半身麻痺になりオムツの介護が必要になりました。その後、エイズと白血病のWキャリアが発覚し、死ぬまでありとあらゆる手を尽くしました。数年で200万円近くは飛んでいったかと思います。その時はその猫が死ぬことが怖くて怖くて、それを感じた猫が死ぬことも出来ず、必死で生きたと思います。
その間、100本近くの注射や点滴や色んな治療に耐え、彼はとても辛かっただろうと思います。
私の死んで欲しくないというエゴが彼を必要以上に苦しめていました。
自然に死ぬことを見守る勇気が私にはありませんでした。
なので、私の二の舞にはなって欲しくありません。これ以上はご自分ができる範囲の治療で、そして死んでいく猫ちゃんを見守る強さを持って欲しいと思います。
私が猫ならこれ以上、飼い主に負担をかけたくないと思います。そして、自分が死んだ後も必要以上に悲しむ事も自分を責めることもして欲しくありません。幸せに楽しく過ごして欲しいからです。
そう、私も反省し、今新しく飼っている猫を今度は無理なく見送りたいと覚悟しております。
ご回答ありがとうございます☆
お礼が遅れて申し訳ありませんでした…(>_<)
今、頂いた回答を読ませていただき、何度も読み返して、いろいろな事を考えました。
ネコが苦しそうに戻したり、ごはんが食べられずに小さくうずくまっている姿を見ていると、「何とかしてあげたい。楽にしてあげられるのならばやっぱり注射をしに行こう。」と、その繰り返しでここまで来ました。
それがいつからか、ネコの辛さを和らげる為のものなのか、まだ死んで欲しくないと願う私の一方的な欲求を満たす為の処置だったのかわからなくなっていました。
長いこと病院通いをしていると、毛布にくるまれて今にも旅立ってしまいそうなネコちゃんを抱え、泣きながら駆け込んでくる飼い主さんや、入院中に亡くなってご遺体を引き取りに来た飼い主さんの姿を目にする事がよくあります。
そんな時、「うちの子がこうなった時」を想像してしまうのですが、うまくイメージできずにいました。
それがohmg様の言う「死ぬのを見守る覚悟」なのですね。
私にはそれが全くできていないという事に気づかされました。。。
ここで治療をやめたら必ず「私に経済力があればもっとしてあげられる事がたくさんあっただろう」と悔やむと思います。
けれど、そんな事はきっとネコも望んでいないですよね。
幸せな思い出の方がたくさんあった事を忘れていたように思います。
大事にされている先代ネコちゃんとのお話を聞かせて頂き、とても為になりました☆
心から感謝申し上げます。
No.7
- 回答日時:
お金があれば病院代を出し続けられる、問題がハッキリしてるからこそ厳しい問題ですね…
16歳。難しいです。
寿命でもおかしくないし、また逆に家猫なら適切な治療を受ければ今後さらに軽快し、あと5年以上生きることも十分あり得ます。
あざといかもしれませんが、猫ブログでも始めてweb募金でも募ってみてはいかがでしょうか?
(各種電子マネーの残金のID等をいただく、などです。直接治療費に使えなくても利用方法はいくらでもあります)
同じ症状で心を痛めている飼い主さんの参考になることをあなたが発信できるかもしれませんし…
人間でも、難病で外国で手術しないと助かる道がない方が、募金で渡米・渡英されるニュース等ごらんになったことありますよね?
それを小規模でやるのです。
自分の収入や時間に限界があるなら、他人にすがってみるのは悪ではありません。
一意見として参考になれば幸いです。
ご回答ありがとうございます☆
我が家のネコは完全室内飼いで16歳になりました。
そのおかげで、今まで大きな病気やケガは一度もなく、いつも元気なのが当たり前…
気性が荒くあまり懐きませんが、手の掛からないとても良い子でした。
でもそれがペット保険の重要性を軽視する結果となり、今その報いを受けているような状態です(^^;)
WEB募金というのは、何となく知識としてありましたが、今回のケースに結び付ける事は思いつきませんでした!
悩んでいても仕方ないし、わずかでも希望が隠されているのであれば、ひとつひとつ始めていこうと思います。
エサを与えたり、寝る場所を提供してあげるという当たり前な事の他に、してあげなければいけない事がたくさんあるのだという事
ペットを飼うという事が、楽しく幸せな事ばかりではないという事
でも、最後に残るのは愛や幸福、感謝の気持ちしかない事
すべてを伝えるブログを作りたいです☆
早速始めてみようと思います!!
直接的な解決方法のご提案、ありがとうございました(*^^*)
希望が見えてきたように思えます☆
No.6
- 回答日時:
野良猫は5匹の子どもを産みますが、それは1年後に生きている猫が5分の1だからだそうです。
親猫も普通なら3年も生きたら長寿の部類に入るそうです。それに比べれば、ネズミを捕まえる喜びを知らない人生を16年も生きた猫と、毎日自由に生きてきた野良猫の人生とどちらが幸せなのだろうと思います。野良猫を一匹拾ってかわいがって下さい。ご回答ありがとうございます☆
実は我が家のネコは、子猫の時に当時の飼い主さんから虐待されていたのを知り、私が誘拐同然で引き取ってきたネコなのです。
(もちろんその後飼い主さんと話し合い、正式に譲り受けました)
だからこそ、私が引き取った責任を重く受け止めています。
今の私にノラちゃんの面倒を見る余裕はありませんが、人間の勝手な理由で我が家に連れて来たこの子だけは、幸せにしてあげたいと強く思っています。
ネコにとっての幸せが何かは私も疑問ですが(^^;)
温かい部屋でおなかを出して眠る安心しきった顔が嘘ではないと、勝手に信じています…☆
No.5
- 回答日時:
あなたは偉い。
もうこれで終わりにしましょう。
猫はあなたの痛い心遣いを体験しました。
こういうことは滅多に人はしません。この心遣いが大切なのです。
世の中の馬鹿に言いますが、医者に治せる内臓疾患は猫が治します。
心遣いが大切なのです。
お金を次の育ちすぎて売れ残った猫か野良猫に使いなさい。
彼らあなたのような人が見なければ哀れに死にます。
No.4
- 回答日時:
19才を過ぎた雌猫と暮らしています。
今通院中ですが、体重は2.3キロ。そろそろ限界か・・・・・・
通院している獣医さんの方針:検査をして何処か悪いところがあってもこの年齢で何らかの積極的処置をするのは、ネコチャンが苦しむだけです。それぞれの臓器がすでにかなりトシをとっているので個々の対応は難しい。今できる対症療法で全うさせてあげては?
ということで私も納得しています。
カラダには3か所くらいイボのような腫瘤があります。もちろん高齢ですから腎臓はそれなりに機能低下しています。(検査しなくても尿をみればわかる)
ここにきて、まったく食べなくなってしまい消化器を元気にする注射を数回、食べた後時々吐くので消化剤の投与を受けています。
2か月になりますが、暖かい部屋で体を冷やさないようにしていますが、ケージに閉じ込めたりはしていません。
ニャンコのご機嫌は上々です。部屋を歩き回り、トイレにもちゃんと行っています。
最後までおだやかに過ごさせてあげたいと願う毎日です。
※ 注射は1回 2,000円、やたらサプリとか薦めないのが気に入って通っている獣医さんです。
以上、質問者さまの回答にはなっていませんが、参考なればと思います。
ご回答ありがとうございます☆
具体的な内容で、とても参考になりました。
愛しいニャンコが少しずつ痩せていくさまは、飼い主としてはやりきれないものがありますよね。
若くてまるまるとしていた時の事を、しきりに思い出します。
けれど同時に、痩せたり食が細くなるまで年を取ってくれた事に感謝する日々です。
私も、膵炎までは治療をと思っていますが、リンパの腫れが腫瘍だった場合、抗がん剤の投与は考えておりません。
辛い症状を和らげる処置だけにして、あとは自然に任せようと思っています。
2415415様のニャンコのように、ゆったりとストレスなく最期の時を過ごさせてあげたいと改めて思いました。
何だか一人で頑張っているような気になり、孤独と不安でいっぱいな毎日でしたが、とても励まされました☆
貴重な経験を聞かせて下さり、本当にありがとうございます☆
No.3
- 回答日時:
セカンドオピニオンに、検査結果と薬一式持って(まずは人間だけで)相談に行ったらどうですか。
医者により色々見解が分かれます。
だから、複数の病院へ聞いてみるべし。
http://www.moae.jp/comic/pentanokoto/625/1
http://www.moae.jp/comic/pentanokoto/626/1
http://www.moae.jp/comic/pentanokoto/627/1
http://www.moae.jp/comic/pentanokoto/628/1
http://www.moae.jp/comic/pentanokoto/629/1
ご回答ありがとうございます☆
とても参考になるリンクを貼っていただき、目からウロコ状態でした!
というのも、我が家のネコは生まれてからずっと歯にトラブルを抱えておりまして、すでに何本か抜歯しているのです。
もともと歯が弱い子なんだと獣医さんからも言われています。
もしかしたら、残っている他の歯に何かしらの異常があるのかも知れないし、やっぱり一つの病院で全ての判断を下すのは気が早いかも知れません。
治療を終わらせる事ができたら、ネコ自身も、ストレスから解放された穏やかな老後を過ごす事ができるはずですし、その道に詳しいお医者さんを探して一度診てもらおうと思います。
とても貴重な情報でもありましたが、何より暗く疲れ果てた私には、このほのぼのとした絵や展開が大きな癒しになりました☆
心から感謝申し上げます(*^^*)
No.1
- 回答日時:
無理やり生き殺しにしてる状態ですね。
痛いのがずっと続くというやつ
良かれと思ってやってても16歳という年齢、100歳のバーサンに100mを10秒で走れと後ろから包丁で脅しながら走らせてるのと同じです
そろそろ、楽にしてあげてください
もう痛く苦しいのは、嫌なはずですよ
ご回答ありがとうございます☆
言葉もわからず、何をされているのか理解できない動物にとって、治療を施すというのはとても残酷な事なのかも知れませんね…。
放っておくと発作で苦しみ、通院するとそれがストレスになるようで、「この子が喋れたら何を望むだろう…」と何度も思いました。
「治す方法」ではなく、この子にとって「1番楽な方法」を、獣医さんと相談しながら見つけようと思います。
とても参考になるお話でした。感謝申し上げます☆
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